



古書店と同じにおいの高校の部室、好きなキャラの二次創作小説に没頭しているときだけ、私は自由だった。けれど先輩からある耳慣れない指摘を受けて、自分の作品の弱さを知る。小説をうまくなりたい、そのためには…(「メアリー・スーを殺して」)。ほか、遺作の装幀を託された“あなた”、出版社の校閲部で働く女性などを描く、人気作家たちが紡ぐ様々な「本をめぐる物語」

「メアリー・スーを殺して」 中田 永一/著
「旅立ちの日に」 宮下 奈都/著 3
「砂に埋もれたル・コルビュジエ」 原田 マハ/著
「ページの角の折れた本」 小手鞠 るい/著
「初めて本をつくるあなたがすべきこと」 朱野 帰子/著
「時田風音の受難」 沢木 まひろ/著
「ラバーズブック」 小路 幸也/著
「校閲ガール」 宮木 あや子/著
いちばんによかったのは 小路幸也さん
小説家ならではの推理でテーブルにおいてある本が店主の父親のものだと・・・広大なアメリカをドライブ中に知り合えた人たちとのお話。本もこのように使われたら・・・
宮下奈都さんは数ページ!父親の願いが・・・
原田マハさんのお話は感動。お父さんは公園のお砂場にいました。
朱野帰子さんの夫婦喧嘩も・・・
電車の中でさくさく読めた。
