内容(「BOOK」データベースより)
ぼくは屋根裏部屋に住み、鉛筆工場で働いている。大きなことが書かれた小さな本を読み、遠い街に出かけて、友人とコーヒーを飲む。鉛筆を削って、雲を描き、姉に手紙を書いて、人生を考える。
第1章 遠い街から帰ってきた夜
第2章 バリカンとジュットク
第3章 名前のない画廊
読書備忘録
郵便料金!気にしていたなかったけれど、そういわれればそうかもしれない!
近いんだか遠いんだか、遠いと言っているのだからきっとすごく遠いのだろうなーなところにいるお姉さん!
そのお姉さんにジューサーミキサーを送ったんだけれど、それがね・・・
そんな送られてきた贈り物のジューサーミキサーの事を話すお姉さん!
素敵だわ・・・
読み終わって、鉛筆じゃなくちゃダメなのよね。と思った。
何だかどうでもいいような、いやいや重要なことなのだを、”ぼく”が淡々と語っている。
例えばどこかの待合室で、いつまで待てば自分の番がくるのだろう?ってときに思っているような事に似ているような、似ていないような・・・
あとがきもとってもよかった。
★★★★★