作品紹介・あらすじ
日記はレミさん、挿絵は和田さん。
1989年夏、フランス発スペイン経由、ゴールはイタリア。
楽しき家族の夏の思い出。
初めての文庫化。
「夫はいつも通り知らない料理に挑戦している。メニューの適当なところを指すのだ。(中略)あんまりおいそうじゃなかったけど。子どもたちはマカロニ・イタリアンスタイル。私も一口食べてみたらおいしかった。食べ慣れた味。これがいちばん正解〉(8月4日グラナダ)
読書備忘録
子供たちが中2と小4の時の夏休みの家族旅行・・・運転手を引き受けてくれたのはニースに住んでいる関原さん!この関原さんがとてもいい人で以前の旅の時も運転をしてくれたそうで、こういう方が知り合いにいたらいいなぁー・・・
だいたいレミさんが書かれているのをレミさんの声で読んでいた。
嗅覚が発達していて犬みたい!とレミさんが関原さんに言った所、犬と言われて喜ぶ人はいませんよ。と・・・なんかレミさん。
子供たちは宿題をしながらの旅・・・小学生の弟は旅の途中なのに「長いたびは終わった」と・・・
楽しい旅日記!子供だからお熱も出すし長旅は大変だろうなーと思ったけれど、なんとかね。
和田さんのイラストもとても楽しい
バルセロナの町角には 考える牛 が・・・
★★★★★
我が家も子供たちが中1、中2 の時にフィジーに行った。
マナ島ではコテージに出るヤモリにギョッとしていたけれど、海も空もきれいで、のびのび遊んでいたし、夕食のバイキングも白人に混ざってにぎやかにしていた。
今でもたまに話題に上がる。楽しかったみたいでよかった。
長男は何年か前に、夫が私にツアーじゃなきゃ行かないよ!と断られたのを聞いて、ならばと通訳かねて夫と二人でニューヨークを旅してきた。私、ロンドンで自由人に懲りていましたから・・・息子もひでーな親父!と帰って来て言っていたのに、また二人でシカゴに行く約束をしていた。なのにコロナで行けず、息子も仕事が忙しくなりもうそんなに長い休みは取れなくなったようで、残念でしたー・・・
次男は仲間とあちこち行っているようで、帰って来るまでハラハラドキドキしているのは私だけ・・・
そして私たちは40周年ルビー婚!あの大きすぎる船の旅はどうだろう?って、話も出たけれど、日本国内とはいえ海の上!何日もうまく過ごせますかね?そんなことを息子に言ったら、無理だろー!・・・ふんっ!とぷりぷり帰って来れないだろー!港に着くまで!と・・・今年も結婚記念日は、あら!と通り過ぎちゃうのよね。