作品紹介・あらすじ
あれから何年経ったのだろう。あれって、いつから? どのできごとから?日本を襲った二つの大地震。未知の病原体の出現。誰にも流れたはずの、あの月日――。別々の場所で暮らす男女三人の日常を描き、蓄積した時間を見つめる、著者の最新長編小説。
読書備忘録
桂由美さんが震災を経験した人は強くなる。と、インタビューでおっしゃっていました。
コロナだってあれだけ注意していたのに、なんで?・・・もっともコロナはまだ安心はできません。息子の会社の方も夫の仕事先の方も・・・電車でマスクしている人に、まだマスクしてる!と言っていた人を見て、人のこと気にすんな!迷惑かけてるかっ!なんてマスクしている人の中のひとりである花粉症の私は思いました。
コロナでの制限が解除されたら、どこかに行いかなきゃ損!まぁその気持ちはわかる。
三個買ったら割引とか、なんぼ以上は送料無料とか、つい買ってしまうタイプやねん、わたし。一つだけやったら送料払ったらなんか損した気持ちになって、ほんまは買わされているだけやのに・・・そうそう、私がそう。ほんとポンコツ!
p243の気持ちの問題にも、わかるー・・・うちもそうだから!だから最近、行く?と聞いてあーいいね!と言ったら行きたいの?食べたいのと聞く。たいして行きたくないのに、食べたくないのに、言われたから同意したみたいなこと言い出した時に備えて。自分の意思はどうなのかな?と・・・うちは逆に質問されることが多いから、質問に質問で返されてもこたえられませんっ!てこと・・・
生まれたところが誰にもいちばんいいわけじゃない。旅先で運命的に自分にとって生きやすい場所に出会うことだってある。ありますあります。
三人ともいろいろあります。ありました。
★★★★☆