熊野速玉神社を参拝の後は、
滝自体が御神体という神聖な那智の滝へ。
滝を祀る、飛龍(ひろう)神社は、
熊野那智大社の別宮です。
ここから、石段を下って行くと滝つぼまで行けます。
が、しかし
2年前の台風の爪後がここにも。
滝つぼが 埋まってしまっているんです。
現在クレーンが入り復旧中となっています。
滝とクレーンのコラボは、なかなか見ることもできないので
ここは、前向きにラッキーということで。
一段の滝としては落差日本1位を誇っていて、
華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑の一つとして数えられています。
御神体である滝にお参りして
帰りの石段は、133段の上りです。
ここから、バスに乗って本日最後の参拝地である
熊野那智大社へ。
最後は、467段上った先にあります。
往復で、934段!
ここは、タフマンを飲んで頑張ります!
意外にもあっという間に、上ってこれました。
こんなに、山の上まで…
朱塗りの美しい社殿。
新緑の緑に朱が映えます。
ここにも、八咫烏が。
那智の滝を祀る古代信仰から始まったとされる那智大社は、
神武天皇が那智の山が光り輝くのを見て、
滝を探り当てたといわれています。
境内の中には、樹齢800年を超える
平重盛お手植えの 大楠の木があり
ここで護摩木に願い事を書いて、胎内くぐりをします。
一瞬、去年の善光寺のお戒壇巡りが頭に過りましたが
ここは、暗闇ではなかったので、ホッとしました。
4人の願い事を書いた護摩木を並べて、
参拝しました。
那智山青岸渡寺(せいがんとじ)。
隣接する那智大社と、神仏習合の修験道場となっていました。
三重塔と那智の滝。
旅行パンフレットでも、必ず載っていますね。
ここからなら、目障りなクレーンも見えないし
滝の上の注連縄は、はっきりと見ることが出来ます。
上り下りと934段、不整脈も、もろともせず、
足の痛みもなくお参りできたことは、タフマンのおかげ!?
いえいえ、神の御守護のおかげですね。
頑張った御褒美は、これ!
紀州名物の備長炭入りのソフトクリーム。
旅に出たら、一度は食べたいご当地ソフトです。
糖分も補給して、今宵のお宿の串本温泉へ向います