最近マイブームと言うか、トレーニングと言う意味での全身ウォーキングであるノルディックウォーキングに嵌まっています。
いろいろ説明不足な感で自分の中でノルディックウォーキングを開始していますが、どう言うスポーツなのか?を一度記載しておく必要があるかと思いました。
国内では、ノルディックウォーキングには2種類ありまして、従来のノルディックウォークを「アグレッシブタイプ」、前方にポールを着くポールウォークを「ディフェンシブタイプ」と定義されて運用されています。
以下はウィキペディアからの引用になります。
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ノルディックウォーキングの利点
・年齢性別を問わず気軽に楽しめ、エクササイズの効率が非常に良い事。
・一般的な歩行運動と異なり、上半身の筋肉が積極的に使われ、首・肩・腰等の血行促進効果により鍛えられる。
・全身の約90%の筋肉を使用する有酸素運動を、疲れをあまり感じることなく出来、より長い時間行える。
・1分間に110歩程度の速度で歩けば、普通のウォーキングに比べエネルギー消費量が平均20%ほど高くなる。心拍数が1分間に120~150bpm位の強度の運動が可能。
・ウォーキングでは1時間に約280カロリー程度しか消費しないが、1分間に120歩程度のペースで上半身の力を有効に使って歩幅を大きく取って歩けば、約400カロリー程度まで引き上げることが可能。
・そのためレキなどのポールメーカーの説明書には、エネルギー消費量が40%から50%アップするという数値が掲載され、メタボリックシンドローム対策の運動としてかなり有効。
・足首・膝・腰などへの負担が最大40%軽減されたという研究結果が報告されており、足腰に故障を抱える人や心臓病など循環器系の病気のリハビリの運動にも適している。
・ポールを持つ事により、歩行姿勢が正され呼吸も整う為、歩行禅の様に用いる事も可能である。自然環境や街中など、日常生活の中で何処でも出来る利便性がある。
・バランス感覚が落ちている高齢者が用いれば、バランスの維持をサポートして、転びにくく出来る。
注意事項
・体幹の筋肉群を強化できるので、腰痛の軽減などに効果があるとされているが、間違った歩き方や、ポールの長さの設定が適切でないことが原因で、過剰な負荷が加わる無理な運動をすると、かえって腰痛を悪化させることもあるので、注意を要する。
道具に関して
・ポールの長さは身長×0.68(最初のうちは短めに身長×0.66位)が目安。
・ポールの先を地面に垂直に立て使用者の肘が約90度になる長さを選択する。この長さと大幅に異なる場合は膝や背中の負担が増し、せっかくのエクササイズの効果が下がる。ノルディックスキートレーニングの場合は実際のスキーのポールのように少し長いものを使用する事もある。逆に、歩行者の年齢や姿勢などによって、少し短いものを使用することもある。
・ノルディックウォーキング専用のポールには、指の部分がないストラップが付属しており、それほど強く握らずにポールをコントロール出来る仕組みになっている。ポールを後方に押しやるときに突き放すように握力を抜いても、ポールが手から離れない為、殆どポールを握る力を使わずに前方に引き戻すことが可能。
・十分脱力したリラックス状態を作ることで、肩の緊張が取れてスムーズな運動が可能となる利点がある。
・専用ポールには、ストラップをワンタッチで着脱できるなど、利便性を考えた工夫がされたものや、転倒時にストラップが手から離れないことでおこる怪我を防止する為への工夫がされたものがある。大半の製品はSGマークを取得しており安全性の追求がなされている。
・ポールの先端はメタルチップが付いているが、通常は滑り止めのゴムチップを被せて使うようになっている。これは安全性や腕への衝撃の緩和、木道や床などに傷を付けないための配慮である。
・トレッキング用ポールと同じような、衝撃吸収スプリングがシャフトに内蔵されたタイプもあるが、軽量でしなりの良い素材を用いたものが登場したことで、フィットネス目的程度の使用では必要がなくなって来ている。どうしても衝撃による疲労の蓄積が気になる場合には、ジェルが内蔵された自転車競技用のグローブとストラップを組み合わせることで、衝撃を吸収することも可能である。
歩行方法
・動作の基本は通常のウォーキングであるが、歩行中の前脚の踵付近か、さらに後ろの地面にポールを突き、そのまま後方に押し出して推進力とする。このため、通常のウォーキングよりも歩幅がやや大きくなり、歩行速度が上昇する。
・後方にポールを押しやる時に、掌を開き力を抜いて、そのまま楽な状態で前方に腕を戻すなど、幾つかのノウハウが存在する。
・体幹よりも前にポールを突く動作は「ポールウォーキング」として区別され、使用するポールの形状も異なります。
・歩行方法の教育には「テンステップ・プログラム」といわれる、国際ノルディックウォーキング協会(INWA)が定める標準指導法により行われることが多い。気軽に始められる単純なスポーツである一方、効果的な歩行方法として動作を完全に習得するのは意外に困難なため、専門の教育を受けた指導者による講習会も日本各地で行われている。
・指導者資格としては、INWAが認定する上位のインストラクター資格、日本ノルディックフィットネス協会(JNFA)が認定する下位・中位のインストラクター資格、全日本ノルディック・ウォーク連盟(JNWL)が認定する公認指導員資格などがある。
日本における普及
古くから2本のストック状のものを使用した歩行方法は「ノルディックウォーキング」や「Exerstriding」、「ポールウォーキング」等の様々な名称で知られていたが、日本国内においては1980年代半ばより、これらを「ストックウォーキング」と総称し、一部の研究者より効果的な健康増進方法として提案されていた。椎間板ヘルニアで下肢に軽度の麻痺がある人が、1994年頃から国内でも見られはじめたトレッキング用のストックとインラインスケートを組合わせたスキーのオフシーズンのトレーニングに着眼して、これを市街地の移動やフィットネス運動の手段へと転用することを思いつき、その後タウンモビリティと呼ばれる福祉活動のなかで、両手に杖を持って靴で歩くメリットなどを紹介する動きが見られた。
しかし一般に知られるようになったのは、1999年に北海道大滝村でスキージャンプのフィンランド人コーチが「ノルディックウォーキング」として伝えたのがきっかけと言われているが、詳細は不明である。
その後、日本国内では北日本を中心に細々と行われていたが、2004年ごろから「大滝村ノルディックウォーキング協会」のサイトなどを中心に、活発な情報交換が行なわれるようになり、「北欧発の健康法」としてノルディックウォーキングが、介護予防や生活習慣病予防対策のコンテンツとしてにわかに注目されるようになった。
2003年7月に「NPO法人日本ノルディックウォーキング協会」がノルディックウォーキングの普及、振興目的の為に設立された。
又、医療・健康福祉・運動分野の関係者の努力とフィンランド政府のバックアップにより、仙台フィンランド健康福祉センター内に「日本ノルディックフィットネス協会」が2007年にINWAの認定する第18ヶ国目の団体として設立され、これを機に日本国内における現在のノルディックウォーキングの歩行法の定義が確立したと言われている。
社団法人日本ウオーキング協会の部会として発足した一般社団法人全日本ノルディックウォーク連盟では、従来のノルディックウォーキングに学術的な研究を重ね、日本独自のポール開発を行い、従来のノルディックウォークを「アグレッシブタイプ」、前方にポールを着くポールウォークを「ディフェンシブタイプ」と定義しポールメーカーを主体としない全国団体として日本独自のウォーキング健康法としての普及を図っている。
北海道(積極的な放送局があるため)や東北、甲信越などの北日本を中心に広まっているが、九州・沖縄地方でも普及が見られる。現在の日本でのノルディックウォーキング人口は、約4万人とされる(2008年:JNFA資料による)。
ノルディックウォーキングへの取り組み形態として、1個人単位で好みのルートで自由にフィットネスウォーキングとして取り組まれる例もあれば、スポーツ用品販売事業者等の企業がマーケティング上のコンテンツとしてサークルや教室を主催するケースや、愛好家グループがサークルや任意団体を組織しているケース、NPO(特定非営利活動法人)として具体的に地域社会への貢献をテーマとして取り組まれているケース、そして行政サービスのコンテンツの一部として取り組まれているケースなどが見られる。
また、取り組み意識の傾向としては、シェイプアップやボディビルドアップ等フィットネス意識の高いグループや団体と、コミュニティ内のコミュニケーション促進のレクリエーションコンテンツとして、ノルディックウォーキングを意識したグループや団体、リハビリや介護予防対策の運動として意識し緩やかな取り組みを行うグループや団体などが存在するが、いずれを主目的とした場合でも、副次的な動機が複合的に存在し、明確に線引きが可能な状況にはなっていない。
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いろいろ説明不足な感で自分の中でノルディックウォーキングを開始していますが、どう言うスポーツなのか?を一度記載しておく必要があるかと思いました。
国内では、ノルディックウォーキングには2種類ありまして、従来のノルディックウォークを「アグレッシブタイプ」、前方にポールを着くポールウォークを「ディフェンシブタイプ」と定義されて運用されています。
以下はウィキペディアからの引用になります。
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ノルディックウォーキングの利点
・年齢性別を問わず気軽に楽しめ、エクササイズの効率が非常に良い事。
・一般的な歩行運動と異なり、上半身の筋肉が積極的に使われ、首・肩・腰等の血行促進効果により鍛えられる。
・全身の約90%の筋肉を使用する有酸素運動を、疲れをあまり感じることなく出来、より長い時間行える。
・1分間に110歩程度の速度で歩けば、普通のウォーキングに比べエネルギー消費量が平均20%ほど高くなる。心拍数が1分間に120~150bpm位の強度の運動が可能。
・ウォーキングでは1時間に約280カロリー程度しか消費しないが、1分間に120歩程度のペースで上半身の力を有効に使って歩幅を大きく取って歩けば、約400カロリー程度まで引き上げることが可能。
・そのためレキなどのポールメーカーの説明書には、エネルギー消費量が40%から50%アップするという数値が掲載され、メタボリックシンドローム対策の運動としてかなり有効。
・足首・膝・腰などへの負担が最大40%軽減されたという研究結果が報告されており、足腰に故障を抱える人や心臓病など循環器系の病気のリハビリの運動にも適している。
・ポールを持つ事により、歩行姿勢が正され呼吸も整う為、歩行禅の様に用いる事も可能である。自然環境や街中など、日常生活の中で何処でも出来る利便性がある。
・バランス感覚が落ちている高齢者が用いれば、バランスの維持をサポートして、転びにくく出来る。
注意事項
・体幹の筋肉群を強化できるので、腰痛の軽減などに効果があるとされているが、間違った歩き方や、ポールの長さの設定が適切でないことが原因で、過剰な負荷が加わる無理な運動をすると、かえって腰痛を悪化させることもあるので、注意を要する。
道具に関して
・ポールの長さは身長×0.68(最初のうちは短めに身長×0.66位)が目安。
・ポールの先を地面に垂直に立て使用者の肘が約90度になる長さを選択する。この長さと大幅に異なる場合は膝や背中の負担が増し、せっかくのエクササイズの効果が下がる。ノルディックスキートレーニングの場合は実際のスキーのポールのように少し長いものを使用する事もある。逆に、歩行者の年齢や姿勢などによって、少し短いものを使用することもある。
・ノルディックウォーキング専用のポールには、指の部分がないストラップが付属しており、それほど強く握らずにポールをコントロール出来る仕組みになっている。ポールを後方に押しやるときに突き放すように握力を抜いても、ポールが手から離れない為、殆どポールを握る力を使わずに前方に引き戻すことが可能。
・十分脱力したリラックス状態を作ることで、肩の緊張が取れてスムーズな運動が可能となる利点がある。
・専用ポールには、ストラップをワンタッチで着脱できるなど、利便性を考えた工夫がされたものや、転倒時にストラップが手から離れないことでおこる怪我を防止する為への工夫がされたものがある。大半の製品はSGマークを取得しており安全性の追求がなされている。
・ポールの先端はメタルチップが付いているが、通常は滑り止めのゴムチップを被せて使うようになっている。これは安全性や腕への衝撃の緩和、木道や床などに傷を付けないための配慮である。
・トレッキング用ポールと同じような、衝撃吸収スプリングがシャフトに内蔵されたタイプもあるが、軽量でしなりの良い素材を用いたものが登場したことで、フィットネス目的程度の使用では必要がなくなって来ている。どうしても衝撃による疲労の蓄積が気になる場合には、ジェルが内蔵された自転車競技用のグローブとストラップを組み合わせることで、衝撃を吸収することも可能である。
歩行方法
・動作の基本は通常のウォーキングであるが、歩行中の前脚の踵付近か、さらに後ろの地面にポールを突き、そのまま後方に押し出して推進力とする。このため、通常のウォーキングよりも歩幅がやや大きくなり、歩行速度が上昇する。
・後方にポールを押しやる時に、掌を開き力を抜いて、そのまま楽な状態で前方に腕を戻すなど、幾つかのノウハウが存在する。
・体幹よりも前にポールを突く動作は「ポールウォーキング」として区別され、使用するポールの形状も異なります。
・歩行方法の教育には「テンステップ・プログラム」といわれる、国際ノルディックウォーキング協会(INWA)が定める標準指導法により行われることが多い。気軽に始められる単純なスポーツである一方、効果的な歩行方法として動作を完全に習得するのは意外に困難なため、専門の教育を受けた指導者による講習会も日本各地で行われている。
・指導者資格としては、INWAが認定する上位のインストラクター資格、日本ノルディックフィットネス協会(JNFA)が認定する下位・中位のインストラクター資格、全日本ノルディック・ウォーク連盟(JNWL)が認定する公認指導員資格などがある。
日本における普及
古くから2本のストック状のものを使用した歩行方法は「ノルディックウォーキング」や「Exerstriding」、「ポールウォーキング」等の様々な名称で知られていたが、日本国内においては1980年代半ばより、これらを「ストックウォーキング」と総称し、一部の研究者より効果的な健康増進方法として提案されていた。椎間板ヘルニアで下肢に軽度の麻痺がある人が、1994年頃から国内でも見られはじめたトレッキング用のストックとインラインスケートを組合わせたスキーのオフシーズンのトレーニングに着眼して、これを市街地の移動やフィットネス運動の手段へと転用することを思いつき、その後タウンモビリティと呼ばれる福祉活動のなかで、両手に杖を持って靴で歩くメリットなどを紹介する動きが見られた。
しかし一般に知られるようになったのは、1999年に北海道大滝村でスキージャンプのフィンランド人コーチが「ノルディックウォーキング」として伝えたのがきっかけと言われているが、詳細は不明である。
その後、日本国内では北日本を中心に細々と行われていたが、2004年ごろから「大滝村ノルディックウォーキング協会」のサイトなどを中心に、活発な情報交換が行なわれるようになり、「北欧発の健康法」としてノルディックウォーキングが、介護予防や生活習慣病予防対策のコンテンツとしてにわかに注目されるようになった。
2003年7月に「NPO法人日本ノルディックウォーキング協会」がノルディックウォーキングの普及、振興目的の為に設立された。
又、医療・健康福祉・運動分野の関係者の努力とフィンランド政府のバックアップにより、仙台フィンランド健康福祉センター内に「日本ノルディックフィットネス協会」が2007年にINWAの認定する第18ヶ国目の団体として設立され、これを機に日本国内における現在のノルディックウォーキングの歩行法の定義が確立したと言われている。
社団法人日本ウオーキング協会の部会として発足した一般社団法人全日本ノルディックウォーク連盟では、従来のノルディックウォーキングに学術的な研究を重ね、日本独自のポール開発を行い、従来のノルディックウォークを「アグレッシブタイプ」、前方にポールを着くポールウォークを「ディフェンシブタイプ」と定義しポールメーカーを主体としない全国団体として日本独自のウォーキング健康法としての普及を図っている。
北海道(積極的な放送局があるため)や東北、甲信越などの北日本を中心に広まっているが、九州・沖縄地方でも普及が見られる。現在の日本でのノルディックウォーキング人口は、約4万人とされる(2008年:JNFA資料による)。
ノルディックウォーキングへの取り組み形態として、1個人単位で好みのルートで自由にフィットネスウォーキングとして取り組まれる例もあれば、スポーツ用品販売事業者等の企業がマーケティング上のコンテンツとしてサークルや教室を主催するケースや、愛好家グループがサークルや任意団体を組織しているケース、NPO(特定非営利活動法人)として具体的に地域社会への貢献をテーマとして取り組まれているケース、そして行政サービスのコンテンツの一部として取り組まれているケースなどが見られる。
また、取り組み意識の傾向としては、シェイプアップやボディビルドアップ等フィットネス意識の高いグループや団体と、コミュニティ内のコミュニケーション促進のレクリエーションコンテンツとして、ノルディックウォーキングを意識したグループや団体、リハビリや介護予防対策の運動として意識し緩やかな取り組みを行うグループや団体などが存在するが、いずれを主目的とした場合でも、副次的な動機が複合的に存在し、明確に線引きが可能な状況にはなっていない。
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