今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

ハルシメジを観た後で・・・意外な遭遇

2008-04-20 19:55:39 | Weblog
 ハルシメジを収穫した後で、急な山道を登り山頂にある神社の周りを散策した。登り道の途中、所々にヤブツバキがあり、今年もツバキキンカクチャワンタケを観察している。まだ出ているかと思い、注意深く見てみると、小さいのが一つ、二つ、出ていた。



 さらに登ってゆくと広場があり、ソメイヨシノは既に散っていたが八重桜が満開になっていた。上品な桃色のグラデーション。





 頂上について景色をみると、どんよりと曇っていながら、驚くほどに空気が澄んでいる。明石海峡大橋がはっきりと見え、その向こうの大阪湾の先の方までくっきりと見える。



 少し、右の方に視界を移すと明石市の街並み、明石海峡を行くタンカー、淡路島の端の方まで見えている。



 神社の境内を見渡してみてまた、驚いた。一ヶ月ほど前、ヤブツバキの花が少なくて、チャワンタケの撮影のときの彩りにヤブツバキの花を入れようと随分苦労したというのに、これはどうだ!。赤い絨毯を敷きつめた様だ。レッドカーペット?それは違う、ややこしや。





   

 これを見たら、ツバキキンカクチャワンタケがまだ出ているかなどどうでも良くなり、忘れてしまった。

 この境内にアミガサタケ(トガリではなくて)が出るところがあり、いつもこの時期チェックしている。早速、見てみると・・・ない。けど・・・なんか、違うものが出ている。これは、図鑑で、ネットで、見たことあるぞ・・・。



オオセミタケ

 これはこんなところに出ているものなのかなぁ。まあ、出ているのだからいいことにする。とんだ珍客である。
 境内では、少し下がったところにあるカタクリの栽培場の受付を地元のおじさんがしていて、たまに見物客が来ては説明を受けている。そんな受付の横で、座りこんでキノコの犠牲者の発掘を始めた。石がゴロゴロ埋まっていて大変、ナイフの刃がガチャガチャになった。一箇所ちょん切れてしまったがなんとか掘り出せた。






 この蝉は何蝉か?は知らない。だれか教えてくれないかな?

 境内をうろついて見かけたきのこ達。そろそろ、いろんなきのこが出だしたようだ。また今年もこれから、分からないきのこにも沢山出会うんだろうなぁ。


   
左:ヒメキクラゲ
右:アラゲキクラゲ


   
左:イタチタケ?
右:分からない

 目的のトガリアミガサタケであるが、いつもの場所に出ていた。








トガリアミガサタケ

 というわけで、目的のハルシメジ、トガリアミガサタケに加えて珍客オオセミタケに遭遇し満足な一日、じゃなくて午前中となった。

 昼飯を食べてから、さて何をしようかな・・・(実はもう決めている)さらに続く!!
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ハルシメジの様子を見に行ってきた

2008-04-20 07:45:15 | Weblog
 土曜日の朝、あけびの雌花の写真をアップしたあと、さあ、今日は何をしようかなどと書いたが、実はハルシメジの様子を見に行くことに決めていた。例年のことを考えると僅かに早いような気もしたけれど、今年は何でも少し早めだし、雨も金曜日まで降っていたのだ。
 梅林に着くと既に梅の下草を刈っているオジサンがいる。最近、連休の頃にこの下草をボランティアで刈っているオジサン達がいるのだ。今年は早く刈り始めたものだ。梅の木のためにはいいだろうし、ほとんど人は喜んでいるだろうが、僕にとっては正直なところ、迷惑なはなしだ。せめて、ハルシメジの季節が終わってからにしてくれないかな・・・。
 そのオジサンに、きのこは出ていなかったか?と聞いてみたが、見てないとのこと。もう一人、ワラビ採りのオバサンがいて、同じことを聞いてみたが見てないとのことで、最初から嫌な感じだね。

 長いこと何も見つからなかったが、やっと見つかった。今年は調子、良さそう・・・。みえるかな?





ハルシメジ


   





 一本の梅の木の周りで菌輪を描いていて、それを収穫しただけで籠が重くなってしまった。ズッシリと重いのも梅の樹下のハルシメジの特徴だ。久し振りに傘径10cmを超えるハルシメジを見た。





 もう、十分とは思ったものの探していると、もうひとかたまり発見。







 ハルシメジを探していて見つけた他のきのこはこれ。アミスギタケ。梅の木と何か関係があるのだろうか、結構、数は多かった。








 同じ個体を少し下から・・・。




 さて、ハルシメジに満足したので、山の上のアミガサタケの様子を見に行くことにした。それにしても籠が重い・・・。(続く)
 
コメント (6)
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