河合の野草園を出たのは2時半。帰るにはまだ早い。去年と同じだが、近くの建部に寄り道することにした。車で30分ほどのところにある。
建部の節分草は、一番のお気に入りなのだ。ナビに従って運転するのだが、記憶が曖昧だ。本当に辿り着けるだろうかと心配になったころに見覚えのある所に出た。車を停め、歩いて行く。細い川にかかった橋を渡り・・・・
群生地の看板
余り日の当たらない斜面に節分草は咲いていた。看板の脇から、もう満開だ。
ここの節分草は清楚で白が透通るようだ。日当たりがあまり良くないので、花持ちが良いのだろう。状態が良い。そして、青軸の節分草が混じることが特徴だ。
青軸の節分草は全体に白っぽい。雄蕊は本来は淡く紫がかっているが青軸は白い。雌蕊の紫も薄い。正直なところ、青軸は珍しいが、決して綺麗なものではない。
斜面には節分草に混じってキツネノカミソリが芽をだしている・・・・、今、写真を見てみると、アマナも葉を伸ばし始めているようだ・・・・。
腹が減ったので、節分草の斜面の脇の栗林の先まで歩いてゆき、パンを食べた。
畑の下には河が流れていて、野菜屑が捨てられていた。
栗のイガが集められた場所があった。凄い量だ。栗のイガからでるきのこもあったような・・・
畑の栗の木の下にも、良く見ると節分草が咲いていた。
食べ終わってから、また節分草の斜面に戻った。
そろそろ、東京へ・・・・。中断。