それで、家を出た二つ目の目的である。湿原のトキソウ、その周辺のヤマトキソウの様子を見ること。
湿原はタツナミソウを観察したところから車で10分ほどの場所。車を停めてから長靴に履き替えてプラプラ、歩いて行く。乾燥した辺りではウツボグサが咲き始めている。モンキチョウが停まっていたから、その花にフォーカス。
ノハナショウブも咲き始めている。
そのまま、進んでいって山から水が流れ込んでいる辺りの湿原を歩いてみるが、トキソウは見つからなかった。見つかったのは、カキランの若い株たち。つぼみを付けている。
カキラン
去年もトキソウは見つからなかったから絶えてしまったのかな・・・・。諦めて、ヤマトキソウを探すことにした。
ヤマトキソウは湿原ではなくて、比較的乾燥した日当たりの良い場所に咲くというイメージなのだが、ここでは湿原の脇に咲く。咲いているはずと思って姿勢を低くして周囲を観回すがなかなか見つからない。でも、ひとつ見つけると不思議と次々に見つかるのだ。
ヤマトキソウ
高さ、せいぜい15cmくらい。花は1cmくらいかな。
突然、携帯に着信あり。家人より、昼飯の用意ができているけど、帰ってくる気はあるのか!とのこと。昼までには帰ると言って家を出てきたことを思い出して、慌てて車に戻った。
家まで戻る途中・・・・・、!!
ササユリがもう咲いている。
車を停めて撮る。丁度、開いたところ。良い匂いだ。
ヤマトキソウが咲いて、ササユリも咲き始めているとなると探索しなけりゃならない場所があるな、と思いながら帰宅した。