恵那の友達からメールがあった。恵那辺りでは今年二度目の金木犀の開花があって、きのこ愛好家が騒然となっているらしい。
南信から恵那の辺りでは毎年、金木犀が匂いだしてから松茸が出だすそうな。
今年は金木犀が匂いだしてマツタケが出始めたのが10月の初めだった。去年と比べて2週間位遅かったと思う。そして、その1週間後くらいから松茸は本格的に出だした。その後、気温が一気に下がって一段落したかと思われたが、また気温が上がり暖かい日が続いている。
その不思議な気温の変動のせいか、金木犀が再び香りだしたというのだ。また、松茸が出だすのではないかという期待が高まっている。これから再び、松茸が出だすと解禁日の11月10日以降は止め山でも誰でも入れるようになってしまう。山の権利を買った人達の間ではそんな心配もしているらしい。
縁のない心配事だ。
そんなメールを読んでいて、そういえば昨日、仕事場の入口近くで金木犀の香りに気が付いて、あれ?と思ったことを思い出した。こっちでも金木犀がまた、咲き出しているのだろうかと思って夜の庭に出てみると確かに咲いていた。
翌朝、携帯片手に外に出てみる。
花梨の紅葉と金木犀
確かに金木犀が満開だ。調べてみると、庭の金木犀は10月初めに一度、咲いていたのだ。でも、今回は10月初めには花を付けなかった木にも花が沢山付いていた。今まで、金木犀が二度咲いた年などあっただろうか・・・・
庭では・・・・
秋明菊 原種
野紺菊
そういえば、最近、次男坊が自宅に来て庭を眺めてため息をついていたっけ。野原よりも緑が濃い・・・・
秋明菊 園芸種
ホトトギス
慌てて庭から家に入り、着替えてから出勤した。昨日の木犀の匂いの原因を確かめなければ・・・・
銀木犀
確かに銀木犀も花が盛りになっている。そして、隣の木には・・・・
2週間ほど前の花の痕がはっきりと残っているのだった。
さて、松茸山はリセットされて、また出だすのだろうか?それは、友達から届くレポートの中で確認できるだろう。