今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

連休。何処か行かなきゃ・・・、七種の滝 2      2017.05.01.(4)

2017-05-03 20:55:26 | 山、花、山野草





 以前、もう5年位前のことだが、七種山にヒカゲツツジを観に登ったことがある。その時はかなり下流の野外活動センターから入り、池の脇の登山口から尾根に上がり、そのまま尾根筋を七草槍まで往復したのだった。

 七種の滝はどこにあるのか、センター駐車場の地図を見てみると、そのまま車で奥に2km近く登って行った先にあるようだ。道は細く、一応、コンクリートで舗装はされていたが、落石がかなり落ちていてパンクしそうな道。傾斜も急で少し心細くなる。

 それでも終点の駐車場に無事に到着したが、5台ほどの駐車スペースには何も停まってはいなかった。で、そこからは登山道を登って行くのだが、沢には水が僅かにしか流れていないのだ。

 幾つか目の滝、虹が滝の脇の斜面に白い花が沢山咲いていた。川に降りて流れを渡り見てみる。











見たことのない花だ。でも、こんな登山道の脇の目立つところに群生しているのだから珍しいものではない筈・・・・。





写すときにモニターで花を拡大してフォーカスを合わせるのだが・・・・、あれ?似ているぞ?何かに・・・・。その時は思い出せず、その場を離れてさらに登った。









ギンリョウソウ
これ位しか、何も見つからない。



 そして、険しい山道を登り、最後で最大の滝、雄滝へ。滝つぼに降りて・・・・



    
まず、足元。タツナミソウの類? 岩壁にはイワギボウシだろうか。芽を出して育ち始め。



少し、視線を上に。これから、何が生えてくるのだろう・・・・



 そして、上を見上げた。




        
        雄滝

落差は凄いのだが、残念なことに水量が僅かしかない。それでも、涼しげな風が吹き渡り、何とも清々しい気分になった。



 滝つぼから道に戻り、さらに少し登ったところにお堂があった。だれも居ない。滝に向ってベンチが置いてある。座って正面に見える風景。









        



 しばらく休んでから下山した。虹が滝の脇の白い花は友達に聞いたところ、サツマイナモリだった。兵庫県ではかなり稀なもので、絶滅危惧Ⅱ種だそうだ。それで、思い出した。形の似た花はイナモリソウだった。どうも、ピンクの花と白い花、結びつかなかった。

 それと、もう一つ、似ていると思った白い花があるのだが、これも名前が思い出せないでいる。検索したらすぐに分かるだろうとは思っているのだが。
 





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スマホでテスト

2017-05-03 14:02:49 | 


サルメンエビネ

今年、一株だけ咲いた。気難しいエビネだな。
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連休。何処か行かなきゃ・・・、七種の滝      2017.05.01.(3)

2017-05-03 06:47:54 | 山、花、山野草






 庭をウロウロしていたが、やっぱり折角の連休なのだから何処かに行くことにした。が、思い浮かばない。考えていたら、腹が減ってきたので、友人に教えてもらった蕎麦屋で食べることにした。

 福崎町のやまぼうし、店主は山野草好きの山好きだとか。

 店についてみると、広い庭には沢山の山野草が山ほど咲いていた。正直な所、何かウチの庭みたい。違うところはちゃんと手入れされていること。

 最初は、いつもの好物である「鴨汁蕎麦」の大盛りだったけれど、女将さんが今日は珍しい山菜があるから、御膳にした方が良いとのアドバイスだった。実は自宅には前日に採ったり、貰ったりしたタケノコ、コゴミ、タラの芽やコシアブラがあって、晩飯は久し振りに天婦羅にしようと話していたのだったが・・・・、お勧めに従うことにした。

 食べかけで失礼だけど、見ての通り、コシアブラ、土筆、タケノコ、エビの天ぷら、食べてしまったのはコゴミ、タラの芽、椎茸かな。それに、タケノコご飯、茶わん蒸し、わらびのお浸しと多分、苦瓜の佃煮。デザートにはコーヒーゼリー。豪華。

 さて、やまぼうしを出て向かったのは店の机に置いてあったパンフに紹介されていた医王寺。きっと、同好なのだろう。僕自身も何度か行ったことのある山野草を植えてある古い寺だ。





ユキモチソウ





クマガイソウ





ジエビネ





イカリソウ(園芸種)




 気軽に貴重な山野草が観れるのは嬉しいけれど、実際に苦労して山を登って花を見つけた時の感激を思うと何とも味気ないものだ。

 寺を出て少し走ると、七種の滝への道しるべがあった。今頃はミツバツツジやヒカゲツツジが終盤だろう。でも、滝を見たことが無かったので、向かうことにした。何とも行き当りばったりの日。






コメント (2)
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