5月の連休の夕方、葉を展開する途中のテンナンショウを見つけた。葉は2枚、立派な葉に比べて花序がとても細く見えた。まるでカラスビシャクみたいだ。
上から見たところ
こんなテンナンショウは見たことがないと思ったのだが、いつもテンナンショウの仲間を注意深く観察していたわけでもないし、どちらかというと見分けがつかないので、いつも敬遠していることの方が多いのだ。
1週間後、別の場所を歩いていると葉はもう展開しているけれど、全体的に華奢で同じような特徴のテンナンショウを見掛けた。
葉は2枚、鳥足状。仏炎苞は緑色で付属体は淡黄緑色で先がやや太い。友人の受け売りだがコウライテンナンショウである可能性がたかいとのこと。
コウライテンナンショウ
コウライテンナンショウは花序の展開が葉の展開よりもかなり遅いようだ。仏炎苞の小ささにびっくりしたけれど、生長してみればよく見かけるテンナンショウだ。これで覚えられそう??かな。