オオオニテングタケ
前回、この場所を歩いた時にはほとんどきのこの姿は見えなかった。それから2週間が経って、かなり雨も降ったから
そろそろ出始めているんじゃないかと思って、同じ谷を歩いて見た。車を降りてすぐに出会ったのは大きなきのこ。
姿からオオオニテングタケと判った。この場所で、ここ数年、オオオニテングタケが出ているのだ。
順調にきのこは発生しているのかと思って進むのだが、日陰の道沿いにはきのこの姿はほとんど見えない。道はやがて、
小さな墓地にの脇を通るのだが、その境辺りにチチタケが三つほど出ていた。
チチタケ
そのまま、山に登り始めた辺り・・・・
あれ、チチタケがかなり出ていた。何年かに一度、この場所ではチチタケが大発生することがある。もしも、今年が
そうであれば、もう少し登った辺りから沢山でているんじゃないかと思いながら歩いて行く・・・・
Russula sp.
クサハツだろう。
チチタケ
やはり、大爆発。採るのは帰りにしようと思い、通過。
さらに登って行くと・・・・
Russula sp.
ドクベニタケ? 思わせぶりな傘の色だが、柄は真白。
左:ボタンイボタケ 右:Russula sp.
クロタマゴテングタケ
老菌かと思って抜いてみたら根が深くて千切れてしまった。
アイタケ
いつも歩く経路を歩いて来たが、その後目立った成果もなくチチタケの群生する場所に戻って来た。
斜面の下の方までチチタケは続いていた。採集すると言っても沢山採ってもしょうがないので、袋に一つだけ集めた。
斜面を下り、また川沿いの道を歩いて戻る。行きには気が付かなかったきのこがポツポツ。
オシロイタケ
シロキクラゲ属
幼菌で何とも判断できず。
ベニウスタケ
キクバナイグチ
最近、キクバナイグチは三つに分かれたとか。その前はAとBの二つだったけどな・・・・。これは何になるのか分からない。
その後、車に戻って自宅に戻る途中、車窓から見掛けたイグチは・・・・
キアシヤマドリタケ Boletus auripes Peck
ちょっときのこは出だしたのかと思うのだが、夏のきのこであるイグチ類の姿がとても薄い。今年はどうなってしまうんだろう
と気になって来たのだが、毎年、こんなことを言っているような気もする。