前日の夕方に見つけたキタマゴタケの幼菌二つ。翌日は久し振りに友人と自宅から40分ほどのところにあるS公園を
歩いてヤマドリタケモドキでも探そうかと思っていた。そこへ向かう途中にキタマゴタケの場所に寄って、開いているであろうきのこの
写真を撮ろうと思っていた。
自宅から10分とかからない場所。予想通り、キタマゴタケは開いていた。
キタマゴタケ
でも、湿気が足りない。柄が十分伸びずに傘は裂け始めていた。雨降りが似合うきのこ。
その後、約束の公園に着いたが約束の時間の30分以上前に着いてしまった。公園の中のキタマゴタケの出る場所をチェックしたが、
何も出ていない。出ていたのはキニガイグチが二つだけ。きのこの姿はとても少ない。ヤマナラシ樹下のキンチャヤマイグチの姿もない。
仕方なく車をトイレの前まで進めて停めた。車を出てトイレに行こうと思ったら後ろに一台の車が停まった。
降りてきた人は・・・・、以前に所属していたきのこの研究会のメンバーだった。もう10年近く会っていなかったので懐かしく、
いろいろと話している間に何台かの車が来て停まる。知っている人、初対面の人、いろいろ。研究会は解散して、その後、同好会として
存続していた。10年近く会わないでいるとそれぞれにいろいろな事があるんだ。自分にだっていろいろあった。心にさざ波が立ち、それは
今も続いている。
トイレに行くタイミングを失っていたけれど、話が一段落したところでトイレに。戻ったところで友人との待ち合わせ場所に移った。
やがて友人はやって来たが、この公園はきのこの姿が少ないのでヤマドリタケモドキ二つを見つけたところで見限り、場所移動。
高速を飛ばして山崎ICまで走り、ムラサキヤマドリタケを探しに行った。
丘を登る途中の植え込みの下。どうも植えた時に使った腐葉土に胞子があったのだろう。不明のきのこ達。外国から来たのかな・・・
ムラサキヤマドリタケはというと、腐ったのが一つ見つかっただけ。
この場所もキノコの姿は少ない。どこも蚊がほとんど飛んでこないのはなぜ?とても暑い日だったけれど、こんな日がもっと続かないと
蚊もきのこもまだ出て来てくれないらしい。蚊はいらないけどね。