紅葉の終わった渓谷を出て南下した。行った先は最上山だ。紅葉が見頃だということは分かっていたのだが、この辺りでは
紅葉の名所になっていて、見物客が沢山詰めかけているのは分かっていた。例年だと、県北に朝早くからなめこ採りに出掛けて、帰りに
紅葉を観て帰るところ。
到着したのは午後4時だったから、あと一時間もすれば薄暗くなってくる。それでも、結構、人は沢山来ていた。夜はライトアップもあるのかも。
上を見上げながら丘を登る。
この場所は以前からきのこを探しに来ていた場所で、この場所でしか見られないきのこがあって、きのこ仲間の間では有名な場所なのだ。
紅葉した木々は綺麗だけれど、紅いだけでは見飽きてしまう。紅い葉や黄色い葉に緑のままの葉が混じっていて一層、綺麗に感じるもの。
丘の上の平らな辺りを一周してから、下り始めた。
遠くに紅葉した針葉樹が見えている。普通ならメタセコイアだと思うのだけれど、何となく違うような気がする。
登り口に戻ってきた。
きのこと紅葉を一度に楽しむことは難しい。来年はブナ林の黄葉ときのこを一緒に楽しみたいものだ。