朝、霜が降りるようになった・・・・ 2012.12.02.

　


　すっかり、寒くなって、朝、霜が降りるようになった。朝、職場に向う車中から遠く見える山の頂が日によっては白く光っていることもある。冬の始まり・・・・・


　日曜日は、職場のお嬢さん達とランチ。11時半に車で迎えに来て貰う。oggi という店に行き・・・・






　喉が渇いていて、ビールを直ぐに飲み干してしまった。どうも、日頃、ビールを水代わりに飲んでいる癖が出てしまう。





ダイコンのスープ



　結構、いける。ふうん・・・









あれ、もうデザート？



　ワインとか飲んで、話をしていたので何か、写し忘れたかな。楽しく話をして、店を出ると雨がポツポツと降っていた。また、車で自宅まで送ってもらい・・・・・、その後、何をしたか覚えていない。久し振りののんびりとした休日だった。

茶畑にて 2012 2012.12.01.（2）.

　


　今年もこの時期に近所の茶畑に来た。ここからの里山のコナラの紅葉を見るのが好きだ。


　去年はこの茶畑で、“松茸ハント”の相棒だった老人に出会い、随分と長話をしたのだった。今年もひょっとしたら出会えるかもしれないと思って来てみたけれど、残念ながら会えなかった。







　今年のこの茶畑からの眺めはオレンジ色のコナラの紅葉が綺麗だったけれど、去年の方が良かったような気がする。それでも、広い茶畑に立って辺りを眺めていると、誰一人、視界にはなく、ゆっくりと雲が流れて行く光景に我を忘れてしまう。


　穏やかな日だ。







　コナラの紅葉が輝いている。












　間もなく、木々は葉を落として冬に備え・・・・、春を迎える準備を始める。


　毎年、繰り返される出来事。

毎年のこの時期のエノキ・ヒラタケ 2012.12.01.（1）.

　毎年、寒くなって、きのこのシーズンが終わろうとしているこの時期になると、必ず見に行く場所がある。今年も、その時期が来たようだ。エノキタケとヒラタケが出る場所。川沿いを砂利道が通っている場所なのだが、昔は人家が建っていたようだ。すっかり老木になってしまった生垣だっただろうアオキが残っているし、紫陽花が生えていたりするが、全体は笹に覆われている。


　近くの空き地に車を停めて、歩いて行くと・・・・



エノキタケ


　いつも、細い枯れ木にそこそこのエノキタケが出ていて、なぜかその枯れ木の周囲の地面から、かなりのエノキタケが出ているのだが、今年はこれだけ。ここのエノキタケは今年で終わりのようだ。


　ヒラタケはそこそこ出てはいたけれど、枯れ木も随分、栄養を盗られているから、そろそろ御仕舞いかな。











　さっきから、ヒラタケの上に落ちている枯葉が気になっていたのだが・・・・







　この葉、見覚えがあるぞ。思い出して見上げる。




秋楡


　

　　　　　



　秋楡って、こんなに大きくなるのか。植木鉢から庭に下ろした秋楡の苗には気をつけないといけない。盆栽に向いているらしいけど・・・・、趣味じゃないな。

今日の予定はあと一つ 最上山の紅葉 2012.11.25.（2）.

　山菜おろし蕎麦大盛り・・・・蕎麦って幾らでも食べられるというか・・・・。今日は朝から食べてばかり。体を動かしていないのに、まだ食べられそうだ。


　今日の最後の予定は波賀からさらに南下して山崎IC近くの最上山での紅葉狩り。最上山は珍しいきのこが観察できる場所で、毎年、何回かは訪れていたのだが、紅葉の名所であるというのは全く知らなかった。秋の季節には食菌を求めて歩くことが多いから最上山に行くことはなかったし、紅葉にしても、もっと北の渓谷沿いのところにきのこと紅葉の両方を求めて出掛けることが多かった。


　最上山へきのこを見に行くときは山の中腹にある竹林と休憩所の辺りまで。楓が植わっていたという記憶もなく、何処だろうと思って駐車場からの道を人の流れに身を任せて歩いて行くと・・・・





あれ、ここはいつも登って行く道だぞ・・・・


　こんなところに楓、あったかな・・・・












　きのこを見に行くときは、コナラとかクヌギとか、きのこがどの木に根についているか、などと考えて歩くので、楓は目に映っていても記憶に残らないようだ。以前はもっと竹林が鬱蒼としていて、夏などに来たら蚊だらけで困ったものだったけれど、何年か前に孟宗竹をかなり切倒して、明るくしたのは楓との共存のためだったのかもしれない。


　さて、紅葉の様子・・・



























　下りは竹林の中、日影をあるいて戻る。木漏れ日と紅葉も面白い。







　
　山を降りて駐車場に向かう途中に人だかりがあった。何かと思って見てみると・・・・





造り酒屋の店先で新酒の酒粕を売っているようだ。



　酒粕って並んで買うものなのか・・・。





雰囲気のある店先。



　駐車場にも紅葉まつりとかで、出店がでていた。沢山のなめこのことが頭をよぎり、太い大根を１本、120円で買った。


　これで、本日の予定終了。まだ、16時前だ。今日は早く帰れるなと思って、高速に乗ってすぐ・・・・





渋滞・・・・



　この急な渋滞は事故だろう。なんの情報もないままのろのろと車は進んだ。やれやれ・・・。

翌朝、目が覚めたのは・・・・ 2012.11.25.（1）.

　翌朝、目が覚めたのは、コテージの外で鳥のさえずりがうるさかったから・・・、とかじゃなくて、トイレに行きたくなったから。寒いので、布団から出て外に行く気にはなかなかなれなくて、我慢していたけれど・・・・、限界だ。ジャケットを羽織って外に出た。友人はまだ寝ているようだ。時計を見るともう、7時。空を見上げるが曇っているのか晴れているのか分からない。山が朝日を遮って、谷にはまだ光が射し込んではいない。


　トイレに行って、戻ってくると遠くの尾根に朝日があたり始めた。







　コテージの中に入る。友人は起き上がっていた。さて、朝飯にしよう。といっても・・・・





また、なめこ。


　今度は味噌仕立て。なめこには味噌が合うからね。なめこだけで腹一杯だ。外に出て腹ごなしの散歩。陽はかなり高くなってきたようで・・・・






　
　それでも、地面に厚く積もった枯れ葉は凍っている。







　寒いので、また部屋の中に入って、昨夜のホルモン鍋に残りの野菜を入れて食べていると・・・・







　友人はザックから昨日収穫したなめこを取り出し、洗ってくると言って出て行った。帰ってから洗うのは嫌だと言う。確かに前回のなめこ採りでは、帰宅してから3時間余り、立ちっ放しでなめこのゴミを落とし、汚れた柄を切り落としていたっけ。それは嫌だなとは思ったが、凍るほど冷たい水で今から洗うのはもっと嫌だ。無視して食べていたが・・・・、観念して洗い始めた。


　予想通り、水はぞっとするほど冷たくて手が痛くなったが、不思議とその後、あまり苦痛ではなくなる。麻痺してしまうのかな・・・・。1時間半ほどでやっと半分くらいが洗えた。





洗う道具がないので、竹篭に入れて水をきる。


　足とか腰とか、痛くて堪らなくなったので、一休み。




コーヒー


　辺りはすっかり明るくなった。







　カメラを持って歩き廻る。雲ひとつない快晴だ。なめこなんて洗っている場合じゃないんだけどな・・・・















　気がつくと10時になっている。10時までにコテージをチェックアウトしなければならないことになっている。あわてて、財布をもって管理棟に行き鍵を返して、支払いを済ませた。それからまた、コテージに戻ってなめこを洗い続ける。友人は先に作業を終わらせて、「冷たいとか、痛いとか、文句が多い割には、なかなか止めないな・・・」などと俺を見て余裕をぶっこいている。クソ、今に見てろ・・・。


　１時間後、ようやく洗い終わり、荷物を車に放り込み、掃除をしてからキャンプ場を後にした。


　途中の紅葉の綺麗なところで車を停めて・・・・






　また、ちょっと散歩。





これはキンミズヒキのように思うけれど、何で紅葉していないんだろう。自宅庭では真赤になっているのに。





変わったシダだな・・・・



　道の脇に大きな木があって、風が吹く度に紅葉した葉がハラハラとおちていた。その木の下で車を停めて風が吹くのを待っていたのだが・・・・、待っているとなかなか、風は吹かないもんだ。





後ろから車が来てしまったので、しぶしぶ出発。パラって感じ。



　さて、天気は最高だが、これから何する？相談の結果、まず、温泉に入る。それから、蕎麦屋を探して飯。最後に最上山で紅葉を見ようってことに。まあ、ほとんど俺の我儘だが。そうと決まれば先を急ごう。







　国道を南下して・・・・










　峠を越えて・・・・、湖の脇で一度、車を停めた。











　楓が綺麗に色付いていたが、紅葉はもう終盤だ。











　その後、滝の近くの温泉で風呂に浸かり、次の目的は蕎麦だ。午後2時少し前に到着。





山菜おろし蕎麦の大盛りを食べた。写真は撮りわすれ・・・。新蕎麦が旨かった。



　店を出て、裏の河原を眺める。未だに雲一つ無い快晴。風もなくてポカポカして気持ち良い。






　ビールでも飲んで昼寝でもしたいところだが、そうも言ってはいられない。紅葉を見に行かなければ・・・・。車に乗り、先を急いだ。


つづく。