今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

下る前に・・・・、もう一度、ワダソウを確認しておこう。     2016.05.08.(3)

2016-05-17 08:13:21 | 山、花、山野草
 登山道に戻ってしまったら、30分も急斜面を下れば駐車場だ。せっかく登ってきたのだから、もうちょっとワダソウを調べなくて良いのか?もう疲れてしまったけれど、比較的傾斜の緩いエリアだからもう少しだけ、粘ることにした。

 
 すると・・・・、意外。








ワダソウ


 何てことだ。この場所は、今日、もう3度目だというのに・・・・、綺麗なワダソウが咲いていた。

 何故、気が付かなかったのか?




予想より、ずっと小さかった。。。この花は咲きながら大きくなるのだろう。










 
 草丈、10㎝もない。



        









蕾を付けた個体


 さらに気が付くと・・・・









ワダソウ



 今度こそ、満足して下る。急な下りは膝に堪えるけど、意気揚々?




ジュウニヒトエ




白花のタチツボスミレ







フデリンドウ


 登り口付近には更紗ドウダンの木が随分沢山あったことに今更のように、気が付いた。











 終わりよければ全て良し! とは行かなかったけど・・・・


つづく。


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思い直して下る道 これがワダソウ?     2016.05.08.(2)

2016-05-16 21:33:22 | 山、花、山野草




 山頂から下る途中でまた、ミツバツツジの仲間を見た。しばらくの間、緩やかなアップダウンの道を進む。行きは下ばかり見ながら歩いていたので気が付かなかったものも多い。




ベニドウダン
頭上にはベニドウダンの蕾が沢山。山頂付近にはベニドウダンや更紗ドウダンの木が沢山あったようだ。




このミツバツツジはさっきのと色合いが違うような・・・



何の木かな?


 急な下りが始まった。下りは楽なもんだ。



ヒメハギ


 そして、そろそろ集中して周囲を観察しながら下らなければならないエリアに到着。




これは何の蕾?



   

何かの花の後? 茎の先をたどると小さな花が一輪。ワダソウ?








綺麗に咲いているのは一輪だけだったけれど、とうとう出会えた。


 登り道でも気を付けながら歩いたけれど、見えていなかった。花が盛りを過ぎていたからなのか、何なのか。でも、結果オーライ。



   
シハイスミレ、ツクバネソウ


 
 さて、一応、目的は達することができたが、まだ午後の2時だ。帰るには早い。帰り道に寄りたい場所もなかったので、山腹の大滝まで歩いて、去年見たクマガイソウの様子を見てから帰ることにした。登山道から山の中腹を回る道に入り日陰の道を進んだ。

 ひどく急な下り坂を下り、また登ったり。戻りはまたしんどいだろうな、と思いながら進む。



フタバアオイ


 かなり歩いてたどり着いた斜面には・・・・




クマガイソウ・・・の葉
去年は花を着けた株と葉だけの株、2株があったのだが一株しか見当たらない。誰か盗ったか・・・・




ヤマシャクヤクは既に散っている。




去年、ワダソウだと思った奴。随分大きいけど、相変わらず花はないんだ。たぶん、これ、違うんだろうな。


 その後、うんざりするほど急な坂道を登ったり下ったりして登山道に這うように戻った。
 



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去年の続き ワダソウを探しに     2016.05.08.(1)

2016-05-14 21:40:36 | 山、花、山野草




 俺は案外、執念深い。去年はこの山を3回歩いてワダソウを探したが会えなかった。最初の探索でワダソウらしいものを見つけたけれど、蕾もついていなかったのでその内咲くだろうと思って傷口を広げた感じ。

 その後、新しい情報を貰い、今年の季節の進み方を考えて今日の日を選んだ積り。家を8時頃に出て高速で西に向かって走りだしたのは良かったが、向かう場所がはっきりしない。ナビにその場所が入れてあるのかどうかも不確かで、何ともお粗末な。途中のPAで車を停めてネット検索。ようやく登山口に着いたのは10時だった。10台ほどの車が既に停まっていて、支度をしている間にも2台が走ってきた。

 今日は1人なのでのんびりと登る。と、すぐに更紗ドウダンが満開になっているのが目に入る。




この木は誰かが植えたのだろうか?登山口は標高550mくらいで更紗ドウダンが生えているとは思えない。


 最初から急な登りが続く。晴れて気温も上がってきているので、すぐに汗が噴き出した。


   
ジュウニヒトエと白っぽい花のスミレ


 空は晴れてはいるが黄砂がひどくて景色は霞んで見える。







日陰にはニガクリタケ


 40分ほど登ってベンチで一休み。標高800mくらいかな。かなり高度が上がった。





 休憩を終えてからは慎重に周囲を見回しながらゆっくりと進んだ。

 そろそろワダソウが咲いているという情報の辺りだ。気をつけて歩くが・・・・


   

こんなんかな・・・・



   

これかな・・・・、でも蕾はやはり無い。去年も見たような気がする。


 まだ早かったのかな、と思いながらもゆっくりと登り続けた。



チゴユリ


 岩場を登ってからも急な登りが続く。


   

違いそうだ。まだ駄目かとは思いつつ、こうなったら頂上まで登るしかない。


 途中のベンチで休憩。




随分登ってきたな・・・・。


 水分を補給してから傾斜の緩くなった道を進んだ。



1000m・・・





隣の山が見えている。奥に見えているのは那岐山だろう。

 
 もう、ワダソウのことは諦めて頂上へ行くことしか考えていない。



色の濃いミツバツツジ ダイセンミツバツツジ?


 丁度、12時になった頃、頂上に到着した。





 周囲の木をよく見てみると・・・・









小さなオレンジ色の花を沢山付けていた。これはベニドウダンだろう。来週くらいからが見ごろだろうか・・・・


 頂上でおにぎりを食べながら考えていた。諦めるのはまだ早い、もう一度じっくりと観察しながら下ってみようと。



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昼咲き月見草と赤花夕化粧     2016.05.14.

2016-05-14 09:56:24 | 
        



 今年も昼咲き月見草が咲き始めた。最近は高速道を走っていても道の脇に一杯咲いていたりしてちっとも珍しくない。
小川の土手とか空き地とか殖えて困っているところも多いのかもしれない。それでもウチの庭では殖えてほしいのだが、他の雑草に負けてしまうのかそれほど殖えてはくれない。



        



 今年は近くに植えてあった大きく育ちすぎたソテツを取り除いてドウダンツツジと更紗ドウダンに植え替えたので、昼咲き月見草の辺りの日照が良くなった。そのせいなのか花が大きいように思う。殖えるかな?

 方や、除去に懸命な赤花夕化粧。驚異的は殖え方をするので気が付くと抜いているのだが、とても追いつかない。それと基本的にこっちの花も好みなので、徹底的に退治する気になれない弱みもある。



        



   


 あぁ、自己矛盾。



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マツバウンラン     2016.05.07.

2016-05-13 07:11:51 | 山、花、山野草




 手入れされていない公園の脇を車で通りかかったとき、車窓から見えた風景。マツバウンランだなと思ったが、薄紫色の霞みがかかったような景色に魅せられて、車を停め確認しに歩いて行った。ここまで群れて咲いているとお見事って感じ。


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石灰岩地帯を歩く オオチゴユリ?とか葉物     2016.05.05.(4)

2016-05-12 19:58:03 | 山、花、山野草
        
      トリガタハンショウヅルの花後


 今回は葉物というか、その他。自宅周辺で目を慣らしていたから直ぐに見つかった。花の跡は沢山あったから咲いている時に来て観たいものだ。

 石灰岩地帯の森の中を歩いているといろいろな物に出会う。


        

これ、何かな。キク科の何かなんだけど・・・。野紺菊などより大きい。


 道?獣道?を歩いて奥に進む。見上げると新緑の木々の間から空が見えている。


    
        




ミヤマナルコユリ、クサアジサイ?ヤマアジサイ?、その下にセリバオウレンの花跡


 森の緑が濃くなり薄暗くなった辺りに・・・・






        
       ムサシアブミ





ヤブレガサなんかも。。端っこの方にモミジガサの葉も見えているね。


        



 先程から気になっていた蕾をつけた四ツ葉のこれは・・・・




オオキヌタソウ


 
 林の中を進んで行くと・・・・





チゴユリには違いないが、随分とでかいし茎も太い。茎が分岐しているものも見える。




友人の話ではこれはオオチゴユリというらしい。単に大きいチゴユリだからそう言っていたのかと思ったが、帰宅してから調べてみると、本当にそういう種があることが分った。特徴はだいたい合うのだが、中国地方に分布するとは書いてはいない。とは言え、これをいつも見ているチゴユリと同じものとは思えないので、オオチゴユリとしておこう。




オオチゴユリ


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石灰岩地帯を歩く 桃色のギンリョウソウ 薄青色も?     2016.05.05.(3)

2016-05-11 21:56:02 | 山、花、山野草




 いつも桃色のギンリョウソウが咲く場所に降りて行ってみた。何日か前に酷く雨が降ったからタイミングとしては悪くはないと思ったのだが、少し遅かったのだろうか。表面が少し黒く変色して鱗のように見える個体が多かった。





桃色が強く出ている個体。



        




        

あまり晴れた日に見るもんじゃないなとは思いつつ・・・・



 それから、車に乗って何キロか走り、また森の中を散策して・・・・



        






手前のかたまりは薄い桃色をしているが、その右側の一団は青味がかって見えない?



        
      薄桃色のギンリョウソウ



 森の中にはユキザサが咲いていた。









ユキザサ




ハナイカダ



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石灰岩地帯を歩く ホタルカズラ 青い宝石     2016.05.05.(2)

2016-05-11 07:25:02 | 山、花、山野草

ホタルカズラ


 日陰の石灰岩の壁に張り付くように咲く、目の覚めるような青。初めて観たのは草間台に登る途中の道端だった。





スミレの葉と一緒のところに咲いていて、スミレの花のように見えるけれど、実際は・・・・



        

こんな感じに岩壁に張り付いて咲いている。



   







 岩壁の上には山吹の花や・・・・



        



 山藤の花。



        



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石灰岩地帯を歩く キビヒトリシズカ     2016.05.05.(1)

2016-05-10 21:33:33 | 山、花、山野草

キビヒトリシズカ 


 初めて観る花だ。前週に兵庫県の標高600m程のところで盛りを過ぎたヒトリシズカの花を見ていたから、ヒトリシズカより花期は遅いのだろう。






 
 普通のヒトリシズカは束になって生えて咲くというイメージがあるが、キビヒトリシズカは2~3株ずつがポツポツと咲く感じだ。







        



 キビヒトリシズカは花糸がヒトリシズカより長く、雄蕊の付き方などが異なるらしいが、ピンボケの写真ばかりでいまいち分らなかった。







 半日陰の、結構、広い範囲で咲いていた。絶滅危惧Ⅱ種であるらしい。

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何かと思ったら・・・・、キクザキイチゲ?!     2016.04.30.(3)

2016-05-09 22:35:46 | 山、花、山野草




 滝の前のベンチに座って昼飯を食べた。のんびりとしたいところだが、水の流れる音以外、何も聞こえない。何とも落ち着かなくてカメラだけ持って少し登る。道の脇のドロ壁を見ると、小さなキンポウゲ科の葉が見えていた。



   

良く見ると花の痕?あまり見覚えのない葉の形だけど・・・・


 その疑問の答えは少し登った沢沿いで明らかになった。




キクザキイチゲの群生
この辺りでいつも水色のキクザキイチゲの花を見ていた記憶があるけれど、これほどの群生だったことはない。葉の上に少しだけ、水色の花びらが残っていた。今年は随分と花が咲いたようだ。見たかったなぁ・・・


 これが良いタイミングだ。戻ろう。ジョビも待っているはずだ。




キンシベボタンネコノメ




エンレイソウ


 また、サンインシロカネソウの群生の間を下り・・・・









サンインシロカネソウ








        


 
 公園中央の散策路に戻り、歩いて行く。








ツクバネソウ   開花直前




チゴユリ   芽を出したところ?




バイケイソウの道・・・・







 公園出口を過ぎて、車に戻って行く。




オオカメノキ














ショウジョウバカマ







 首を長くして待っているかと思ったけれど、ジョビは車の中で爆睡していた。それなら、ブナの平まで歩きたかったなと思ったわけ。



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予告 2年越しのワダソウ     2016.05.08.(予)

2016-05-08 22:05:51 | 山、花、山野草




 今日は疲れてしまったし、アクシデントもあったりで、予告のみで失礼します。朝から快晴の日、2年越しのワダソウの探索に行って来ました。




サラサドウダン


 そして、とうとう・・・・



ワダソウ


 とうとう、出会うことができましたって話。その内、アップできるかな?



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ただ、ただ、サンインシロカネソウ、キンシベボタンネコノメ     2016.04.30.(2)

2016-05-07 22:01:22 | 山、花、山野草

川辺のサンインシロカネソウ群生


 楽しみにしていた花だけど、余りの多さに興醒め気味。


  

こんなこともあるんかなぁ・・・






 公園の奥に続く道の脇には相変わらず・・・・





こんな感じ。


 滝へ向う。その途中に例年、サンインシロカネソウが群生していたのだが、そこへ行く意味は今年はないかも知れない。だって、そこら中、サンインシロカネソウだらけなんだから。



ニガクリタケ


 そして間もなく、群生に出会う。













サンインシロカネソウ




ユキザサ

















 滝を見渡せる場所までやってきた。昼飯を食べよう。



        



 連休とはいえ、公園の奥まで来ると人影はほとんどない。家族連れが少し後を歩いてきていたが、いつの間にか引き返したらしい。水の流れる音だけが聞こえている。





滝の脇にもサンインシロカネソウ



キンシベボタンネコノメ
遅いシャッタースピードでは手持ちでは苦しいね。






つづく。


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母の日  今年こその「万華鏡」     2016.05.07.

2016-05-07 11:31:09 | 

 万華鏡


 昨日、仕事から帰宅すると母の日に贈る紫陽花が届いていた。万華鏡の水色。今朝、起きて朝食後に急いて宅急便で母の家に送ってきた。写真に移したのは自宅用に買っておいた同じもの。

 万華鏡を知ったのは、去年の6月くらいだったか。業界紙の表紙に写真が載っていた。島根県の農業技術センターが作出した紫陽花でジャパンフラワーセレクション 2012-2013 でフラワーオブザイヤーを獲得して、2015年も大人気だという記事だった。公的研究機関が作出した品種が受賞するのは初めての快挙だった。

 以前、店頭でコンペイトウの水色を見た時にも綺麗さに見入ってしまったけれど、万華鏡の衝撃はそれ以上だったのだ。慌ててウェブで検索したけれど、全て売り切れだった。花が終わったものが残っていないか、園芸店を廻ってみたが姿も噂もなし。年末の母の米寿の祝いの時には「万華鏡」の写真を印刷して、今年、プレゼントすることを予約しておいた。








万華鏡 水色


 4月始めにウェブで予約できるか調べた時は、確か5月初めに予約開始とか書いてあったと思ったのだが、20日過ぎにもう一度調べると、大きなサイズのものはほとんど残っていなかったので、慌てて最後の2鉢を購入しておいた。ちょっと、紫陽花にしてはあり得ないくらい高かったけど。。。

 大きく育ててから挿し木して殖やそうかな。

 

 さて、ついでに庭の紫陽花の様子。鉢植え、地植えとも蕾が付き始めたところで、見ても面白くも何ともないけど。



コンペイトウ ピンク
去年、妻が子供達にもらったもの。大きな鉢に植え替えて株を大きくしている途中。土の配合を間違ったからピンク系は巧く発色しないかもしれないんだけど・・・



コンペイトウ 水色
鉢植えを直接、地植えして枯れそうになった株。3年目でようやく大きくなりはじめた。



三河千鳥
去年、鉢植えを地植え。強い品種で大きくなりそう。



七段花 水色
何株かのうち、生き残ってようやく大きくなり始めた。




去年、鉢植えを地植え。消えかけていたが周りの野紺菊を抜いてやれば育つかな。



多分、ダンスパーティー 水色
去年、万華鏡を探しに園芸店巡りをした時に花の終わりかけた鉢植えを買ってきて地植え。これは強い。



黒姫
暑い夏が苦手。去年、かなり株を小さくしてしまった。



藍姫
藍色がとても綺麗。2年前に直接地植えして、失敗したので去年も神戸森林公園で買って、鉢植えにした。順調に大きくなった。



アナベル
挿し木で幾らでも殖える。八重のもの、ピンク系も植えてはあるけれど・・・・、省略。


 その他、紫陽花は名のあるもの、無いもの沢山。これからが紫陽花の季節。楽しみです。



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ジョビを連れて岡山森林公園 春の早さにオドロキ!     2016.04.30.(1)

2016-05-06 23:08:48 | 山、花、山野草

オオカメノキ



 連休は始まったが駄犬ジョビとお家でお留守番だけじゃ堪らない。ジョビのリードと車中で寝転ぶ座布団、水を飲ませるカップなどを積んで、岡山森林公園へ向った。2時間くらい高速などを走り、昼過ぎに公園入り口に到着。やっぱり、連休だ。駐車場が一杯なので入口を過ぎて少し走った辺りの道路わきに駐車した。

 ジョビを連れて歩いてみるが、あまりにノロノロとしか歩かないので車において、独り、歩き出した。3時間くらいならジョビも我慢してくれるだろう。

 歩きだして最初に目につくのはオオカメノキ。日陰に咲いているので、花の状態は純白で良いかんじ。樹下にはショウジョウバカマが沢山、花を付けている。



ショウジョウバカマ


 
 日陰にはコミヤマカタバミも沢山咲いている。場所によってはどこを歩いて良いか分らないほどの群生だ。








コミヤマカタバミ


 何か変だなと思いつつも公園に入り、水芭蕉の咲いている場所まで来て、ようやく理解した。




ミズバショウ
春が予想以上に進んでしまっている・・・・


 そういえば、例年、この時期だったらショウジョウバカマに混じってキクザキイチゲが水端にポツポツと咲いているのだが、見えなかった。キンキエンゴサクの花もほとんど目につかないのだ。







 ボタンネコノメも大きく育っていて・・・・









嬉しい誤算もあるけれど、白や水色のキクザキイチゲの花を見られないのは寂しい。


 春が進んでいる証拠はここにも・・・・




ユキザサ
あと、1週間くらいかな。一斉に花を付けるのは・・・・




タチツボスミレ


 この時期、この場所で毎年楽しみにしているのはサンインシロカネソウなのだが、一つも見つけられない年もあったはず。でも、今年はあっさりと・・・・








        
       サンインシロカネソウ










あれ、多いぞ・・・・

















 驚いたことに、散策路の両側にサンインシロカネソウは観たことがないほど、沢山咲いていた。




サンインシロカネソウ群生


 まだ連年のサンインシロカネソウの群生地には到達していないのだが・・・・、これから一体どれだけ咲いているのだろうか。



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トリガタハンショウヅルを観に行く    2016.04.29.(2)

2016-05-03 23:12:30 | 山、花、山野草
  
ヘビイチゴ


 いつも秋にきのこを探す山にトリガタハンショウヅルが咲くのを思い出して、車で家を出た。良く拝見している幾つかのブログでトリガタハンショウヅルの写真がアップされていたから時期的には今頃のはずだ。

 車を停めてのんびりと歩いてゆく。大したものには出会えなかったが、道中の黄色い花はヘビイチゴのようだ。奥に進んで行き、木々が道を覆うようになって薄暗くなったところで、ギンリョウソウの大きな株を見つけた。








ギンリョウソウ
此処まで、群生しなくてもいいのに・・・・


 そのまま、奥に進んだところでトリガタハンショウヅルの花を探した。今年は不作なのか・・・・、でも数輪は何とか探すことができた。












トリガタハンショウヅル



 今年は花数が随分と少ない。花のピークは過ぎているにしても少な過ぎる。





2株目は原因は分らないが、葉だけで花が咲いていなかった。








ヤマボウシ


 フデリンドウも咲き残っているかと期待してきたのだが、一輪も探すことができなかった。これ以上、奥に入って行くのは止めて引き返した。







  
チゴユリ


 帰る途中で行きには気が付かなかったトリガタハンショウヅルの株を見つけた。








トリガタハンショウヅル



 その後、車に戻って以前にチゴユリの花を見に何度か通った場所を歩いてみることにした。小川の脇でウラスジチャワンタケの老菌に出会った。








ウラスジチャワンタケ



 そして、チゴユリ。いつの間にかチゴユリは殆ど咲いていなくて・・・・







 目がトリガタハンショウヅルに慣れてきたせいなのか、見えてしまう。





コバノミツバツツジの葉に混じって、トリガタハンショウヅルの葉。分るかな・・・・



  

ガサガサという音に気が付いて足許を見てみると・・・・、サワガニ。


 そのまま、奥に入って行ったが大した発見もなく引き返した。




ツクバネウツギ



 そして、花は終わっていたが、また、トリガタハンショウヅルの株を見つけた。











 すっかり、トリガタハンショウヅルの葉に目が慣れてしまった一日だった。


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