カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

体質を考えてみる ダイエット編Ⅴ

2005-06-13 | カラダ

それでは体質別ダイエット、具体的にはどうしたら良いのでしょう?

「気虚太りタイプ」
もともと胃腸が弱いために食べれない、痩せたいから食べない、では気虚をさらに悪化させてしまいます。
「気」が足りないと体が熱を作れないため冷えやすくなり、さらに代謝が低下します。
体を温める食べ物を積極的に摂りましょう。
またこのタイプの足りない「気」を補うにはたっぷりの睡眠が必要です。早寝早起きが一番。
激しい運動はますます気虚を助長させます。ウォーキングやヨガ、気功などゆっくり筋肉を使う運動がオススメです。食べる量を減らし、激しい運動をするのはこのタイプには逆効果。

「気滞太りタイプ」
ストレスを溜め込んで太る、という傾向のため、食べる量を減らしたり単品ダイエットは余計にストレスを増やします。酵素たっぷりの食材を中心に工夫して食べましょう。気の流れをよくするためにたっぷり汗を流す運動を多めに。飽きっぽい性格なので自分が楽しめる運動を見つけて続けましょう。

「湿熱太りタイプ」
邪気により体が熱を持っているため、まずは体内に余分な水分や食べ物を溜めないことから。「食べたものは出す」を心がけ規則正しい生活をし、便秘を解消しましょう。気滞タイプ同様、積極的に運動し汗を流しましょう。早食いは食べ過ぎにつながります。ゆっくり噛んで食べましょう。

「お血太りタイプ」
血行が悪くなる「お血」の三大悪は”冷え・ストレス・過労”です。まずこの3点が起こりやすい状況にあるかどうか?自分の周りや生活習慣を見直して見ましょう。体を冷やさない食事をし、血の巡りを良くする食材を摂りましょう。血の巡りを良くするには運動は欠かせませんが、過労になるほどはいけません。ストレッチや骨盤内の血行を良くする下半身中心の運動を心がけましょう。

いかがでしたでしょうか?
これは方法と言うよりちょっとしたヒント、ですね。
まず、自分の体質的な弱点を知り、その部分を克服して無病な状態に近づける。
バランスの良い健康体でいられたら多分、ダイエットなど無関係になれるはず?
誰もが激しく運動し、食べる量を減らす、という画一的ダイエットではなく、10人10色の健康な体創り、自分に合う方法を見つけて、キレイになれたなら・・・
真剣になればなるほどオモシロイ!・・かも??