カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

スキーチャレンジ★4回目~見えない壁にぶつかる編~

2009-03-15 | スキー

ちまたではもう桜が咲き始めたと言うのに、
私の冬はまだ終わりません・・・

【3/14(土)湯沢高原スキー場】
新幹線ならドアtoドアで2時間、というラクラク移動に味をしめた私は、
またしても「越後湯沢」に降り立った。

駅に着いたら土砂降りの雨あ~・・・雨のスキーは初体験。

この日は全国的に荒れ模様だったようなので、新幹線は10分遅れで到着。
ま、電車が止まる、なんてことにならなかったので良しとしましょう。

先日michi大先輩と話していたときに、
「1回目はなにがなんだか解らないまま終わってしまったけど、
今ならスクールに入っても、余裕を持って習えるかもね。癖がつかないうちが良いかも~」
あ、そうかも、と気付いた。
そうだね、そうしよう、と筋肉痛の残る翌日には日帰りツアーを申し込んでいたワタクシ(笑)

9:30、スキー場に到着今日は150cmの板を借りてみた。
10:00からのスクールを申し込むも、私のコース(ハの字で止まれるレベル)生徒は一人。
先生とマンツーマンのレッスンとなった。

今回は2回滑っただけですぐにリフトに乗ってもよし、ということになった。
ちょっと安心


練習は「布場ファミリーゲレンデ」斜度約7度、スキーヤーオンリー。
1回目に草津で習ったのとはやはり全然違って、言われていることが良く解る。
曲がることを中心に教わった。空いていたので勉強しやすい。

それなりに曲がることは出来るようになったけど、スムーズではない。
頭で「曲がらなければ」と思ってしまうようで、もっと自然に~~
と悪いところも指摘してもらって、あっという間に2時間終了。

レッスン中も容赦なく雨が降り続いていたが、夢中な私は寒くもなかったので、
帽子のまま練習していたが・・・これがいけなかった。

12:00、レッスンが終わって建物内に入ってビックリ
帽子は水を吸って重たく、髪もびっしょり。
襟と袖から雨が入ってアンダーシャツも結構濡れてしまった。
つまり・・・寒いのだフードかぶるべきだった。
フードには水がたまっていた^_^;
こんな日に限って・・・余分な着替えは持っていないし。

いままでずっとスキー場では必死だった為、寒いなんて感じたことがなかったので、
今回初めてストーブの前を陣取り(空いててヨカッタ)お昼を食べながら乾かしました。

でもグローブと帽子だけはもう重たくなって乾く余裕もなし。
(アンダーは山用だったので速乾性、役に立ったね
帽子は2個もっていたから良かったけど、グローブは今日に限って1個しか持ってこなかった。
レンタルグローブを探すも、ないって言われ・・・
仕方なく一番安いのを購入(¥2980余計な出費)やっぱり油断はいけませんね、反省。

そして午後はまた一人自主練習。
幸い、雨が止んで曇りになってくれた。




リフトではもう転ばなくなったよ!乗りながら撮影が出来る余裕も・・・(笑)

ひとりになると、どうしても同じところをぐるぐるするのに飽きてしまい、
隣の「布場ゲレンデ」まで遠征。一番左のリフトに乗った。


しか~~~し!ここは初心者コースのはずなのに、上まで行ったら悲しいほど急(に見える)
滑り出しがプールサイドみたいに平で、斜面ががくん、としていて、
どっから降りたら良いのさ?状態で、ストック握り締め固まること5分・・・
もう覚悟を決めて少しナナメ横方向に滑り降りてみるも・・・
やっぱり1回転で派手に転び・・・またしても板二枚ふっとばしますた・・・。
起き上がるもそんな斜面で板を着けれるはずもなく・・・途中までオシリで滑り落ちて来る始末・・・
周りの皆さん、ご迷惑をおかけしました

仕方なく、隣の「途中下車OK」のリフトで練習始めますが、
こんどは距離が短くてつまらない(生意気)3回ぐらい曲がったら下に着いてしまうし、
雪がぼこっ、となっているところでは転んでしまう。

どうやって曲がっているかイマイチ理解していないのに、こんなんじゃダメだ~オレ
と自分に腹を立て、またすごすごとファミリーゲレンデに戻って練習しなおしました。

初級コースを滑れるようになるためには、あの傾斜に慣れないとダメなのね。
やっぱり一人だと怖いし、どうやって滑りだしたらいいのかわからない。
斜度7度はスムーズだけど、10度以上になると転んでしまう・・・
「初心者」と「初級者」のハザマにいる私。
初級コースの前に立ちはだかる壁は、私にとっては大きいようです。

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新幹線ギリギリの15:50まで滑って、館内の温泉へダッシュ。
幸い貸切状態で、20分で(カラス)出てきました。


今シーズンはもう今日で最後だろうか・・・
などと考えながらシャトルバスに乗ろうと外に出ると、今度は強い風と雪が。
新潟はまだ冬


越後湯沢駅で日本酒をまたたんまり仕込んで新幹線に乗った。
谷川岳のトンネルをくぐったらこんなまぶしい夕日が。
関東は、春


もう少し冬であって欲しいと願う私が、現実に戻った瞬間でありました。