カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

秋を迎えに・・・赤城山

2009-10-18 | ヤマのこと

秋が降りてくるのを待つつもりでしたが、
日曜日、ピーカンの予報に待ちきれず出かけてしまいました。

昨日の土曜日は仕事だったので、日曜日はゆっくり・・・
と思っていたのですが、なぜかしら「どこかへ行きたい虫」が急に騒ぎ、
それなら毎年行きたいと思ってチャンスを逃していた「赤城山」へと、
急遽思いついて出かけてきました。
来週末10/24・25で今シーズンのバスも終了。ギリギリ間に合いました。


朝5:30に家を出て、電車、バスを乗り継ぎ赤城山ビジターセンターに着いたのは10:00すぎ。
大沼の脇の車道を20分ほど歩きます。既に暑いくらいの日差し。


「赤城神社」の赤い橋が眩しかったです。


 
10:30、黒檜山登山口出発です。


取り付きから急登り、でも振り返るとさっきの大沼が眩しく輝いていました。


 
先週の悪夢が蘇るようなイワイワな登りです。
きついけど今日は胸が締め付けられるような苦しさはない。
ああ、よかった。今日は何とか行けそう。
紅葉がきれいなエリアに入り、気持ちも明るくなります。


暑いくらいの日差しの中、色付く木々たち。



ん~~~、癒されます!やっぱり来て良かった!



ところどころ平坦な場所もあったけど、ほぼ登りっぱなしで約1時間半、
「黒檜山頂」到着です。
あー、やっぱりしんどかった(なぜか開脚立ち?)


山頂からはぼんやりですが、多分、皇海山、武尊山などが見えていました。



大混雑の山頂。お昼を食べてそそくさと下山開始。
帰りのバスの時間が気になるから(本数が少ない)。


ここも「関東ふれあいの道」だったのですね。


駒ケ岳方面に進むと、御黒檜大神、鳥居がありました。
こっちはガラガラ。ここでお昼がよさそうでした。


遠方に小沼が、あんなに高いところに見えています。
大沼はずっと下なのに。

 
木製の階段が延々続く下り。ちょっと膝が笑いそうになりました。



ススキを見ると、秋だなー、って思います。


大タルミあたりまで降りてきて、振り返る黒檜山。
とても綺麗な山肌でした。
もう少し早かったら、もっと色とりどりの風景を見せてくれていたのだと思います。
山の紅葉はもう終わりな感じでした。ビジターセンターから下の車道は素晴らしい紅葉でした。


駒ケ岳まではちょっとの登り返し。それがまたが辛いのなんのって
岩手ではあんなにたくさんのピークを越えてきたのに?
自分の足なのに同じ足とは思えぬ弱りっぷり。はーまた一からやり直しかな・・・いや、二くらい?

「駒ケ岳山頂」からの景色はこんな感じ。
人が一杯で、立ち止まれず降りていきます。


そこからは緩やかに下る尾根でした。
秋にはこんな優しい山もいいものですね。


途中から鉄製の急階段。
でも天気が良かったので、手すりもあるし、怖いところは全くありませんでした。


駒ケ岳登山口に予想外に早く下ってきて、バスの時間にあと5分!というところでタイムアウト。
次のバスは1時間30分後。諦めて、車道をゆっくり歩いていたら、バスが見えた。
渋滞で遅れていたようなので大慌てでビジターセンターまで走る~
ラッキーなことに間に合って、13:45のバス(10分遅れ)に乗り、前橋駅まで行くことができました。
本当は温泉に寄りたかったのですが、なにせ、遠い。
明日は仕事なので早めに帰ってきました。

まだまだ本調子までは程遠い感じのワタシでしたが、
久しぶりに気持ちの良い汗をかいて、気持ちのよい空気を吸って、
やっぱり山って気持ちいい
と思えた・・・片道5時間、往復移動時間10時間、行動時間3時間の赤城山でした。


紅葉=下界までは・・・まだ時間がかかりそうです。

【交通機関】新宿→池袋→赤羽→高崎→前橋(¥1890)
 関越交通バス前橋→赤城山ビジターセンター(¥1450)往路戻る @¥6680