カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

行くぜ、東北。森吉山編

2023-03-13 | ヤマのこと

2023.3.9(木)~3.11(土) 二泊三日 東北の旅へ


1月のある日、昨年秋に利用した「鉄道開業150年記念 JR東日本パス(3日間乗り放題¥22,150)」の発売がまたあると知る。
なになに?今回はファイナルですって?これは行かねば!



対象期間は2023年3月2日(木)〜3月15日(水)の14日間となれば、行き先はひとつ。
去年の秋に行った秋田内陸縦貫鉄道で頂いたリピーターチケットを使う旅にしよう、
前回満室で諦めた酸ヶ湯温泉にも泊まろう、と行先は前回と同じで計画。



朝一の秋田新幹線で角館、乗り換えて阿仁合駅 予約しておいた乗合タクシーで森吉山スキー場へ
今日は北斗くんお休みだって・・・北斗くん愛用のぬいぐるみがぽつんと横たわっていて可愛かった。



ゴンドラに乗って上がる途中、何かの雪形にも見えそうな感じの山の風景
このところ急激に気温が高くなったので、無理だろうとは思っていたけど・・・



12:15、ゴンドラ山頂駅から歩き始める



気温が高く、アウターの中はTシャツ一枚でも平気なくらい
なんだかGW頃の雪?・・・1ヶ月半も季節が進んでしまったような不思議な感じ
ぐずぐず雪を登って、



見えた風景は・・・やはり。
山頂直下だけ木が白く見えるけど、あとは樹氷のジュの字もない。

まあ想定内なので仕方ない、私の場合、晴れてくれただけ良しでしょう。




今日の最高地点、石森1308m
今回、ここでの滞在時間は1時間半しかとれません(ゴンドラ片道20分必要)




森吉山山頂まで行く時間はないし、モンスターもいないしさてどうしよう?
前回行かなかった目と鼻の先にある森吉神社へ行ってみましょうか。






不思議バランスの”冠岩”(鬼伝説あり)
この岩は森吉神社の御神岩で、過去に起きた地震でも倒れることはなくこの姿を維持しているとのこと。
奇岩として古くから知られているそうで、歌碑もありました。



避難小屋を覗いてみると・・・ストーブがある!そしてとてもキレイ。
東北の避難小屋ってどこもきれいですよね~



もう見るものもないので来た道を戻ります



ここで樹氷を見るには、やはり1月下旬~2月上旬に来ないと無理っぽいですね



紅葉の時期にきれいだった斜面、もし氷点下の日にあたったら霧氷がきれいだろうな~
と思っていたけどそれもかなわず、ゴンドラ山頂駅へ



今日は霞んでいて鳥海山も見えませんでした



ゴンドラ山頂駅の気温、なんと驚きの10℃
これじゃ樹氷も霧氷もなにも、ねぇ・・・残念。


森吉山は秋に来てとても好きな山だな、と思ったけどやっぱり冬も良いね。樹氷見てないけど。。。
今度は夏の高山植物・ヒナちゃんの時期に歩いてみたいと思いながらゴンドラで降りて、
14:40の乗合タクシーで阿仁合駅へと戻りました。


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さて、今回は12年ぶりに酸ヶ湯温泉に泊まりたい、というのを最優先にしましたが、
1月の段階でも空きがあったのは3月10日(金)だけという人気ぶりで、その日をまず押さえて計画開始。
宿泊予約をしているのでどんな天気でも日程変更できない、山の天気は運任せ、という状況でしたが、



山歩きの予定は3月9日と3月11日、酸ヶ湯温泉へ移動する3月10日の天気予報だけが雪(下界は雨予報)




3月11日は東日本大震災から12年目にあたる日
移動日は盛岡駅を経由するので、行きたかった酒屋さんや地元のお店でちょっぴりお買い物支援。



盛岡駅から新幹線で新青森⇒青森駅 送迎バスに乗り、酸ヶ湯温泉へ。
八甲田ゴールドラインは雪の壁が高く、場所によっては車で走ってるだけでも雪崩に会いそうな区間も。

宿にチェックインしてから、翌日の登山口を確認しに行くと、
雪じゃなくて雨が降ってきて・・・この日は強風のため一日中八甲田ロープウエイは運休だったそう。
このあたりも一面白い世界で何も見えず、車道を歩いて登山口があるはずの雪壁の切れ間を探す。
さて、雪崩注意報が出ている青森県、明日は本当に晴れるのでしょうか・・・?


続く





【行程】東京駅6:32~角館駅9:35/9:50~阿仁合駅11:22~乗合タクシー11:30~阿仁ゴンドラ11:55
    ゴンドラ山麓駅⇒ゴンドラ山頂駅12:15(簡単ランチ)⇒石森12:50⇒ゴンドラ山麓駅14:20
    乗合タクシー14:40~阿仁合駅15:05/15:28~角館16:35 角館温泉 花葉館泊
    



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