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■メイン写真
依遅ヶ尾山の山頂からは日本海の大絶景が広がる
■今回のコース
登山口→ありが塔→鳥居跡→依遅ヶ尾山→(往路を戻る)→登山口⇒立岩
京都縦貫自動車道が延びて、丹後半島の端っこの山まで京阪神から余裕の日帰りで
行けるようになってきた。関西百名山に名を連ねる依遅ヶ尾山も、そのひとつである。
昨年、ツボ足で登ってあまりの積雪に苦労した依遅ヶ尾山。
だったら今年はスノーシューで快適に行こうと考え、時期も少し早めて臨んだのだが、
あらビックリ。雪のカケラすら見当たらず、山は早い春がやってきていた。
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登山口へクルマを走らせる。途中の田圃にコウノトリがいた。
恥ずかしながら、初めて野生のコウノトリを見た。
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登山口に到着。あー、雪がない。
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フキノトウが幾つも顔を出していた。春だ。
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わら葺きの三角屋根の小屋、「ありが塔」。
手入れされなくなって長いのか、天井がが抜けてしまっている。
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ブナの大木のあたりはトラバース道だ。
雪解けの直後らしく、ドロドロで滑りやすかった。
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「ここでいっぷく」の札が下がったポイントからは、南側の展望がよい。
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ここを過ぎると、急登がはじまる。
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広い主尾根に乗ると、ながらかな広葉樹の森になる。
のどかな自然林に、何種類もの小鳥の声が響いていた。
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山頂の西端にある、役行者の祠。
そう。ここ依遅ヶ尾山も修験の山だったのだ。
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山頂の三角点で、登頂の記念写真。
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山頂部の東端から日本海の絶景を楽しんだが、北風が強い。
経ヶ岬駐屯所にある、米軍の通信所レーダーが見えた。
(ちなみに南側は太鼓山風力発電所や、遠く大江山、金剛童子山などが見える)
すぐに寒くて仕方なくなったので、役行者祠の石垣を風よけにしてランチをとった。
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下山は往路を戻る。途中、登山道をまたぐように散乱していた石の柱に
文字が刻まれているのを発見。江戸時代(文化年間)の石鳥居だったようだ。
かつてこの山には依遅神社(現在は移転)があったという。
去年は雪に隠れまつたく気がつかなかった。
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オニシバリの花。
この樹皮を使って縄を編むと、鬼でも逃げられないくらい丈夫だという。
有毒らしい。道理で鹿に食われていないわけだ。
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リュウノヒゲのメタリックな青い実も発見。
登りには気づかなかったが、登山道の真ん中に野鳥の羽根が散乱し、真新しい血が
ついている現場を通った(写真は自主規制)。鳥の本体は見当たらないので食われて
しまったのだろう。我々が朝通って、戻ってくるまでの間の出来事だったのかな。
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そして最後はこれ。どこの馬の骨かと思ったが、どうやらシカの骨のようだ。
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今回はスノーシューで遊ぶ予定だったので、大幅に時間が余ってしまった。
すぐそこの間人(たいざ)でブランドのカニを食うカネはないので、
近くのジオな名所、立岩を観光。すばらしい柱状節理の迫力に脱帽である。
帰りは「道の駅 京丹波 味夢の里」で買い物を楽しむ時間的余裕もあった。
それでも、解散場所の山崎駅に着いたのは日没までまだ間があるころだった。
丹後の山は、日帰りできるぞー!!
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
依遅ヶ尾山の山頂からは日本海の大絶景が広がる
■今回のコース
登山口→ありが塔→鳥居跡→依遅ヶ尾山→(往路を戻る)→登山口⇒立岩
京都縦貫自動車道が延びて、丹後半島の端っこの山まで京阪神から余裕の日帰りで
行けるようになってきた。関西百名山に名を連ねる依遅ヶ尾山も、そのひとつである。
昨年、ツボ足で登ってあまりの積雪に苦労した依遅ヶ尾山。
だったら今年はスノーシューで快適に行こうと考え、時期も少し早めて臨んだのだが、
あらビックリ。雪のカケラすら見当たらず、山は早い春がやってきていた。
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登山口へクルマを走らせる。途中の田圃にコウノトリがいた。
恥ずかしながら、初めて野生のコウノトリを見た。
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登山口に到着。あー、雪がない。
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フキノトウが幾つも顔を出していた。春だ。
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わら葺きの三角屋根の小屋、「ありが塔」。
手入れされなくなって長いのか、天井がが抜けてしまっている。
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ブナの大木のあたりはトラバース道だ。
雪解けの直後らしく、ドロドロで滑りやすかった。
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「ここでいっぷく」の札が下がったポイントからは、南側の展望がよい。
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ここを過ぎると、急登がはじまる。
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広い主尾根に乗ると、ながらかな広葉樹の森になる。
のどかな自然林に、何種類もの小鳥の声が響いていた。
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山頂の西端にある、役行者の祠。
そう。ここ依遅ヶ尾山も修験の山だったのだ。
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山頂の三角点で、登頂の記念写真。
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山頂部の東端から日本海の絶景を楽しんだが、北風が強い。
経ヶ岬駐屯所にある、米軍の通信所レーダーが見えた。
(ちなみに南側は太鼓山風力発電所や、遠く大江山、金剛童子山などが見える)
すぐに寒くて仕方なくなったので、役行者祠の石垣を風よけにしてランチをとった。
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下山は往路を戻る。途中、登山道をまたぐように散乱していた石の柱に
文字が刻まれているのを発見。江戸時代(文化年間)の石鳥居だったようだ。
かつてこの山には依遅神社(現在は移転)があったという。
去年は雪に隠れまつたく気がつかなかった。
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オニシバリの花。
この樹皮を使って縄を編むと、鬼でも逃げられないくらい丈夫だという。
有毒らしい。道理で鹿に食われていないわけだ。
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リュウノヒゲのメタリックな青い実も発見。
登りには気づかなかったが、登山道の真ん中に野鳥の羽根が散乱し、真新しい血が
ついている現場を通った(写真は自主規制)。鳥の本体は見当たらないので食われて
しまったのだろう。我々が朝通って、戻ってくるまでの間の出来事だったのかな。
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そして最後はこれ。どこの馬の骨かと思ったが、どうやらシカの骨のようだ。
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今回はスノーシューで遊ぶ予定だったので、大幅に時間が余ってしまった。
すぐそこの間人(たいざ)でブランドのカニを食うカネはないので、
近くのジオな名所、立岩を観光。すばらしい柱状節理の迫力に脱帽である。
帰りは「道の駅 京丹波 味夢の里」で買い物を楽しむ時間的余裕もあった。
それでも、解散場所の山崎駅に着いたのは日没までまだ間があるころだった。
丹後の山は、日帰りできるぞー!!
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