Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年2月21日(木) まったく雪なしの[丹後]依遅ヶ尾山(関西百名山)、麓でコウノトリを目撃!

2019年02月22日 | 山登りの記録
■メイン写真
依遅ヶ尾山の山頂からは日本海の大絶景が広がる

■今回のコース
登山口→ありが塔→鳥居跡→依遅ヶ尾山→(往路を戻る)→登山口⇒立岩

京都縦貫自動車道が延びて、丹後半島の端っこの山まで京阪神から余裕の日帰りで
行けるようになってきた。関西百名山に名を連ねる依遅ヶ尾山も、そのひとつである。

昨年、ツボ足で登ってあまりの積雪に苦労した依遅ヶ尾山。
だったら今年はスノーシューで快適に行こうと考え、時期も少し早めて臨んだのだが、
あらビックリ。雪のカケラすら見当たらず、山は早い春がやってきていた。



登山口へクルマを走らせる。途中の田圃にコウノトリがいた。
恥ずかしながら、初めて野生のコウノトリを見た。



登山口に到着。あー、雪がない。



フキノトウが幾つも顔を出していた。春だ。



わら葺きの三角屋根の小屋、「ありが塔」。
手入れされなくなって長いのか、天井がが抜けてしまっている。



ブナの大木のあたりはトラバース道だ。
雪解けの直後らしく、ドロドロで滑りやすかった。



「ここでいっぷく」の札が下がったポイントからは、南側の展望がよい。



ここを過ぎると、急登がはじまる。



広い主尾根に乗ると、ながらかな広葉樹の森になる。
のどかな自然林に、何種類もの小鳥の声が響いていた。



山頂の西端にある、役行者の祠。
そう。ここ依遅ヶ尾山も修験の山だったのだ。



山頂の三角点で、登頂の記念写真。



山頂部の東端から日本海の絶景を楽しんだが、北風が強い。
経ヶ岬駐屯所にある、米軍の通信所レーダーが見えた。
(ちなみに南側は太鼓山風力発電所や、遠く大江山、金剛童子山などが見える)
すぐに寒くて仕方なくなったので、役行者祠の石垣を風よけにしてランチをとった。



下山は往路を戻る。途中、登山道をまたぐように散乱していた石の柱に
文字が刻まれているのを発見。江戸時代(文化年間)の石鳥居だったようだ。
かつてこの山には依遅神社(現在は移転)があったという。
去年は雪に隠れまつたく気がつかなかった。



オニシバリの花。
この樹皮を使って縄を編むと、鬼でも逃げられないくらい丈夫だという。
有毒らしい。道理で鹿に食われていないわけだ。



リュウノヒゲのメタリックな青い実も発見。

登りには気づかなかったが、登山道の真ん中に野鳥の羽根が散乱し、真新しい血が
ついている現場を通った(写真は自主規制)。鳥の本体は見当たらないので食われて
しまったのだろう。我々が朝通って、戻ってくるまでの間の出来事だったのかな。



そして最後はこれ。どこの馬の骨かと思ったが、どうやらシカの骨のようだ。



今回はスノーシューで遊ぶ予定だったので、大幅に時間が余ってしまった。
すぐそこの間人(たいざ)でブランドのカニを食うカネはないので、
近くのジオな名所、立岩を観光。すばらしい柱状節理の迫力に脱帽である。

帰りは「道の駅 京丹波 味夢の里」で買い物を楽しむ時間的余裕もあった。
それでも、解散場所の山崎駅に着いたのは日没までまだ間があるころだった。
丹後の山は、日帰りできるぞー!!


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