![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/46/a2ed79cb83eca1ad0966bab85541aeba.jpg)
■メイン写真
水晶谷に入ってすぐの斜瀑。愉しく直登できる。
■今回のコース
白倉谷林道(駐車)→岩本谷取付(入渓)→水晶谷二俣→CS滝(岩をくぐる)→
大日のコル→クロモジ尾取付点→(クロモジ尾)→駐車地⇒温泉(橿原ぽかぽか温泉)
モジキ谷や神童子谷遡行時の下山路としても使われる岩本谷を、遡行してきた。
下山できるというだけあって、大きな滝はないが、手頃な小滝が連続し、
ザイル(結果的に)不要、沢沿いの自然林も美しい。
こんな癒し渓は、Mr.Dash的には非常に嬉しい。
お手頃な沢ということもあり、参加者も多く7人パーティ。
今日が沢登りのデビューというT瀬さんは、ちょっと緊張気味。
T瀬さんはウチの山岳部のメンバーとしてよりも、世の中ではフルマラソンで
3時間を切る本物のランナーとして、その筋では有名な人だ。
脚力はたぶん、今日のメンバーで一番だろう。
白倉谷林道の入口でIM川さんのクルマと合流し、岩本谷の橋付近で路肩を探し駐車。
8:30頃、入渓。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/9b/bfb6da4dfacc240c95f08bcf1d2e76a0.jpg)
入渓してすぐ、右の支流に10mほどの美瀑がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/32/a72e50bfae7d0f755a2cd8e3e48757b9.jpg)
T瀬さん、沢靴にもすぐに慣れ、余裕の遡行。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/94/83b094fab602c824ceee820c59335f14.jpg)
こんな嬉しい小滝が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/bb/6d0b38886e7b7cd41dc1d48f9af8cfb2.jpg)
たまにシャワークライムできる箇所もあって愉しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f2/4fdc391ce785d1de207af60b3fe65673.jpg)
日光が清流にきらめいて、なんとも癒される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/f9/129166785167255e63e74523db2d0235.jpg)
やさしい形の斜瀑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/6b/18e35ba4061ce1bd9c974b0a042a353e.jpg)
高い滝でも5~6m程度。これは右の水線が階段状になっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/71/9bdcf2eba01d34dff9872740eccc38f3.jpg)
両側に岩が立ちはだかる小ゴルジュ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/93/56bdb94d1f014c8d81ee739d447a1bd6.jpg)
ここは右岸を微妙にトラバースして滝を直登する。
ちょっと沢登りチックで面白いところだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/3c/5c90ef47c9c87b9a435753c63f52db86.jpg)
流れの中にトチの実がたくさん転がっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/1e/b9e50558d2d80c9a5a2e65e3152e0628.jpg)
見上げると、トチのの巨木が!
沢が二股に分かれる。ここは右の水晶谷をとる。
しばらく小滝を快適にこなす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/9f/7a15682d3af6ef4ecf08857b4340caa6.jpg)
大きなヒキガエルに遭遇。これくらいになると、堂々としている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/01/2a846d194df1623f1d322a5f6e32d93d.jpg)
大きな岩がふさがる滝。この岩のトンネルをくぐり、直登する。
水晶谷の詰めに入ってから、ルート取りが難しくなる。
地形図をしばしば取り出して確認するが、それでも確証がもてない。
沢がさらに二分する。どちらも捨てがたいので、初めは真中の小尾根を登る。
たまに古い赤テープがあるので、ここを歩く登山者もいるのだろう。
ちょっと左に寄り過ぎかなと思い、右の登りやすい小沢に転進したら、
今度は右に寄り過ぎ。
このまま沢を詰めたら、稲村ヶ岳に直接突き上げてしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/43/8a4927e10ffa3564fa2e1cba647fa9d6.jpg)
極力、緩斜面の草つきを選んで左にトラバースを図る。
涸れ沢と、小尾根を回り込むと、大日岳の大岩峰が眼前に現れた。
ここからは細い流れの中を、直登あるのみ。
最後の2m強の岩場は、いろんなサイトを見る限り、苦労されている人が多い。
右にテラス状の地形が見えたので、普通に巻けそうだ。
しかし、ものは試し。強引に直登しようとしがみつく。
残念ながら右手のホールドに乏しく行き詰まり、右を巻いたY井氏に
シュリンゲを出してもらって強引に登った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/d1/6a387205d7ff144e8c0740b21975c789.jpg)
他のメンバーは全員巻いてきて、ほっと一息。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/8d/177a49d2ae79c3d5fa29b89c5c279448.jpg)
ダイモンジソウが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/06/6606588369a0f951651c566670285505.jpg)
目の前にある大日のコルをめざし、ひたすら急登する。
いやぁ、猛烈な登りだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/23/425f715ca543f01a94ef01e18f513c55.jpg)
大日のコルに到着!!
一同、充実感にひたる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/d4/65e43dc17ec929f10c946e450bcf6e1f.jpg)
大日のコルから振り返る。
下山はクロモジ尾をたどる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f2/3c2991933027c58f822cee20041e43cf.jpg)
上部はブナ、カエデ林の中、ササを踏み分ける。薄い踏み跡はある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/c3/8be7c2ad27fd83ef1eb70b0a11d8ac02.jpg)
時折、大日岳が見渡せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/6c/146cf5243f646aca43ce158427838ab6.jpg)
石楠花の密林を抜け、伐採地に出る。
かつて右の稜線から回り込んでいたルートも、今では左の尾根を
まっすぐ忠実に下るようになっている。
やがて鹿除けのネットが現れる。あとはネット沿い(左側)に下りていく。
植林の中、滑りやすい粘土質の急坂で、なかなかつらいが、一直線で下山
できるのがいい。白倉谷林道にはうまく下りることができた。
帰りに下市温泉に寄ったら、8月下旬から閉鎖になっていた。ショック。
代わりに橿原ぽかぽか温泉に入り、そこで夕食もすませ、充実の一日が終わった。
水晶谷に入ってすぐの斜瀑。愉しく直登できる。
■今回のコース
白倉谷林道(駐車)→岩本谷取付(入渓)→水晶谷二俣→CS滝(岩をくぐる)→
大日のコル→クロモジ尾取付点→(クロモジ尾)→駐車地⇒温泉(橿原ぽかぽか温泉)
モジキ谷や神童子谷遡行時の下山路としても使われる岩本谷を、遡行してきた。
下山できるというだけあって、大きな滝はないが、手頃な小滝が連続し、
ザイル(結果的に)不要、沢沿いの自然林も美しい。
こんな癒し渓は、Mr.Dash的には非常に嬉しい。
お手頃な沢ということもあり、参加者も多く7人パーティ。
今日が沢登りのデビューというT瀬さんは、ちょっと緊張気味。
T瀬さんはウチの山岳部のメンバーとしてよりも、世の中ではフルマラソンで
3時間を切る本物のランナーとして、その筋では有名な人だ。
脚力はたぶん、今日のメンバーで一番だろう。
白倉谷林道の入口でIM川さんのクルマと合流し、岩本谷の橋付近で路肩を探し駐車。
8:30頃、入渓。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/9b/bfb6da4dfacc240c95f08bcf1d2e76a0.jpg)
入渓してすぐ、右の支流に10mほどの美瀑がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/32/a72e50bfae7d0f755a2cd8e3e48757b9.jpg)
T瀬さん、沢靴にもすぐに慣れ、余裕の遡行。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/94/83b094fab602c824ceee820c59335f14.jpg)
こんな嬉しい小滝が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/bb/6d0b38886e7b7cd41dc1d48f9af8cfb2.jpg)
たまにシャワークライムできる箇所もあって愉しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f2/4fdc391ce785d1de207af60b3fe65673.jpg)
日光が清流にきらめいて、なんとも癒される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/f9/129166785167255e63e74523db2d0235.jpg)
やさしい形の斜瀑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/6b/18e35ba4061ce1bd9c974b0a042a353e.jpg)
高い滝でも5~6m程度。これは右の水線が階段状になっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/71/9bdcf2eba01d34dff9872740eccc38f3.jpg)
両側に岩が立ちはだかる小ゴルジュ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/93/56bdb94d1f014c8d81ee739d447a1bd6.jpg)
ここは右岸を微妙にトラバースして滝を直登する。
ちょっと沢登りチックで面白いところだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/3c/5c90ef47c9c87b9a435753c63f52db86.jpg)
流れの中にトチの実がたくさん転がっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/1e/b9e50558d2d80c9a5a2e65e3152e0628.jpg)
見上げると、トチのの巨木が!
沢が二股に分かれる。ここは右の水晶谷をとる。
しばらく小滝を快適にこなす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/9f/7a15682d3af6ef4ecf08857b4340caa6.jpg)
大きなヒキガエルに遭遇。これくらいになると、堂々としている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/01/2a846d194df1623f1d322a5f6e32d93d.jpg)
大きな岩がふさがる滝。この岩のトンネルをくぐり、直登する。
水晶谷の詰めに入ってから、ルート取りが難しくなる。
地形図をしばしば取り出して確認するが、それでも確証がもてない。
沢がさらに二分する。どちらも捨てがたいので、初めは真中の小尾根を登る。
たまに古い赤テープがあるので、ここを歩く登山者もいるのだろう。
ちょっと左に寄り過ぎかなと思い、右の登りやすい小沢に転進したら、
今度は右に寄り過ぎ。
このまま沢を詰めたら、稲村ヶ岳に直接突き上げてしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/43/8a4927e10ffa3564fa2e1cba647fa9d6.jpg)
極力、緩斜面の草つきを選んで左にトラバースを図る。
涸れ沢と、小尾根を回り込むと、大日岳の大岩峰が眼前に現れた。
ここからは細い流れの中を、直登あるのみ。
最後の2m強の岩場は、いろんなサイトを見る限り、苦労されている人が多い。
右にテラス状の地形が見えたので、普通に巻けそうだ。
しかし、ものは試し。強引に直登しようとしがみつく。
残念ながら右手のホールドに乏しく行き詰まり、右を巻いたY井氏に
シュリンゲを出してもらって強引に登った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/d1/6a387205d7ff144e8c0740b21975c789.jpg)
他のメンバーは全員巻いてきて、ほっと一息。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/8d/177a49d2ae79c3d5fa29b89c5c279448.jpg)
ダイモンジソウが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/06/6606588369a0f951651c566670285505.jpg)
目の前にある大日のコルをめざし、ひたすら急登する。
いやぁ、猛烈な登りだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/23/425f715ca543f01a94ef01e18f513c55.jpg)
大日のコルに到着!!
一同、充実感にひたる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/d4/65e43dc17ec929f10c946e450bcf6e1f.jpg)
大日のコルから振り返る。
下山はクロモジ尾をたどる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f2/3c2991933027c58f822cee20041e43cf.jpg)
上部はブナ、カエデ林の中、ササを踏み分ける。薄い踏み跡はある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/c3/8be7c2ad27fd83ef1eb70b0a11d8ac02.jpg)
時折、大日岳が見渡せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/6c/146cf5243f646aca43ce158427838ab6.jpg)
石楠花の密林を抜け、伐採地に出る。
かつて右の稜線から回り込んでいたルートも、今では左の尾根を
まっすぐ忠実に下るようになっている。
やがて鹿除けのネットが現れる。あとはネット沿い(左側)に下りていく。
植林の中、滑りやすい粘土質の急坂で、なかなかつらいが、一直線で下山
できるのがいい。白倉谷林道にはうまく下りることができた。
帰りに下市温泉に寄ったら、8月下旬から閉鎖になっていた。ショック。
代わりに橿原ぽかぽか温泉に入り、そこで夕食もすませ、充実の一日が終わった。