Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2017年8月20日(日) [大峰]かりがね橋から大天井ヶ岳へ、急登をしのいで登る!!

2017年08月21日 | 山登りの記録
■メイン写真
山頂直下のブナが美しい大天井ヶ岳

■今回のコース
洞川温泉バス停→龍泉寺→かりがね橋→第一展望台→第二展望台→岩屋峰→
大天井ヶ岳→五番関→五番関トンネル入口→毛又橋→母公堂→洞川温泉バス停


この日のルートは、大峰山系の支脈、龍泉寺から岩屋峰を経て、大天井ヶ岳に
至るもの。
ウチの登山教室では最も健脚さん向けのルートだが、のんびり教室の方々も
"挑戦"され、日頃の体力づくりの成果を存分に発揮された。



修験の寺、龍泉寺が今回のスタート。



石灰岩質の洞穴、"龍の口"からは、こんこんと神水が湧き出す。



モミの古木が印象的な山道から、全長120m、高さ50mを誇るかりがね橋へ。
「かりがね」は、地元ではイワツバメのことをいう。



橋からは、洞川の温泉街が一望のもとだ。



第一展望台。ここからも洞川の集落が見下ろせる。



向こう側の山の上の方に、五代松鍾乳洞の入口にある小屋が見える。



第二展望台。だいぶ登ってきた感があるが、急登はこれから始まる。



足元に、ベニナギナタダケ。一瞬、猛毒のカエンタケかと焦った。



鹿の角も落ちていたりする。
市販の登山地図では、今日登る尾根筋はブッシュが茂っていると
書かれているが、鹿のがんばりのおかげで、今ではブッシュはおろか、
下草そのものが非常に少ない。



下草がなく、土壌が完全に露出した急峻な尾根を行く。
みんな無口になる区間。いやー、しんどかったねぇ。



途中で山上ヶ岳がちらっと見えたりする。
「中学生の時、林間学校で登ったなあ」「あれが女人禁制の山かぁ」
いろんな声がある。

急登部が終了した小コルでランチタイムとしたが、コルを抜ける風の涼しさは
やはり天上界のものであった。



岩屋峰に到着。目立たないピークだ。



大天井ヶ岳への最後の登りも、なかなかの急坂が続く。
ちょっと岩場が出てきたりして、少し大峰っぽい雰囲気になる。
左側にブナの自然林が出てきたら、山頂は近い。



苦労のかいあって、大天井ヶ岳に到着!!



何度かの急登で体力を奪われたが、達成感はたっぷり。
山頂はちょっとした広場になっており、二上山、大和葛城山、金剛山が
遠く望めた。

下山は、当初予定では往路を戻るものだったが、登りにちょっと時間が
かかってしまったので、下手をすると洞川温泉発の終バスに間に合わないかも
しれないと判断。加えて、空模様にも不安があったので、このまま直進し、
五番関へ下り、あとは舗装道を歩くことにした。



五番関への途中にある大ヒノキ。
ヒノキのほかに、よく見るといろんな木が同居している。



きれいな尾根が続く。道は前半よりずっと歩きやすいが、
急な下り坂に変わってからは、木段が朽ちたあと、鉄杭だけがニョキッと残り、
非常に危ないので慎重に下る。



五番関に到着。
碁盤の目のような模様が入った石があったことが名の由来だが、
今はどこにも見当たらない。



固定ロープが数か所にセットされた急坂を下る。
滑りやすい濡れ岩が多く、気が抜けない。



五番関トンネル前に到着! おつかれさまーっ!
あとは長い林道歩きのみだ。

Mr.Dashは、この日、もしものために洞川温泉駐車場にマイカーを置いていたので、
先に速足で下山し、クルマをとってきて皆さんを回送した。
終バスが出る30分ほど前にバス停に着き、皆さんにはソフトクリームや鮎の塩焼きを
楽しんでいだたく時間が捻出できた。

やっぱりバス便が限られている山域は、ドキドキするなぁ。


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