Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2021年6月13日(日) [大峰]近畿最高峰・八経ヶ岳へ。サラサドウダンが見ごろ!

2021年06月15日 | 山登りの記録
■メイン写真
奥駈道に咲き誇っていたサラサドウダン。淡色のグラデーションがかわいい。


■今回のコース
行者還トンネル西口→奥駈道出合→弁天ノ森→聖宝ノ宿跡→弥山小屋→弥山→八経ヶ岳→
(往路を戻る)→行者還トンネル西口


天気がちょっと心配なこの日、M社登山ツアーのガイドで、八経ヶ岳へ。
シロヤシオが終わって、オオヤマレンゲはまだという、ちょっと中途半端な時期と
思いがちだが、サラサドウダンが綺麗に咲いていた。新緑の鮮やかさもまだ残っており、
イキイキした緑を楽しむには、いいタイミングだ。



行者還トンネル西口をスタート。のっけから急登だ。
お客様には事前にどんな感じかをお知らせしているので覚悟はされている様子。



1時間強で、奥駈道出合に出る。



シロヤシオはさすがにもう終わり。わずかに残ってくれていた花に感激。
カエデ林のゆるやかな尾根を機嫌よく歩いていたら、雨がポツポツ。
ああ、とうとう降ってきたか。レインウェアを着る。



弁天ノ森を通過。



カマツカかな?



聖宝ノ宿跡でおやつ休憩。



もふもふのコケも、雨で元気を取り戻した。



ガスが5分間だけ晴れた隙に、稲村ヶ岳をゲット。



聖宝八丁の長い木段。こいつが雨で濡れるとスリップしやすくなる。
雨脚はひどくはならなかったのが救い。



カニコウモリ群落。斜面にびっしり。花はさすがにまだだ。



弥山小屋の前で昼食。雨がやみ、レインウェアを脱いで涼しく過ごせた。
山伏姿の男性2名に遭遇。お客様からの写真撮影に快く応じて下さった。
本当にありがとうございました。



めざす八経ヶ岳は、もうすぐそこだ。



まずは弥山の山頂へ。天河弁財天の奥宮が鎮座する。



ここのシャクナゲはまだ花が残っていた。これはたぶん移植されたものなんだろうな。



オオヤマレンゲ保護区を通過。さすがに花はまだ咲いていなかったが、
つぼみの中には白くなってきているものもあった。今年も開花が楽しみだ。



八経ヶ岳に到着。残念ながらガスがかかり、お隣の明星ヶ岳くらいしか見えなかった。
この日のお客様は全員、八経ヶ岳は初登頂だった。
近畿最高峰に自分の足で立つ充実感、達成感は、それはもうたいへんなもので、
次回、また登頂される機会があれば晴れてほしいものだと願わずにおれなかった。

ちなみにMr.Dashは学生時代に初登頂して以来、4回目で初めてようやく晴れたのを
憶えている。

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