![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/46/b18990c9b35a5569b0888bf83ca111b4.jpg)
■メイン写真
観音岩から見た明神山。播磨富士の別名もうなずける山容
■今回のコース
夢やかた→Cコース登山口→(Cコース)→屏風岩→観音岩→くじら岩→合掌岩→地蔵岳→
明神山→河鹿コース分岐(剛力台)→A、Bコース分岐→(Bコース)→林道終点→夢やかた
手ごろな岩場歩きができる、夢前町の明神山へ。
三角形の山容から、「夢前町の播磨富士」とも呼ばれる。
主要な尾根筋、谷筋はほとんどルートがあるといっても過言ではない、地元でよく登られている
山だ。今回は通称「Cコース」と呼ばれる、ポピュラーな尾根道からアプローチした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/98/fa858b3076307653110723725ea6d4ce.jpg)
キャンプ施設やレストラン、売店などがある「夢やかた」の駐車場にクルマを置いて、
Cコース登山口から登山をスタート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/92/9b1fd03b0bb75a12a9df5b3496047a40.jpg)
さっそく目の前に現れるのは屏風岩。直登はできないので、左から巻く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ad/a407309025e524ebc5e3d34e4c1b21ac.jpg)
屏風岩の上から、これから登る明神山を望む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/fb/f772256dc4f9c132d1603fcf5fbda63c.jpg)
楽しい岩場歩きが始まる。大きな岩の狭い隙間をよじ登ると、観音岩に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/0c/65a18c13f1626093e49dbaf5b06bd292.jpg)
観音岩から、「夢やかた」や岩屋池を見下ろす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/76/13cb659b5dfb9513a9b8e549fc3075ef.jpg)
アオダモの花がちょうど満開だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/6f/c0e9ffff24fd839cd0bbd435ad2bb277.jpg)
ガマズミだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/a1/a868761b3f5c8fdae13bc9b2c3f678e4.jpg)
モチツツジも、例年より若干早いようだが、咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/09/61666c80bc4e37399cd0f09d559f539b.jpg)
クジラ岩。よく「馬の背」などと称されるような地形の岩尾根だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/3a/d450ca5c52552788fd3b948f2001e1b6.jpg)
白い小さなツツジが咲いていたが、シロバナウンゼンツツジだろうか。そうだったら嬉しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/66/fee74f8a4af0c4f74f1794692ccd7a18.jpg)
合掌岩への最後の登り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/de/c90ffe4d55446123bec59843aa3347bf.jpg)
地蔵岳の山頂までは、「がまん坂」の急登を楽しむ。
大きな岩や小ピークには、その名を示す銘板が掲げられているが、これらの中には、
昔から呼ばれてきた地名と、登山道の整備などしている地元の愛好会が、近年つけた名前の
両方が混在しており、我々よそ者にはその違いは分からないので、注意が必要だ。
整備は大いにありがたいが、例えば大峯奥駈道などで個人や民間団体が新しく地名を
つけたりしたら、きっとなかなかの問題になるんだろうなと思う。
溢れすぎた地元愛の例は、最近、他の山でもちょくちょくみられる現象なので
注視していきたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ae/84dd42d94a897c793930540252e9c2b2.jpg)
地蔵岳に到着。明神山の前衛峰のような感じのピーク。こちらは展望にはあまり恵まれていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/b9/fbbe71595b3c54ed670d98a28e293bb8.jpg)
明神山への急登は、「八丁坂」となっている。地蔵岳から明神山へは、急峻なものの、
距離は500mもないので、実際には八丁(一丁は約108m)には足りない。
富士登山で、最後の八丁ある急坂のことを「胸突き八丁」という。
まるで胸がついてしまいそうなほどの急坂という比喩である。
が、ここは「胸突き」のほうをなぜか省略してしまい、本来は距離を示す「八丁」だけが
名前に残ったのだろう。
トラロープの固定ロープは、張りすぎといえるほど、たくさん張ってある。
いずれも荷重に耐えられないトラロープなので、触るのは最小限にとどめたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/2b/b11ef39822dc8f8cbf4208b9080b5527.jpg)
明神山の山頂に到着。小さな石の祠がある。
ちょっとした岩場を経ての登頂は、やっぱり達成感がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/18/31d377f52ad331f0621096704a2f9621.jpg)
眺望は抜群で、七種山塊、笠型山、氷ノ山など兵庫県内の名だたる山々や、天気が良ければ
家島諸島や小豆島まで見渡せるという。
西側直下に少し平らなところがあるので、そこでランチにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/30/b46d722f025c22fe25bbaf11016345dc.jpg)
山頂で見つけた白いツツジ。先ほどの白いツツジより、葉が小さい。
コメツツジなのかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/8f/12db5a21d95e32edb56dbf69150f3ef2.jpg)
明神山の直下はなかなかの急坂だ。
通称・剛力台(剛力の伝説があるわけではなく、愛好会の有力者の名前の一部をとって
関係者が命名しただけ)で河鹿コースを分け、続く分岐でA、Bルートを分ける。
下山は谷筋のBルートをとる。
明神山へ、岩場のリスクもなく、最もたやすく行けるルートだが、植林の単調さがデメリット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/31/2a04f95042abf690512bdb5e7f9f98ab.jpg)
途中のナメは100mほど続く。水量は少ないが、めずらしい地形だ。
渡渉箇所はひとつもない。雨の直後などはスリップしやすい部分もあるが、この日は大丈夫。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/80/c19ff66b98fbec023c7c8ecacd601d3e.jpg)
ため池の岩尾池で振り返る明神山。
「夢やかた」で休憩たのち、帰途についた。
観音岩から見た明神山。播磨富士の別名もうなずける山容
■今回のコース
夢やかた→Cコース登山口→(Cコース)→屏風岩→観音岩→くじら岩→合掌岩→地蔵岳→
明神山→河鹿コース分岐(剛力台)→A、Bコース分岐→(Bコース)→林道終点→夢やかた
手ごろな岩場歩きができる、夢前町の明神山へ。
三角形の山容から、「夢前町の播磨富士」とも呼ばれる。
主要な尾根筋、谷筋はほとんどルートがあるといっても過言ではない、地元でよく登られている
山だ。今回は通称「Cコース」と呼ばれる、ポピュラーな尾根道からアプローチした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/98/fa858b3076307653110723725ea6d4ce.jpg)
キャンプ施設やレストラン、売店などがある「夢やかた」の駐車場にクルマを置いて、
Cコース登山口から登山をスタート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/92/9b1fd03b0bb75a12a9df5b3496047a40.jpg)
さっそく目の前に現れるのは屏風岩。直登はできないので、左から巻く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ad/a407309025e524ebc5e3d34e4c1b21ac.jpg)
屏風岩の上から、これから登る明神山を望む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/fb/f772256dc4f9c132d1603fcf5fbda63c.jpg)
楽しい岩場歩きが始まる。大きな岩の狭い隙間をよじ登ると、観音岩に出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/0c/65a18c13f1626093e49dbaf5b06bd292.jpg)
観音岩から、「夢やかた」や岩屋池を見下ろす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/76/13cb659b5dfb9513a9b8e549fc3075ef.jpg)
アオダモの花がちょうど満開だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/6f/c0e9ffff24fd839cd0bbd435ad2bb277.jpg)
ガマズミだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/a1/a868761b3f5c8fdae13bc9b2c3f678e4.jpg)
モチツツジも、例年より若干早いようだが、咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/09/61666c80bc4e37399cd0f09d559f539b.jpg)
クジラ岩。よく「馬の背」などと称されるような地形の岩尾根だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/3a/d450ca5c52552788fd3b948f2001e1b6.jpg)
白い小さなツツジが咲いていたが、シロバナウンゼンツツジだろうか。そうだったら嬉しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/66/fee74f8a4af0c4f74f1794692ccd7a18.jpg)
合掌岩への最後の登り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/de/c90ffe4d55446123bec59843aa3347bf.jpg)
地蔵岳の山頂までは、「がまん坂」の急登を楽しむ。
大きな岩や小ピークには、その名を示す銘板が掲げられているが、これらの中には、
昔から呼ばれてきた地名と、登山道の整備などしている地元の愛好会が、近年つけた名前の
両方が混在しており、我々よそ者にはその違いは分からないので、注意が必要だ。
整備は大いにありがたいが、例えば大峯奥駈道などで個人や民間団体が新しく地名を
つけたりしたら、きっとなかなかの問題になるんだろうなと思う。
溢れすぎた地元愛の例は、最近、他の山でもちょくちょくみられる現象なので
注視していきたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ae/84dd42d94a897c793930540252e9c2b2.jpg)
地蔵岳に到着。明神山の前衛峰のような感じのピーク。こちらは展望にはあまり恵まれていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/b9/fbbe71595b3c54ed670d98a28e293bb8.jpg)
明神山への急登は、「八丁坂」となっている。地蔵岳から明神山へは、急峻なものの、
距離は500mもないので、実際には八丁(一丁は約108m)には足りない。
富士登山で、最後の八丁ある急坂のことを「胸突き八丁」という。
まるで胸がついてしまいそうなほどの急坂という比喩である。
が、ここは「胸突き」のほうをなぜか省略してしまい、本来は距離を示す「八丁」だけが
名前に残ったのだろう。
トラロープの固定ロープは、張りすぎといえるほど、たくさん張ってある。
いずれも荷重に耐えられないトラロープなので、触るのは最小限にとどめたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/2b/b11ef39822dc8f8cbf4208b9080b5527.jpg)
明神山の山頂に到着。小さな石の祠がある。
ちょっとした岩場を経ての登頂は、やっぱり達成感がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/18/31d377f52ad331f0621096704a2f9621.jpg)
眺望は抜群で、七種山塊、笠型山、氷ノ山など兵庫県内の名だたる山々や、天気が良ければ
家島諸島や小豆島まで見渡せるという。
西側直下に少し平らなところがあるので、そこでランチにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/30/b46d722f025c22fe25bbaf11016345dc.jpg)
山頂で見つけた白いツツジ。先ほどの白いツツジより、葉が小さい。
コメツツジなのかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/8f/12db5a21d95e32edb56dbf69150f3ef2.jpg)
明神山の直下はなかなかの急坂だ。
通称・剛力台(剛力の伝説があるわけではなく、愛好会の有力者の名前の一部をとって
関係者が命名しただけ)で河鹿コースを分け、続く分岐でA、Bルートを分ける。
下山は谷筋のBルートをとる。
明神山へ、岩場のリスクもなく、最もたやすく行けるルートだが、植林の単調さがデメリット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/31/2a04f95042abf690512bdb5e7f9f98ab.jpg)
途中のナメは100mほど続く。水量は少ないが、めずらしい地形だ。
渡渉箇所はひとつもない。雨の直後などはスリップしやすい部分もあるが、この日は大丈夫。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/80/c19ff66b98fbec023c7c8ecacd601d3e.jpg)
ため池の岩尾池で振り返る明神山。
「夢やかた」で休憩たのち、帰途についた。