■メイン写真
二上山の円形展望台から大阪湾の眺めを楽しむ
■今回のコース
当麻寺駅→當麻寺山門→鳥谷口古墳→裏向不動→大岩→二上山雄岳→馬ノ背→雌岳→
(ろくわたりの道)→ガード下→竹内街道交流館→六枚橋バス停
連日、この周辺を歩いている。
この日の登山教室は、「はじめての山」。
とにかく歩いてみようというのが第1回目のコンセプト。
低山ながら、展望、歴史スポット、そこそこの難所を組み入れたルート設定とした。
当麻寺駅から當麻寺山門に向かう途中にある、當麻蹶速(たいまのけはや)の塚。
相撲の始祖として知られ、野見宿禰(のみのすくね)と初の天覧相撲を取り敗北した。
五輪塔の形をしているが、五輪塔は平安時代の末期にならないと歴史上出現しない。
神話の時代の人物・當麻蹶速の時代にはなかったので、「塚」といっても後世のものだろう。
中将姫の伝説が残る當麻寺。立派な山門をみる。
この日は時間の関係で境内には入らず。
傘堂。郡山藩主・本多政勝候の菩提をとむらうための影堂。延宝2年(1674)の建立。
一本の角柱に、お堂の屋根がついたユニークなデザインだ。
大池に映り込む二上山。
この池に棲むアフリカガチョウ。
鳥谷口古墳。
二上山雄岳の山頂には、謀反の疑いをかけられ若くして自害した悲劇のプリンス、
大津皇子の墓があるが、考古学界には謀反人の墓を非常に目立つ山の頂に設けるかと
いう疑問もあるそうで、もしかすると、こっちが大津皇子の本当の墓ではないかとの
説もあるという。
裏向不動明王。
修験道の祖・役行者が、この下にある不動滝で修業し、不動明王を石に刻んでここに
安置したものの、霊力が強すぎて往来する人が倒れたりするので、石を倒して
像を裏向きにしたという。
裏向不動明王のすぐ先で、急な尾根道に入る。
「えー、こんなとこ登れるんですか」「ハイハイ、これ道ですヨ」。
しばらく登ると突如、大岩が現れる。
大岩の上に立つと、奈良盆地が一望できる。
薄曇りで、ちょっと霞んで見える。
雄岳へは、さらに急な登りが続く。がんばりどころだ。
山頂部にある大津皇子の墓と、葛城第26番経塚を見て、隣の葛木二上神社で
記念写真。
アケビが熟していた。
コウヤボウキが咲いている。秋を感じる。
馬ノ背を経て、三角点と日時計オブジェがある雌岳へ。
家族連れなど多くのハイカーでにぎわっていた。
「万葉の森」からは簡単に来れるのだ。
混雑を避け、大阪側の山頂直下にある円形の展望台に下りてランチタイム。
海の向こうに淡路島も明石海峡大橋も見える。
展望台にあったこの掲示。どこで誰が測定してくれるんやろ。
「ろくわたりの道」に入る。
「ろく」は「鹿」のこと。二上山の山麓にある鹿谷寺、鹿向谷など「鹿」のつく
地名がにあやかり、太子町が命名したようだ。
蜘蛛の巣を払いのけながら、複雑なルートを進んでいくと、
タマゴタケが! うまそう。。
ヤマジノホトトギス。晩夏から初秋の花だが、まだあった。
南阪奈道路のガード下をくぐる。
薄暗いガード下の天井にぶら下がっていたのは、なんとコウモリ。
これには驚いた。
水路沿いの道を経て、ミカン畑の農道へ。
ツルニンジン(写真)、ツリガネニンジン、ホタルブクロなどが咲いていた。
日本最古の「国道」竹内街道に出て、竹内街道交流館で休憩。
アイスコーヒーがお得な100円で飲めた。おかげで、いいクールダウンができた。
歴史的町並みを見ながら、六枚橋のバス停へ。
のんびりした秋の一日だった。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!
二上山の円形展望台から大阪湾の眺めを楽しむ
■今回のコース
当麻寺駅→當麻寺山門→鳥谷口古墳→裏向不動→大岩→二上山雄岳→馬ノ背→雌岳→
(ろくわたりの道)→ガード下→竹内街道交流館→六枚橋バス停
連日、この周辺を歩いている。
この日の登山教室は、「はじめての山」。
とにかく歩いてみようというのが第1回目のコンセプト。
低山ながら、展望、歴史スポット、そこそこの難所を組み入れたルート設定とした。
当麻寺駅から當麻寺山門に向かう途中にある、當麻蹶速(たいまのけはや)の塚。
相撲の始祖として知られ、野見宿禰(のみのすくね)と初の天覧相撲を取り敗北した。
五輪塔の形をしているが、五輪塔は平安時代の末期にならないと歴史上出現しない。
神話の時代の人物・當麻蹶速の時代にはなかったので、「塚」といっても後世のものだろう。
中将姫の伝説が残る當麻寺。立派な山門をみる。
この日は時間の関係で境内には入らず。
傘堂。郡山藩主・本多政勝候の菩提をとむらうための影堂。延宝2年(1674)の建立。
一本の角柱に、お堂の屋根がついたユニークなデザインだ。
大池に映り込む二上山。
この池に棲むアフリカガチョウ。
鳥谷口古墳。
二上山雄岳の山頂には、謀反の疑いをかけられ若くして自害した悲劇のプリンス、
大津皇子の墓があるが、考古学界には謀反人の墓を非常に目立つ山の頂に設けるかと
いう疑問もあるそうで、もしかすると、こっちが大津皇子の本当の墓ではないかとの
説もあるという。
裏向不動明王。
修験道の祖・役行者が、この下にある不動滝で修業し、不動明王を石に刻んでここに
安置したものの、霊力が強すぎて往来する人が倒れたりするので、石を倒して
像を裏向きにしたという。
裏向不動明王のすぐ先で、急な尾根道に入る。
「えー、こんなとこ登れるんですか」「ハイハイ、これ道ですヨ」。
しばらく登ると突如、大岩が現れる。
大岩の上に立つと、奈良盆地が一望できる。
薄曇りで、ちょっと霞んで見える。
雄岳へは、さらに急な登りが続く。がんばりどころだ。
山頂部にある大津皇子の墓と、葛城第26番経塚を見て、隣の葛木二上神社で
記念写真。
アケビが熟していた。
コウヤボウキが咲いている。秋を感じる。
馬ノ背を経て、三角点と日時計オブジェがある雌岳へ。
家族連れなど多くのハイカーでにぎわっていた。
「万葉の森」からは簡単に来れるのだ。
混雑を避け、大阪側の山頂直下にある円形の展望台に下りてランチタイム。
海の向こうに淡路島も明石海峡大橋も見える。
展望台にあったこの掲示。どこで誰が測定してくれるんやろ。
「ろくわたりの道」に入る。
「ろく」は「鹿」のこと。二上山の山麓にある鹿谷寺、鹿向谷など「鹿」のつく
地名がにあやかり、太子町が命名したようだ。
蜘蛛の巣を払いのけながら、複雑なルートを進んでいくと、
タマゴタケが! うまそう。。
ヤマジノホトトギス。晩夏から初秋の花だが、まだあった。
南阪奈道路のガード下をくぐる。
薄暗いガード下の天井にぶら下がっていたのは、なんとコウモリ。
これには驚いた。
水路沿いの道を経て、ミカン畑の農道へ。
ツルニンジン(写真)、ツリガネニンジン、ホタルブクロなどが咲いていた。
日本最古の「国道」竹内街道に出て、竹内街道交流館で休憩。
アイスコーヒーがお得な100円で飲めた。おかげで、いいクールダウンができた。
歴史的町並みを見ながら、六枚橋のバス停へ。
のんびりした秋の一日だった。
※初心者から楽しめる「遊山トレッキングサービスの登山教室」は、「ここをクリック」!!