Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年9月22日(金) [山城三十山]朝日峯は台風の爪痕でけっこう大変!

2018年09月23日 | 山登りの記録
■メイン写真
朝日峯から比叡山方面の眺望を楽しむ


■今回のコース
槙ノ尾バス停→波切不動尊→谷山6号橋→松尾峠→朝日峯→(往路を戻る)→槙ノ尾バス停

※下見時の模様は、「ここをクリック」!!


先日の台風の直撃を受け、京都北山は倒木などの被害を大きく受けた。
山城三十山のひとつ、朝日峯へのルートも、あくまで自己責任で状況を調査してきたが、
かなり荒れてしまっていた。

登山口へは、本来は山城高雄バス停が最も近いのだが、清滝川沿いの遊歩道に
直接下る道が通行止めのため、ひとつ先の槙ノ尾バス停から回り込む。



朝まで振っていた雨のため、清滝川の水かさは増え、若干の濁りが。
それでも美しい流れだ。



谷山林道は車輛等の通行ができない状態。自己責任で、この先の山の様子を見に行くと、
北山杉の植林がめちゃくちゃになっていた。
林道をふさいでいたであろう倒木は、なんとか通れるように応急処置されていたが、
このまま冬の積雪を迎えると心配だ。



波切不動尊はかろうじて健在だが、流されてきたような枝や葉がいっぱい溜まっていた。
水垢離の行場は、この日は水量もたっぷり。



林道を詰めていくと、小さな祠がある大岩の横を通る。



そして、6号橋へ。
本来であれば、橋を渡って右の道に入るのだが、ほんの少し進むと倒木だらけ。
越えていけるレベルではなく、6号橋に戻って、林道のもう少し先を偵察。
すると植林の中に作業道を発見。これがうまいことに倒木帯の先で、お目当ての
登山道に合流していた。



作業小屋で登山道は鋭角に折れる。



さっきの倒木帯の上を抜ける。いやあ、これほどまでに強烈な倒壊だったとは。

今日のルート中、いちばんの急登箇所は、そのうち尾根の東を回り込むように
トラバースするようになる。



途中でみつけた、まるで椅子のような巨大サイズのサルノコシカケ。



雑木林になってからは倒木は減ったが、それでもたまにこういうところを通過
せねばならない。



松尾峠の地蔵堂に到着。ここでランチタイム。
空は青空が見え始めたが、湿気がすごい。



尾根沿いの未舗装林道に合流する。
しばしば、時代劇などのロケが行われる林道だそうだが、なるほど、このへんで
刺客が刀を抜いてやってきそうな雰囲気だ。



最後は林道を離れ、雑木林の中を朝日峯の山頂へ。



山頂直下に生えていたシロオニタケ。幼菌から老菌まで多数見られた。



朝日峯に到着。いやー、苦労したなぁ。標高688mの低山とは思えない充実感。



三角点と、もはや読み取りが困難な、古くなった山名表示板。



下山は、当初は峰山を経て高山寺の裏手に出る予定だったが、
高山寺の境内も倒木のため、一部を除く大半が拝観中止中であり、峰山からの
ルートもものすごいことになっているとの情報があったため、往路を忠実に
戻ることにした。

朝よりも若干、濁りが少なくなった沢の流れを見ながら下山。
槙ノ尾バス停に着いたら、なんと3分後にバスが来た。

京都北山へは、この秋から何度か行く予定にしているが、各登山ルートの状況が
かなり気になる結果となった。


※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2018年9月19日(水) [大峰]大... | トップ | 2018年9月27日(木) [伊勢]朝... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事