■メイン写真
滋賀/福井県境あたりまで登ると、雪が少し増えた
■今回のコース
西浅井斎苑駐車場→山門水源の森事務所(森の楽舎)→椿坂→北分岐→ジョーズ岩→
大窓展望所→分岐→520mピーク→分岐→守護岩→中窓展望所→ブナの森→小窓展望所→
南分岐→湿原分岐→事務所(森の楽舎)→西浅井斎苑駐車場
貴重な湿原が保護されている山門(やまかど)水源の森。
そこに至るいきさつは、前回訪問時のブログに譲るが、今回はスノーシューを楽しもうと企んだ。
数日前までは、そこそこの積雪があったようだが、このところ高温で、残念ながら、
ずっとツボ足での歩行となった。
山門水源の森の入口で、外来種の種子等を持ち込まないように靴底を洗い、
事務所(森の楽舎)で協力金200円を支払って敷地に入る。
尾根道ルートからアプローチ。
薄く積もった予期は凍っておらず、アイゼンは必要ない。
椿坂にさしかかると、ここに生える「ユキバタツバキ」の説明板がある。
ユキツバキとヤブツバキの中間雑種を、ユキバタツバキというらしい。
両社の中間の特徴をもつので、実際問題、判別が難しい。
アカガシも多くみられる。
このあたりはアカガシ分布の北限にあたるが、ブナと共存しているのは全国的にも
珍しい植生だという。
整備された木段道を行く。いうほどの急登はない。
ジョーズ岩。これは納得のカタチだ。
そのすぐ先は、大窓展望所。南東方面が開け、琵琶湖や伊吹山などが見える。
この日は伊吹山には雲がかかっていた。
しだいに積雪量が増えてきた。もう少し深かったら、スノーシューでも快適なのだが、
わざわざここまで背負ってくるほどでもない。
水源の森の最高点、「守護岩」には、シカの食害などを説明するパネルがある。
守護岩で水源の森の敷地から離れ、美しいブナ林の中を福井県境へと向かう。
10分ほどで、眺望がすばらしい520mピークに着く。
最後はスノーシューがあってもいいかもと思える積雪(ただし湿雪)があった。
敦賀三山の一つ、岩籠山がすぐそこに見える。
北側には敦賀湾。
東に金糞岳や横山岳、伊吹山。そして南に琵琶湖が広がる、すばらしい景色!
風はなく、ぽかぽか日差しで気持ちいい。ここでランチを楽しんだ。
守護岩に戻る途中、往路のトレースをちょっと離れて、それぞれ好みに雪面を
滑り降りて遊ぶ。スノーハイクの醍醐味だ。
守護岩。
地元では神聖な岩としていたが、ここに座って休憩するハイカーがいるため、
注連縄がつけられたもの。
周回ルートを下る。みるみるうちに雪は少なくなっていく。
小窓展望所からは、山門湿原が見下ろせる。
湿原(南部湿原)まで下りてきた。
夏にサギソウが咲くなど、貴重な自然が残る。
沢道ルートで事務所へ向かう。雪解け水で、水量はなかなか豊富。
沢に架けられた木橋には、滑らないように荒縄が巻いてある。
「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」の会長さんが安全のために設置したものだ。
例年4月ごろに咲くキタヤマオウレンが、数輪ではあるが、もう咲いていた。
バイカオウレンに近い種で、2011年に新種認定されたそうだ。
素人には、バイカオウレンとの違いがなかなか分からないが、貴重なものを観られた。
滋賀/福井県境あたりまで登ると、雪が少し増えた
■今回のコース
西浅井斎苑駐車場→山門水源の森事務所(森の楽舎)→椿坂→北分岐→ジョーズ岩→
大窓展望所→分岐→520mピーク→分岐→守護岩→中窓展望所→ブナの森→小窓展望所→
南分岐→湿原分岐→事務所(森の楽舎)→西浅井斎苑駐車場
貴重な湿原が保護されている山門(やまかど)水源の森。
そこに至るいきさつは、前回訪問時のブログに譲るが、今回はスノーシューを楽しもうと企んだ。
数日前までは、そこそこの積雪があったようだが、このところ高温で、残念ながら、
ずっとツボ足での歩行となった。
山門水源の森の入口で、外来種の種子等を持ち込まないように靴底を洗い、
事務所(森の楽舎)で協力金200円を支払って敷地に入る。
尾根道ルートからアプローチ。
薄く積もった予期は凍っておらず、アイゼンは必要ない。
椿坂にさしかかると、ここに生える「ユキバタツバキ」の説明板がある。
ユキツバキとヤブツバキの中間雑種を、ユキバタツバキというらしい。
両社の中間の特徴をもつので、実際問題、判別が難しい。
アカガシも多くみられる。
このあたりはアカガシ分布の北限にあたるが、ブナと共存しているのは全国的にも
珍しい植生だという。
整備された木段道を行く。いうほどの急登はない。
ジョーズ岩。これは納得のカタチだ。
そのすぐ先は、大窓展望所。南東方面が開け、琵琶湖や伊吹山などが見える。
この日は伊吹山には雲がかかっていた。
しだいに積雪量が増えてきた。もう少し深かったら、スノーシューでも快適なのだが、
わざわざここまで背負ってくるほどでもない。
水源の森の最高点、「守護岩」には、シカの食害などを説明するパネルがある。
守護岩で水源の森の敷地から離れ、美しいブナ林の中を福井県境へと向かう。
10分ほどで、眺望がすばらしい520mピークに着く。
最後はスノーシューがあってもいいかもと思える積雪(ただし湿雪)があった。
敦賀三山の一つ、岩籠山がすぐそこに見える。
北側には敦賀湾。
東に金糞岳や横山岳、伊吹山。そして南に琵琶湖が広がる、すばらしい景色!
風はなく、ぽかぽか日差しで気持ちいい。ここでランチを楽しんだ。
守護岩に戻る途中、往路のトレースをちょっと離れて、それぞれ好みに雪面を
滑り降りて遊ぶ。スノーハイクの醍醐味だ。
守護岩。
地元では神聖な岩としていたが、ここに座って休憩するハイカーがいるため、
注連縄がつけられたもの。
周回ルートを下る。みるみるうちに雪は少なくなっていく。
小窓展望所からは、山門湿原が見下ろせる。
湿原(南部湿原)まで下りてきた。
夏にサギソウが咲くなど、貴重な自然が残る。
沢道ルートで事務所へ向かう。雪解け水で、水量はなかなか豊富。
沢に架けられた木橋には、滑らないように荒縄が巻いてある。
「山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会」の会長さんが安全のために設置したものだ。
例年4月ごろに咲くキタヤマオウレンが、数輪ではあるが、もう咲いていた。
バイカオウレンに近い種で、2011年に新種認定されたそうだ。
素人には、バイカオウレンとの違いがなかなか分からないが、貴重なものを観られた。