■メイン写真
国見山へ続く稜線から、水無山を振り返る
■今回のコース
大又林道終点(駐車地)→あしび山荘跡→キワダサコ→明神平→水無山→国見山→
(往路を戻る)→大又林道終点
ちょっとだけ冷え込んだこの日、霧氷を期待して明神平を経て国見山に登ってきた。
積雪は少なく、登山道がうっすら白くなってきたのは明神滝を巻いてから。
国見山の山頂でも、積雪は5~10センチ程度だった。
序盤は明神谷の渡渉が何度もある。寒い季節は「ドボン」に注意。
ロープに頼り切らず、3点確保しながら、足の置き場を探す。滑りにくい岩やごくごく浅い流れの中に
足を慎重に下ろし、真下に体重をかける。斜めに足を入れると滑りやすくなる。
エイヤッと飛ぶのはご法度。重心を低くして、じわじわと体重移動する。
渡渉が苦手な人は意外に多いものだ。
最初と2番目の渡渉点は、ぶらんぶらんで頼りなかったトラロープが撤去され、
新しくボルト固定されたザイルがキッチリ張られていた。工作してくれた人に感謝。
3番目の渡渉点はH氏が一昨年に張ってくれたロープが健在だった。
あしび山荘跡を通過。
明神滝下の休憩ポイント。まだほとんど雪はないが、滝は水量が少ない両サイドが
氷結していてきれいだった。
高巻き道の途中から明神滝を見下ろす。グリーンシーズンは木の葉で邪魔されるので、
この滝の全貌を見るには冬がよい。
ぼちぼち雪が出てきた。アイゼンはまだ要らない程度。
明神平に到着。谷筋を吹き上げてくる冷たい風を避けて、あしび山荘の陰に隠れて
昼食を摂った。
昼頃までは鈍色の雲に覆われていた明神平。
アイゼンを装着して、国見山をめざす。
楽しみにしていた霧氷、このあたりまで上がってくるとシッカリついていた。
水無山を越え、いよいよ国見山の姿が拝める。霧氷の花、花、花。
積雪は少ないが、雪質は上々だ。踏みしめる足の感覚がいい。
ところどころ、プナ林の合間から曽爾、御杖方面などの眺めが得られる。
国見山に到着。周囲の樹々が育ち、展望はないが、霧氷に囲まれて、なんとも
ファンタジックな空間になっていた。
天気予報どおり、だんだん晴れ間が広がってきた。
太陽が差し込んでも風は強いままなので、せっかくできた霧氷が剥がれて飛んでいく。
時折、それが頬に当たって痛いが、青空に映える霧氷を見ているとそれも忘れる。
やっぱりブルーバックが最高!!
霧氷の丈は長い所で3センチくらいか。いやー、見ごたえがあったなあ。
国見山へ続く稜線から、水無山を振り返る
■今回のコース
大又林道終点(駐車地)→あしび山荘跡→キワダサコ→明神平→水無山→国見山→
(往路を戻る)→大又林道終点
ちょっとだけ冷え込んだこの日、霧氷を期待して明神平を経て国見山に登ってきた。
積雪は少なく、登山道がうっすら白くなってきたのは明神滝を巻いてから。
国見山の山頂でも、積雪は5~10センチ程度だった。
序盤は明神谷の渡渉が何度もある。寒い季節は「ドボン」に注意。
ロープに頼り切らず、3点確保しながら、足の置き場を探す。滑りにくい岩やごくごく浅い流れの中に
足を慎重に下ろし、真下に体重をかける。斜めに足を入れると滑りやすくなる。
エイヤッと飛ぶのはご法度。重心を低くして、じわじわと体重移動する。
渡渉が苦手な人は意外に多いものだ。
最初と2番目の渡渉点は、ぶらんぶらんで頼りなかったトラロープが撤去され、
新しくボルト固定されたザイルがキッチリ張られていた。工作してくれた人に感謝。
3番目の渡渉点はH氏が一昨年に張ってくれたロープが健在だった。
あしび山荘跡を通過。
明神滝下の休憩ポイント。まだほとんど雪はないが、滝は水量が少ない両サイドが
氷結していてきれいだった。
高巻き道の途中から明神滝を見下ろす。グリーンシーズンは木の葉で邪魔されるので、
この滝の全貌を見るには冬がよい。
ぼちぼち雪が出てきた。アイゼンはまだ要らない程度。
明神平に到着。谷筋を吹き上げてくる冷たい風を避けて、あしび山荘の陰に隠れて
昼食を摂った。
昼頃までは鈍色の雲に覆われていた明神平。
アイゼンを装着して、国見山をめざす。
楽しみにしていた霧氷、このあたりまで上がってくるとシッカリついていた。
水無山を越え、いよいよ国見山の姿が拝める。霧氷の花、花、花。
積雪は少ないが、雪質は上々だ。踏みしめる足の感覚がいい。
ところどころ、プナ林の合間から曽爾、御杖方面などの眺めが得られる。
国見山に到着。周囲の樹々が育ち、展望はないが、霧氷に囲まれて、なんとも
ファンタジックな空間になっていた。
天気予報どおり、だんだん晴れ間が広がってきた。
太陽が差し込んでも風は強いままなので、せっかくできた霧氷が剥がれて飛んでいく。
時折、それが頬に当たって痛いが、青空に映える霧氷を見ているとそれも忘れる。
やっぱりブルーバックが最高!!
霧氷の丈は長い所で3センチくらいか。いやー、見ごたえがあったなあ。