Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2014年10月11日(土) [大阪の山レビュー]北摂・天王山から十方山、水無瀬ノ滝へ

2014年11月03日 | 山登りの記録
■メイン写真
青木葉谷展望広場からみた淀川と大阪方面の眺め

■今回のコース
阪急大山崎駅→天王山登り口→大念寺→宝積寺→酒解神社→天王山→十方山→
水無瀬ノ滝→サントリー山崎蒸留所→阪急大山崎駅

久しぶりの天王山。新しい写真が必要になったので、歩いてきた。
阪急大山崎駅近くのタイムズに駐車して、駅から踏査スタート。



JR山崎駅西側の踏切を通り、クスノキの下に「天王山登り口」の石の標識が立つ
坂道を上がる。



大念寺の境内を抜けて、宝積寺山門の石段を登る。



音がするので空を見上げたら、ヘリコプター10機が綺麗に編隊飛行をしていた。



宝積寺の境内には「秀吉出世石」なる、ありがたい石がある。
「山崎の合戦」でこの寺を陣所として使った秀吉が、この石に座ったという。
案外小さな石だ。意外と本当に座ったんやろうなぁ。

本堂右奥に、ハイキングコースが続いている。「天王山山頂」の大きな看板。
それがかかる柵にそって左に進み、薄暗い樹林帯を行く。
右手のフェンスの向こうアサヒビール大山崎山荘美術館の庭園だ。
そういえば、この美術館にはまだ入ったことがない。



こんなかわいらしい太鼓橋を通る。

多くの人が最初の休憩ポイントとして立ち止まる青木葉谷展望広場からは、
淀川の流れが一望できる。
天王山の戦いの様子を時系列に並べた 秀吉の道「陶板絵図」がある。



続いて酒解神社の大きな鳥居。左にあずまや、右に旗立松展望所がある。



展望所からは大山崎ジャンクション、醍醐、音羽方面の山々が向こうに連なる。

十七烈士の墓に寄り道し、酒解(さかとけ)神社へ。
この神社、正式には自玉手祭来酒解神社(たまでよりまつりきたるさかとけじんじゃ)
というらしい。舌を噛みそう。

本殿の左手前にある神輿庫は、日本最古の板倉式倉庫として国の重要文化財と
なっているが、近寄って撮影することができなのが残念。

ほどなく山頂への分岐。左に少し登れば、天王山の山頂だ。



一見、どこが山頂か分からない広場。樹林に囲まれ、眺めは得られない。
天下分け目の決戦の例えとして使われる「天王山」は、実際はなんとも
平凡なピークである。
今回はGPSを持ったまま、山頂広場の周回をぐるっと回ってみた。

もとの分岐に戻り、北東へ延びる歩きやすい登山道をとる。
途中、アカマツの樹林回復が試みられている。

やがて右に、奥の山展望所を示す標識を見つける。
寄り道すること数十メートル、電波反射板のところから展望が広がる。

元の道に戻り200メートルほどで、左に十方山への分岐をみる。
南南東方向へ、だらだらと尾根道を行けば、岩が散在する十方山の
頂上に至る。



以前はヒマラヤなどの方向を示したユニークな手製の表示板があったが、
その板っ切れは近くに放置されていて、茶色い防腐剤を塗った
トーテムポールのような山名表示板が三角点の横に立っている。

その後もしばらくは雑木林の尾根を南南東の方向へ。
天王山に比べると、やや岩がちな道である。
時折、粘土質なのか、これは濡れると滑りやすいだろうなと思える箇所がある。



やがて孟宗竹の林になり、道なりにたどっていくと、突然、白パイプの
柵が付けられた細い舗装道に変わる。



そのまま名神高速道路の側道に下りる。



道標をたどりながら水無瀬ノ滝に到着。
島本町のホームページによると、この滝は「島本町を代表する水源を天王山
西尾根の深谷に発した滝谷川が、天王山断層により生じた高さ約20メートルの
清冽な滝」とある。

すぐ後ろが名神高速道路なので、クルマの音がものすごく、趣きをそがれるが、
それを我慢すれば非常に美しい。
沢登りとして登るなら…と、ルートを頭の中でシミュレーションしてしまう。
岩の質がまったく分からないが、上部がちょっと難しいかな。

側道奥の春日神社で手を洗い、一休み。
名神高速のガードをくぐり、住宅街を抜ける。

JRの線路沿いに、サントリー山崎蒸留所へ。



説明付きで試飲もできる工場見学は要予約だが、山崎ウイスキー館は
見学無料で予約も不要。ということで、入ってみた。



あまりに有名なこのポスター。
他にも懐かしいトリスのポスターや、歴代の代表的なウイスキーの
展示を楽しんだ。

1Fのテイスティングカウンターでは、有料でウイスキーの試飲ができる。
今日はクルマできているので、おあずけ。

今日はいい写真もたくさん撮れたし、満足満足。


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