![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/7d/6e19473f19ab80e799fcbaafcd70e9b4.jpg)
■メイン写真
嶽ノ森山雄岳から見た雌岳の岩峰
■今回のコース
道の駅「一枚岩」→登山口→犬鳴谷上部→峯への分岐→峯ノ山→峯への分岐→
嶽ノ森山雄岳→キレット→雌岳→キレット→相瀬登山口→道の駅「一枚岩」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/44/9660fb1662c9e1eed322de542a74669b.jpg)
3日目。
今日もいい天気だ。国道371号に面した道の駅「一枚岩」を出発する。
古座川の一枚岩は、高さ100m、幅500mの奇岩である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e6/ae3d792cbf12290f29b8626f7de19008.jpg)
キイジョウロウホトトギスの群生地を通り、一枚岩トンネルの手前で右の道に
入ると、すぐに登山口がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/f2/7e8d68222ceb0d954e9e63d55e2eda86.jpg)
ちょっと登ると、鎖場が出てくる。岩場の急登を過ぎると、左に深く切れ込んだ
犬鳴谷が見えてくる。右は岩峰だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/a7/fad41b873c2e43f6d0906b70fefd84ae.jpg)
やがて犬鳴谷を詰めることになるが、南紀特有のナメ床に、丁寧にステップが
刻まれており、歩きやすい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/b2/d4ca0884c453f1890096a6f24e9dc92b.jpg)
ふと見ると、オレンジ色をしたコケが大きな群落を形成していた。
コケだけではなく、南紀を3日間歩くだけで、植物の種類の多さを実感する。
なるほど、この豊かな環境が、南方熊楠を輩出したのだと納得。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/7f/0c77c8c0e523ea4b69a55df1b8a72ff2.jpg)
一枚岩でできた地形は、ここが低山で、かつ国道にも近い場所であることを
忘れさせる。
植林帯に入ってしばらくすると、嶽ノ森山と峯ノ山との分岐点に出る。
まずは峯ノ山まで往復してみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/b1/9df01848ff26728fd5d92d7693640546.jpg)
すぐに右側が皆伐された場所に出る。向こうに見えているのが、電波塔が建つ
峯ノ山だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/7b/a012281ad13e1c8676ba8a8ef1f99ffc.jpg)
伐採のために拓かれたと思われる幅広の作業道の終点に出た。
絶景が広がる。向こうに見えている山々で最も高いのは法師山だろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/2a/4300900d0e3e657312d2984bab80f6e9.jpg)
舗装林道に合流し、峯ノ山を東から回り込むように進み、南側の尾根道から
ピークを目指す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/80/5cd7a69d2e11d567b29a3af6174afc93.jpg)
南紀のフユイチゴは、やたら大きい。
なぜか実がついていないなと思ったが、後日、熊野百間渓谷自然学校のI校長から、
これはホウロクイチゴという種類だと教わった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/56/80214141f71de753503f7c441e1803ae.jpg)
峯ノ山は、一等三角点峰だが、電波塔が立ち並び、周りは植林で展望もない。
ちょっと残念な気がするが、ここまでの道のりの絶景に免じて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/b0/5e11fb473c08963465b1ea1b758a4ee4.jpg)
もとの分岐点に戻り、今度は、もうすぐそこに迫っている嶽ノ森山を目指す。
いきなり岩場の急登になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/94/1c389c2b13247916c3eba89be769bfc8.jpg)
古座川の澄んだグリーンの流れが真下に見える。そのくらい急峻な、屏風状の
尾根上にいるということだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/de/11a57b36e411d69c33fd7b29938444e4.jpg)
雄岳に到着だ。この日は風がビュンビュン吹き抜けており、油断すると
飛ばされそうになる。標高たったの376mとは信じられない高度感。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/1f/f16ab301d4cd12a9b17068223880d20e.jpg)
雄岳山頂に鎮座する小祠。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/33/126e06d1efb482dfcb47858872721b4c.jpg)
この先も、強烈な下り坂。さすがにフィックスロープが張られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/41/54da3039c3429c66108613c213dcade3.jpg)
キレットから、雌岳に登り返す。ここも岩場の急登で、実に楽しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/bc/12d736a1f284b4835ba1bad1e516c9fa.jpg)
雌岳の山頂は、巨岩のすぐ上。強風が吹きすさんでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ea/8abcd141fd597bc4dbca8b7f4db3a25f.jpg)
雌岳から見た雄岳。南側はほぼ垂直の岩壁だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/77/83068b078fd186ee3526605038053f37.jpg)
キレットに戻り、南側に下る。このあとルートは、岩峰の南側をトラバース
しながら緩やかに下っていくのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/4c/729edf301b188273dcfa4aa989c13795.jpg)
下山途中、尾根にちょっと上ってみたら、ちょうど「一枚岩」が見下ろせた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/82/184877b314b7a9ad2ee55646fec18cd0.jpg)
雌岳を振り返ると、こちらもまた恐ろしいほどの垂壁が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ad/523e81555857e1bbcfaf481aaa25edf5.jpg)
最後は植林の中をジグザグに下り、相瀬側の登山口に下り立った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/02/e8939a89ee7e9040e54f50c35d6b2a03.jpg)
「一枚岩」はちょうど午後の日差しに照らされていた。
このあと、翌日の山行に備えて紀伊田辺へ移動。
田辺市内のスポーツ店「オハナ」に立ち寄って、ガイド仲間のA社長と
しばらく話をしてから、「弁慶のさと湯」で温まり、A社長おすすめの
「銀ちろ」で夕食。珍しい、ウツボのたたきを食べたが、なかなか弾力の
ある肉質でたいへん美味かった。
少し眠気も感じたが、あとちょっとだけ運転をがんばって、日高川町へ。
道の駅「SanPin中津」で3日目の車中泊となった。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
嶽ノ森山雄岳から見た雌岳の岩峰
■今回のコース
道の駅「一枚岩」→登山口→犬鳴谷上部→峯への分岐→峯ノ山→峯への分岐→
嶽ノ森山雄岳→キレット→雌岳→キレット→相瀬登山口→道の駅「一枚岩」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/44/9660fb1662c9e1eed322de542a74669b.jpg)
3日目。
今日もいい天気だ。国道371号に面した道の駅「一枚岩」を出発する。
古座川の一枚岩は、高さ100m、幅500mの奇岩である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e6/ae3d792cbf12290f29b8626f7de19008.jpg)
キイジョウロウホトトギスの群生地を通り、一枚岩トンネルの手前で右の道に
入ると、すぐに登山口がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/f2/7e8d68222ceb0d954e9e63d55e2eda86.jpg)
ちょっと登ると、鎖場が出てくる。岩場の急登を過ぎると、左に深く切れ込んだ
犬鳴谷が見えてくる。右は岩峰だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/a7/fad41b873c2e43f6d0906b70fefd84ae.jpg)
やがて犬鳴谷を詰めることになるが、南紀特有のナメ床に、丁寧にステップが
刻まれており、歩きやすい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/b2/d4ca0884c453f1890096a6f24e9dc92b.jpg)
ふと見ると、オレンジ色をしたコケが大きな群落を形成していた。
コケだけではなく、南紀を3日間歩くだけで、植物の種類の多さを実感する。
なるほど、この豊かな環境が、南方熊楠を輩出したのだと納得。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/7f/0c77c8c0e523ea4b69a55df1b8a72ff2.jpg)
一枚岩でできた地形は、ここが低山で、かつ国道にも近い場所であることを
忘れさせる。
植林帯に入ってしばらくすると、嶽ノ森山と峯ノ山との分岐点に出る。
まずは峯ノ山まで往復してみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/b1/9df01848ff26728fd5d92d7693640546.jpg)
すぐに右側が皆伐された場所に出る。向こうに見えているのが、電波塔が建つ
峯ノ山だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/7b/a012281ad13e1c8676ba8a8ef1f99ffc.jpg)
伐採のために拓かれたと思われる幅広の作業道の終点に出た。
絶景が広がる。向こうに見えている山々で最も高いのは法師山だろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/2a/4300900d0e3e657312d2984bab80f6e9.jpg)
舗装林道に合流し、峯ノ山を東から回り込むように進み、南側の尾根道から
ピークを目指す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/80/5cd7a69d2e11d567b29a3af6174afc93.jpg)
南紀のフユイチゴは、やたら大きい。
なぜか実がついていないなと思ったが、後日、熊野百間渓谷自然学校のI校長から、
これはホウロクイチゴという種類だと教わった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/56/80214141f71de753503f7c441e1803ae.jpg)
峯ノ山は、一等三角点峰だが、電波塔が立ち並び、周りは植林で展望もない。
ちょっと残念な気がするが、ここまでの道のりの絶景に免じて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/b0/5e11fb473c08963465b1ea1b758a4ee4.jpg)
もとの分岐点に戻り、今度は、もうすぐそこに迫っている嶽ノ森山を目指す。
いきなり岩場の急登になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/94/1c389c2b13247916c3eba89be769bfc8.jpg)
古座川の澄んだグリーンの流れが真下に見える。そのくらい急峻な、屏風状の
尾根上にいるということだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/de/11a57b36e411d69c33fd7b29938444e4.jpg)
雄岳に到着だ。この日は風がビュンビュン吹き抜けており、油断すると
飛ばされそうになる。標高たったの376mとは信じられない高度感。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/1f/f16ab301d4cd12a9b17068223880d20e.jpg)
雄岳山頂に鎮座する小祠。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/33/126e06d1efb482dfcb47858872721b4c.jpg)
この先も、強烈な下り坂。さすがにフィックスロープが張られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/41/54da3039c3429c66108613c213dcade3.jpg)
キレットから、雌岳に登り返す。ここも岩場の急登で、実に楽しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/bc/12d736a1f284b4835ba1bad1e516c9fa.jpg)
雌岳の山頂は、巨岩のすぐ上。強風が吹きすさんでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ea/8abcd141fd597bc4dbca8b7f4db3a25f.jpg)
雌岳から見た雄岳。南側はほぼ垂直の岩壁だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/77/83068b078fd186ee3526605038053f37.jpg)
キレットに戻り、南側に下る。このあとルートは、岩峰の南側をトラバース
しながら緩やかに下っていくのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/4c/729edf301b188273dcfa4aa989c13795.jpg)
下山途中、尾根にちょっと上ってみたら、ちょうど「一枚岩」が見下ろせた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/82/184877b314b7a9ad2ee55646fec18cd0.jpg)
雌岳を振り返ると、こちらもまた恐ろしいほどの垂壁が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ad/523e81555857e1bbcfaf481aaa25edf5.jpg)
最後は植林の中をジグザグに下り、相瀬側の登山口に下り立った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/02/e8939a89ee7e9040e54f50c35d6b2a03.jpg)
「一枚岩」はちょうど午後の日差しに照らされていた。
このあと、翌日の山行に備えて紀伊田辺へ移動。
田辺市内のスポーツ店「オハナ」に立ち寄って、ガイド仲間のA社長と
しばらく話をしてから、「弁慶のさと湯」で温まり、A社長おすすめの
「銀ちろ」で夕食。珍しい、ウツボのたたきを食べたが、なかなか弾力の
ある肉質でたいへん美味かった。
少し眠気も感じたが、あとちょっとだけ運転をがんばって、日高川町へ。
道の駅「SanPin中津」で3日目の車中泊となった。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!