Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2017年12月28日(木) 南紀の山をハシゴする(2)那智大社と妙法山

2017年12月31日 | 山登りの記録
■メイン写真
阿弥陀寺へ向かう車道から、烏帽子山を眺める

■今回のコース
大門坂駐車場→大門坂→青岸渡寺→熊野那智大社→那智高原→那智大滝→大門坂駐車場⇒
阿弥陀寺→妙法山(阿弥陀寺奥の院)→阿弥陀寺


2日目。
朝、起きたらクルマのフロントガラスの内側が凍っていた。冷え込んだようだ。



大門坂駐車場にクルマを停める。



「なでしこジャパン」の記念碑と、全員の足形がある。
これは澤穂希さんの足形。



まず、ずっと憧れていた大門坂を歩く。
入口に立つ夫婦杉。



樹齢800年の大クスノキ。



大きなスギ並木の間にまっすぐ延びる石段を登る。
すぐに多富気王子跡の横を通る。
大門坂は、背筋がピツと伸びそうな、凛とした雰囲気がある。



途中に、内側が空洞になった大きな切り株がある。



650mにわたる石段道を登りきると、青岸渡寺直下の駐車場に出る。
観光用の大看板なら、那智大滝に登ろうとしても叱られないぞ(笑)。



那智大滝と三重塔がセットになった、おなじみのアングルで撮影。
オリジナリティのカケラもないが、やっぱり撮ってしまうな。



青岸渡寺の本堂横には、樹齢700年のタブノキがある。これはすごい。



青岸渡寺は西国三十三ヶ所第一番札所。
伝承では、仁徳天皇の時代(4世紀)、インドから那智に渡来した裸形上人が、
那智滝の滝壺で如意輪観世音像を見つけ、本尊として安置したという。
本堂は、天正18年(1590)に豊臣秀吉が再建したものだ。



その隣にある熊野那智大社。これで、熊野三山を2日でコンプリートできた。



樹齢800年のクスノキの大きな空洞には、胎内くぐりと称して中に入れるが、
300円の初穂料がかかる。



青岸渡寺の横を、熊野古道中辺路が通り抜けており、那智高原公園に続いている。
世界遺産に不似合いな公園となっている。
昭和天皇お手植えの杉、桧も育っているが、「那智大滝の高さと同じ長さの
ローラースライダー」は長い間、使用禁止になったままだし、
売店も閉まったままだ。



時間もあるので、那智大滝を観に、飛龍神社のお滝拝所にも寄ってみた。
滝は「一の滝」とも呼ばれ日本三大名滝の一つ。
落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mという。



お滝拝所へは、この石段を下るのだが、段数は、滝の落差に合わせてか、
133段だという。
ん? メートル法が施行されてから、この石段ができたのかな?

いったんクルマに戻り、車道で阿弥陀寺へ(歩けよ、と言われそう)。



阿弥陀寺の見晴台からは、熊野灘の大海原が一望できる。



阿弥陀寺は、女人高野といわれ、那智三峰のひとつ、妙法山にある。
「黄泉の国への入り口」とされる寺だ。
弘法大師・空海が高野山を開く前年(815年)にこの山で修行をし、西方にある
阿弥陀如来の極楽浄土への入口としてお堂を建て、阿弥陀如来を本尊とした。



奥の院は、標高749m、三角点も据わっている妙法山の山頂にある。
いとも簡単に1座ゲットである。
じつは、ここからさっきの那智高原までは山道で1キロちょっとの距離だ。

このあとは、ヨーホエルが教えてくれた、勝浦のホテル「一の滝」で
温泉を楽しみ、古座川町の道の駅「一枚岩」へ移動。静かに車中泊できた。


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