![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f9/348b881f3d43a0eba55b94d5c45eb2d4.jpg)
6月の例会は行者還岳。なんと18人の大所帯となった。
体験参加も、F山さん、I川さん、けん5、M本イーピン氏の4人、
部外同行者もK阪さん、K野さんが参加して、大賑わいである。
Mr.Dashはひどい咳の風邪がようやく治りかけたばかりだが、今日の登山で
身体の代謝を高め、マイナスイオンを浴びて病気を追い出そうという魂胆。
大川口(おおこぐち)にクルマ1台をデポ、残り3台で行者還トンネル西口へ。
Mr.Dashは途中の天川辻ルートの吊橋とルートを勘違いしていて、
CLのN尾クンを惑わせてしまったが、記憶が曖昧で申し訳なかった。
やはり過去に行った山でも、事前にしっかりルートの確認をしておくべきである。
行者還トンネル西口からショートカットルートをとらず、南側へ進む。
通常、弥山への登りに使われるルート。ここで100人近い講のパーティが
下山してくるのに出会い、えらい時間がかかった。かなり足が弱そうな人も
多く、事故が起こらないのが不思議なくらいであった。
途中、薄ピンクのかわいい花が満開のサラサドウダンを見つけた。
奥駈道に出合う。周囲はガスで、展望はゼロ。それでも、大峰らしい
背の低いササと、ブナ、カエデの尾根歩きはすがすがしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/22/d297fc93aa21be0c35eab72778e39cf8.jpg)
先頭を歩くのはSLの”ミー”K本さん。Mr.Dashは気ままに
パーティの中で歩行順序を変えながら、写真を撮りつつ歩く。
「小谷林道」と書かれた立て札が倒れている。高塚山方面への分岐と
思われる。これを過ぎ、一ノ垰(タワ)へ。錆びたトタンの廃屋がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/cf/beb408ab7bc5f3dc9cc2980b7e0a01bf.jpg)
先のショートカットルートとの合流点を過ぎる。四角形の3辺を、ぐるっと
回ってきた格好だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/be/de96c0d10d7c2b9024608ae0f5fa5fb3.jpg)
白い草花の群落がある。後で調べたら、ガガイモ科カモメヅル属のクサタチバナ。
稜線上の潅木にも、花びら5枚の白くかわいい花が咲いている。
多分カマツカだと思う。サンザシかな?でも葉っぱが微妙に違うかも。
ほどなく天川辻、そして行者還小屋に着く。正午を過ぎており、ここで昼食とする。
予想外に涼しい。昼食を終えてザックを背負ったら、ザックがいやに濡れていて、
ガスで湿ったかなと思った。背中が濡れるが仕方ない。メンバーの半数以上は、
寒いのと、いつ雨に変わるか分からないのでカッパをまとっている。
行者還岳の山頂からは、景色は皆無。白い、白い。散りかけのシロヤシオの
奥に、「山想遊行」のプレート。ムム、仙人はここにもマーキングしていたか!
山頂で記念写真。そして、喉を潤そうとここまで一度もあけずに楽しみにしていた
魔法瓶に手をやると、なぜか軽い。栓が勝手に抜けて、400ccの冷えた
スポーツドリンク(×2倍薄め)のスペシャルドリンクが一口しか残っていないでは
ないか。ザックと背中を濡らしていたのは、これだったのだ。
おそらく最初から開いていたのだろう。栓はきちんとチェックしなければ。。。
大ショックである。水分は蒸発せずに、ズボンからパンツへと下りてきており、
かなりキモチ悪い。
行者還小屋に戻り、踏み跡程度のトラバース道へ。大き目の木がたくさん根こそぎ
倒れており、道が崩れかけている。倒木を越えていくのが煩わしい。
やがて暗い沢筋に出る。よく、間違って下りてしまうと云われるポイントだ。
案の定、”ミー”K本さんは沢に導かれていく。正しくは沢を渡り、崩落しかけた
向こう側を左へトラバースしつつ少し登るのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/dc/b1c37a1931f938f5b655aaf822540594.jpg)
フィックスワイヤーも途中で切れていて、さっぱり目立たない。
Mr.Dashは昔を思い出しつつ、勝手に偵察して踏み跡を発見、
パーティに伝える。
この先も、やや足場が悪いトラバースが続く。慣れないメンバーは悪戦苦闘している。
パーティは遅々として進まない事態になっていた。
旧送電線跡あたりで、弱り目にたたり目。雨足が強くなってきた。
これをしのぎながら、大川口に着いたのは16:40だった。
回送しておいたクルマを待つ間、メンバーは沢に入って遊んでいたそうだ。
さすがに水は冷たかったという。帰りに下市温泉で身体を温め、人ごこち。
山行後、F山さん、I川さん、M本イーピン氏の3名が山岳部に入部してくれた。
F山さんは、スキー、バドミントンもこなすスポーツ万能タイプ。
I川さんは、北アルプス無雪期のテント縦走をこなす即戦力。
そしてM本イーピン氏は、Mr.Dashの岳友で、高校時代の後輩。
今までに、横尾本谷から北穂滝経由、大キレット、北穂のバリエーションも
こなしている。彼は福山から奈良に転勤してきたばかりで、ようやくの入部となった。
めでたいめでたい。皆さん、例会は、このくらいの山が精一杯だけど、
これからが、お楽しみですよ~!
体験参加も、F山さん、I川さん、けん5、M本イーピン氏の4人、
部外同行者もK阪さん、K野さんが参加して、大賑わいである。
Mr.Dashはひどい咳の風邪がようやく治りかけたばかりだが、今日の登山で
身体の代謝を高め、マイナスイオンを浴びて病気を追い出そうという魂胆。
大川口(おおこぐち)にクルマ1台をデポ、残り3台で行者還トンネル西口へ。
Mr.Dashは途中の天川辻ルートの吊橋とルートを勘違いしていて、
CLのN尾クンを惑わせてしまったが、記憶が曖昧で申し訳なかった。
やはり過去に行った山でも、事前にしっかりルートの確認をしておくべきである。
行者還トンネル西口からショートカットルートをとらず、南側へ進む。
通常、弥山への登りに使われるルート。ここで100人近い講のパーティが
下山してくるのに出会い、えらい時間がかかった。かなり足が弱そうな人も
多く、事故が起こらないのが不思議なくらいであった。
途中、薄ピンクのかわいい花が満開のサラサドウダンを見つけた。
奥駈道に出合う。周囲はガスで、展望はゼロ。それでも、大峰らしい
背の低いササと、ブナ、カエデの尾根歩きはすがすがしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/22/d297fc93aa21be0c35eab72778e39cf8.jpg)
先頭を歩くのはSLの”ミー”K本さん。Mr.Dashは気ままに
パーティの中で歩行順序を変えながら、写真を撮りつつ歩く。
「小谷林道」と書かれた立て札が倒れている。高塚山方面への分岐と
思われる。これを過ぎ、一ノ垰(タワ)へ。錆びたトタンの廃屋がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/cf/beb408ab7bc5f3dc9cc2980b7e0a01bf.jpg)
先のショートカットルートとの合流点を過ぎる。四角形の3辺を、ぐるっと
回ってきた格好だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/be/de96c0d10d7c2b9024608ae0f5fa5fb3.jpg)
白い草花の群落がある。後で調べたら、ガガイモ科カモメヅル属のクサタチバナ。
稜線上の潅木にも、花びら5枚の白くかわいい花が咲いている。
多分カマツカだと思う。サンザシかな?でも葉っぱが微妙に違うかも。
ほどなく天川辻、そして行者還小屋に着く。正午を過ぎており、ここで昼食とする。
予想外に涼しい。昼食を終えてザックを背負ったら、ザックがいやに濡れていて、
ガスで湿ったかなと思った。背中が濡れるが仕方ない。メンバーの半数以上は、
寒いのと、いつ雨に変わるか分からないのでカッパをまとっている。
行者還岳の山頂からは、景色は皆無。白い、白い。散りかけのシロヤシオの
奥に、「山想遊行」のプレート。ムム、仙人はここにもマーキングしていたか!
山頂で記念写真。そして、喉を潤そうとここまで一度もあけずに楽しみにしていた
魔法瓶に手をやると、なぜか軽い。栓が勝手に抜けて、400ccの冷えた
スポーツドリンク(×2倍薄め)のスペシャルドリンクが一口しか残っていないでは
ないか。ザックと背中を濡らしていたのは、これだったのだ。
おそらく最初から開いていたのだろう。栓はきちんとチェックしなければ。。。
大ショックである。水分は蒸発せずに、ズボンからパンツへと下りてきており、
かなりキモチ悪い。
行者還小屋に戻り、踏み跡程度のトラバース道へ。大き目の木がたくさん根こそぎ
倒れており、道が崩れかけている。倒木を越えていくのが煩わしい。
やがて暗い沢筋に出る。よく、間違って下りてしまうと云われるポイントだ。
案の定、”ミー”K本さんは沢に導かれていく。正しくは沢を渡り、崩落しかけた
向こう側を左へトラバースしつつ少し登るのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/dc/b1c37a1931f938f5b655aaf822540594.jpg)
フィックスワイヤーも途中で切れていて、さっぱり目立たない。
Mr.Dashは昔を思い出しつつ、勝手に偵察して踏み跡を発見、
パーティに伝える。
この先も、やや足場が悪いトラバースが続く。慣れないメンバーは悪戦苦闘している。
パーティは遅々として進まない事態になっていた。
旧送電線跡あたりで、弱り目にたたり目。雨足が強くなってきた。
これをしのぎながら、大川口に着いたのは16:40だった。
回送しておいたクルマを待つ間、メンバーは沢に入って遊んでいたそうだ。
さすがに水は冷たかったという。帰りに下市温泉で身体を温め、人ごこち。
山行後、F山さん、I川さん、M本イーピン氏の3名が山岳部に入部してくれた。
F山さんは、スキー、バドミントンもこなすスポーツ万能タイプ。
I川さんは、北アルプス無雪期のテント縦走をこなす即戦力。
そしてM本イーピン氏は、Mr.Dashの岳友で、高校時代の後輩。
今までに、横尾本谷から北穂滝経由、大キレット、北穂のバリエーションも
こなしている。彼は福山から奈良に転勤してきたばかりで、ようやくの入部となった。
めでたいめでたい。皆さん、例会は、このくらいの山が精一杯だけど、
これからが、お楽しみですよ~!