![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/29/06877edd331c3f3622d5235c0e3959cc.jpg)
■メイン写真
西国27番札所・圓教寺の大講堂と食堂(じきどう)
■今回のコース
書写山ロープウェイ駐車場→東坂入口→五丁展望所→紫雲堂跡展望広場→山上駅→
圓教寺志納所→仁王門→摩尼殿→書写山最高点(白山権現)→大講堂→奥の院→
千年杉→文殊堂→日吉神社→西坂入口→書写山ロープウェイ駐車場
存在は知っていても、意外に遠いのと、山が低いこともあって、これまで
後回しになっていた姫路・書写山に行ってきた。
低山ではあるが素晴らしい山というのは各地にあるものだが、書写山もその期待に
応えてくれた。
書写山へは一般的に6本の登山路があるとされる。
今回は、敢えてひねらずに、最もポピュラーな東坂で登り、西坂で下った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/23/f5915176f95fe2cc472f3b854ce571b4.jpg)
クルマを書写山ロープウェイ前の無料駐車場に停め、東坂入口へ。
ここも、姫路駅北口からもバスがたくさんやってくるので便利はいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/5e/20addb7d81e283a939c131520c3cde13.jpg)
ほどなく山道に入る。丁石が置かれている。
播磨の山らしい、岩が露出した坂をつづら折りに上る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/5c/aa535ca266331725e7e5717a561faf8a.jpg)
5丁展望台に到着。南側の振袖山、京見山方面が見える。
やや霞がかっていて、海はぼんやりしか見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f3/807b754ac4ceab9f55fcaf1318e69f61.jpg)
紫雲堂跡にある展望広場。さっきより、やや高度感が出てきた。
ロープウェイの山上駅の展望台からも、絶景が楽しめる。
ここは双眼鏡が無料で見られるのがちょっとうれしい。
姫路城は見えないのかな?
志納所で拝観料を払って、広い境内に入る。
広い境内には、足の弱い人をサポートするため、園内送迎バスも走っている。
すごい寺だ!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/0c/81abb1336188c372bde32266eb403e83.jpg)
境内のあちこちに、伝教大師(最澄)の教えである「一隅を照らす」の文字がみられる。
簡単にいうと「今いるポジションで、精一杯がんばって、光り輝く存在になろう」と
いうことで、好きな言葉のひとつだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/d5/d94baee99cf8740b7f822bef7885b22a.jpg)
りっぱな仁王門。さすがは「西の比叡山」と言われる名刹である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/17/e97ff7da536c05888782a00f828f3f02.jpg)
湯谷橋を渡ると、眼前に摩尼殿がドーンと現れる。
石垣も大規模であり、寺というよりは要塞のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/ac/7bda5456e955e2793510cb4729676382.jpg)
手前に真っ赤なシャクナゲが今を盛りに花をつけていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/40/8544497299821c9a27152aab4e9a4083.jpg)
カルガモの親子が放生池を泳いでいた。
すぐ横ににある、はづき茶屋の方は、昨日までヒナがもう一羽いたのにと
おっしゃっていた。なかなか厳しい世の中なのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/98/4563e9cbaf0e518ecd4983ac65177f68.jpg)
摩尼殿の右手から、白山権現へ向かう道に入る。参道ではなく、もはや登山道だ。
すぐに白山権現(神社)に着く。その裏が、書写山の371m最高点である。
比叡山や能勢妙見山でもそうだが、一番高い場所や三角点設置場所は、
本来、寺社からみるとたいした意味はないので、ここも最高点はいたって地味だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/62/c2dde16d4a4ff1dd63d873d69d64995a.jpg)
十地坊跡に寄ってみた。
ここは羽柴秀吉が毛利との戦いに備え、本陣を置いた場所。
西に別所氏、東の毛利氏に挟まれても戦える場所ということで、軍師・黒田官兵衛が
秀吉に進言したそうだ。
唯一、北東の方角が開けるが、ここには当時、赤松氏の置塩城があった。
赤松則房は戦うことなく秀吉に下り、ともに三木城の別所長治を攻めたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/eb/0110bdd3d02325de0cff38022433181c.jpg)
大講堂、食堂、常行堂がコの字型にレイアウトされた広場に下りてくる。
食堂の2階の回廊に上がることができる。中には仏像などが展示されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/c9/deb83ee9157103e42c67c008d3188239.jpg)
奥の院にも行ってみる。
開山堂の軒下に、左甚五郎作とされる力士像があるが、西北の隅だけは姿が見当たらない。
「重さに耐えかねて逃げ出した」というユーモラスな伝説が残っているが、
本当はなぜなのか、想像がふくらむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/44/d4db91f62ee4144f9e8f17578d054007.jpg)
6本ある登山道のうち2つ、鯰尾坂(ねんびざか)、刀出坂が集約されてくるのが、
護法堂拝殿の裏側。ここにクリンソウの小さな群落があった。
今日はあまり花には期待していなかったので、得した気分だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/6a/0e2bfd217cf4a25039ce13859b260a8f.jpg)
樹齢700~800年とされる千年杉(ん?数字が合わない!?)の横を通る。
姫路市の保護樹に指定されている。樹高35m、樹回り7.6mだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/a2/b1aec35d8d321db6918007c8b8388c7e.jpg)
下山は西坂を選択。
一部、未舗装だが、唯一、車が通れるルートである。
もっとも、下にゲートがあり、許可車でないと、ここに進入することはできない。
車が通れるとはいえ、なかなかの急坂である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/49/929b9a417bcb95da1a1d74c70980f1fb.jpg)
文殊堂を経て、さしたる苦も無く、日吉神社に下りてくる。
日吉神社は、古い絵馬がたくさん掲げられており、おもしろい。
左手奥には、巨大な夫婦岩が祀られていた。
ほとんどお寺参りのようなミニ山行だったが、道中、展望ヶ所も多く、
終わってみると、すっかり満足している自分に気がつくのだった。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
西国27番札所・圓教寺の大講堂と食堂(じきどう)
■今回のコース
書写山ロープウェイ駐車場→東坂入口→五丁展望所→紫雲堂跡展望広場→山上駅→
圓教寺志納所→仁王門→摩尼殿→書写山最高点(白山権現)→大講堂→奥の院→
千年杉→文殊堂→日吉神社→西坂入口→書写山ロープウェイ駐車場
存在は知っていても、意外に遠いのと、山が低いこともあって、これまで
後回しになっていた姫路・書写山に行ってきた。
低山ではあるが素晴らしい山というのは各地にあるものだが、書写山もその期待に
応えてくれた。
書写山へは一般的に6本の登山路があるとされる。
今回は、敢えてひねらずに、最もポピュラーな東坂で登り、西坂で下った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/23/f5915176f95fe2cc472f3b854ce571b4.jpg)
クルマを書写山ロープウェイ前の無料駐車場に停め、東坂入口へ。
ここも、姫路駅北口からもバスがたくさんやってくるので便利はいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/5e/20addb7d81e283a939c131520c3cde13.jpg)
ほどなく山道に入る。丁石が置かれている。
播磨の山らしい、岩が露出した坂をつづら折りに上る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/5c/aa535ca266331725e7e5717a561faf8a.jpg)
5丁展望台に到着。南側の振袖山、京見山方面が見える。
やや霞がかっていて、海はぼんやりしか見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f3/807b754ac4ceab9f55fcaf1318e69f61.jpg)
紫雲堂跡にある展望広場。さっきより、やや高度感が出てきた。
ロープウェイの山上駅の展望台からも、絶景が楽しめる。
ここは双眼鏡が無料で見られるのがちょっとうれしい。
姫路城は見えないのかな?
志納所で拝観料を払って、広い境内に入る。
広い境内には、足の弱い人をサポートするため、園内送迎バスも走っている。
すごい寺だ!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/0c/81abb1336188c372bde32266eb403e83.jpg)
境内のあちこちに、伝教大師(最澄)の教えである「一隅を照らす」の文字がみられる。
簡単にいうと「今いるポジションで、精一杯がんばって、光り輝く存在になろう」と
いうことで、好きな言葉のひとつだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/d5/d94baee99cf8740b7f822bef7885b22a.jpg)
りっぱな仁王門。さすがは「西の比叡山」と言われる名刹である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/17/e97ff7da536c05888782a00f828f3f02.jpg)
湯谷橋を渡ると、眼前に摩尼殿がドーンと現れる。
石垣も大規模であり、寺というよりは要塞のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/ac/7bda5456e955e2793510cb4729676382.jpg)
手前に真っ赤なシャクナゲが今を盛りに花をつけていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/40/8544497299821c9a27152aab4e9a4083.jpg)
カルガモの親子が放生池を泳いでいた。
すぐ横ににある、はづき茶屋の方は、昨日までヒナがもう一羽いたのにと
おっしゃっていた。なかなか厳しい世の中なのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/98/4563e9cbaf0e518ecd4983ac65177f68.jpg)
摩尼殿の右手から、白山権現へ向かう道に入る。参道ではなく、もはや登山道だ。
すぐに白山権現(神社)に着く。その裏が、書写山の371m最高点である。
比叡山や能勢妙見山でもそうだが、一番高い場所や三角点設置場所は、
本来、寺社からみるとたいした意味はないので、ここも最高点はいたって地味だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/62/c2dde16d4a4ff1dd63d873d69d64995a.jpg)
十地坊跡に寄ってみた。
ここは羽柴秀吉が毛利との戦いに備え、本陣を置いた場所。
西に別所氏、東の毛利氏に挟まれても戦える場所ということで、軍師・黒田官兵衛が
秀吉に進言したそうだ。
唯一、北東の方角が開けるが、ここには当時、赤松氏の置塩城があった。
赤松則房は戦うことなく秀吉に下り、ともに三木城の別所長治を攻めたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/eb/0110bdd3d02325de0cff38022433181c.jpg)
大講堂、食堂、常行堂がコの字型にレイアウトされた広場に下りてくる。
食堂の2階の回廊に上がることができる。中には仏像などが展示されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/c9/deb83ee9157103e42c67c008d3188239.jpg)
奥の院にも行ってみる。
開山堂の軒下に、左甚五郎作とされる力士像があるが、西北の隅だけは姿が見当たらない。
「重さに耐えかねて逃げ出した」というユーモラスな伝説が残っているが、
本当はなぜなのか、想像がふくらむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/44/d4db91f62ee4144f9e8f17578d054007.jpg)
6本ある登山道のうち2つ、鯰尾坂(ねんびざか)、刀出坂が集約されてくるのが、
護法堂拝殿の裏側。ここにクリンソウの小さな群落があった。
今日はあまり花には期待していなかったので、得した気分だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/6a/0e2bfd217cf4a25039ce13859b260a8f.jpg)
樹齢700~800年とされる千年杉(ん?数字が合わない!?)の横を通る。
姫路市の保護樹に指定されている。樹高35m、樹回り7.6mだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/a2/b1aec35d8d321db6918007c8b8388c7e.jpg)
下山は西坂を選択。
一部、未舗装だが、唯一、車が通れるルートである。
もっとも、下にゲートがあり、許可車でないと、ここに進入することはできない。
車が通れるとはいえ、なかなかの急坂である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/49/929b9a417bcb95da1a1d74c70980f1fb.jpg)
文殊堂を経て、さしたる苦も無く、日吉神社に下りてくる。
日吉神社は、古い絵馬がたくさん掲げられており、おもしろい。
左手奥には、巨大な夫婦岩が祀られていた。
ほとんどお寺参りのようなミニ山行だったが、道中、展望ヶ所も多く、
終わってみると、すっかり満足している自分に気がつくのだった。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!