Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

4/30(土)、ツツジ咲く中山縦走路に行って来ました

2005年05月01日 | 山登りの記録
待望のゴールデンウイーク!見事な晴天に恵まれたので、ともちゃんと、宝塚の中山縦走路に出かけた。なんとなく岩稜を歩きたい心境だったのと、サクラの次はツツジという「すり込み」があるのだ。

阪急宝塚線山本駅を下車。住宅街を抜け、宝教寺の赤い橋を見送り不動明王参道を渓流沿いに進む。大陸風のデザインの山門をくぐり、辰巳橋を渡ると、まずは右折し、最明寺滝を見に行く。三方がオーバーハングとなっている幽境に、落差10m程度の滝が一条の軌跡を描いている。祠からは冷気(霊気?)が立ちこめる。滝壷で水遊びをする子ども達の歓声が響く。

元の辰巳橋にもどり、今度は直進する。真新しい堰堤を越え、万願寺分岐を左へ。黒く焼けただれた木々が現れ始める。2002年3月に起きた山火事の名残だ。これが燃えているところを想像するだけで恐ろしくなる。

232m峰を巻き、岩稜の急斜面を登る。カンカン照りの陽射しが照りつけ、かなり暑い。練習になるかなと思い、ロープに頼らず、わざと登りにくいところを選んで、ロッククライミングのようによじ登る。西側の焼け跡がさっきより生々しい。

もう暑くてたまらんというころ、ようやく樹林帯に入る。アカマツと、ミツバツツシが主。ミツバツツジは、花期のピークをほんのわずか過ぎてはいたが、まだまだ咲き誇っている個体もある。モチツツジは、蕾が今にも開きそうだった。昼食をとり、喉を潤すと、持参してきた飲料は半分になった。

宝塚市設置の水準点を過ぎ、右にゴルフ場を見下ろす。ツツジの稜線は、やがて両側にフェンスが迫る。なんだか興ざめ。だらだらしたアップダウンを幾つかしのぐと、中山最高点だ。北側の山崩れが進んでいる。放っておけば、いつか山頂部まで侵食され、この山は標高が低くなるのだろう。

帰路は、奥の院参道をとる。細かい分岐がたくさんあるが、とにかく奥の院をめざす。ここの名水で乾いた喉を潤し、やっと人心地。奥の院参道はほとんど雑木の樹林帯なので直射日光もなく、なにより新緑が美しい。こちら側は、夫婦岩を過ぎるとモチツツジが満開で、いい時に来たと思う。中山寺で、ともちゃんは氷イチゴ、Mr.Dashは缶ビールを頼み、クールダウン。帰りの電車ではぐっすりzzz…の二人だった。

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