Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2014年6月1日(日) 今年最高の暑さの中、快晴の奥多摩・棒ノ折山を行く

2014年06月07日 | 山登りの記録
■メイン写真
棒ノ折山の開けた山頂


■この日のコース
JR川井駅⇒(西東京バス)⇒清東橋→奥茶屋登山口→山ノ神→棒ノ折山→
権次入峠→岩茸石→(河又への尾根ルート)→さわらびの湯⇒(国際興行バス)
⇒西武飯能駅

最近、蓄積疲労を感じている。
おそらく梅雨入り前の最後の青天になるだろうからシッカリ歩いて
おきたいのだが、ものすごい猛暑が予想されていたのと、この疲れの中、
無理しないでおこうということで、棒ノ折山へのラクラクコースを選定。

津田沼から電車を乗り継ぎ青梅線の川井駅へ。早朝だったこともあって
電車はずっと座れたので、かなり睡眠を補うことができた。

川井駅の改札を出て、一旦、国道411号に下りる。少し西側(多摩川の上流側)に
バス停があり、奥多摩駅からのバスがやってくる。



これに乗り終点の清東橋で下車。清東橋バス停は、トイレも自販機もあり便利。
川沿いにキャンプ場が幾つか続く中を、舗装林道を上流へ。



奥茶屋登山口の標識に従い山道に入る。



沢に沿い、手入れの行き届いたわさび田が数百m続く。



奥多摩には、このようなわさび田は、よくあるようだが、
関西にはほとんどないため、Mr.Dashにとっては珍しい。

それにしても暑い。今日はあまり飛ばさないように歩こう。
左足が立て続けに10cm程度スリップし、コンディションがよくないことを
実感。今日は慎重に行こう。

山ノ神で沢沿いのルートに別れを告げ、左側の植林の急斜面を登る。
うわー、暑い。単調な景色が退屈。黙々と、一歩一歩行くだけ。
標高800m前後で左側が自然林に変わったのがせめてもの救い。


それほど苦もなく11:00、棒ノ折山の山頂に着く。これまでとは一変して
見事な眺め。
山頂部は広い台地状で、北から東側への眺めが最高である。
雲一つない快晴の中、日陰を探しておにぎりを一つ頬張って、
うーんと背を伸ばして深呼吸。一週間の疲れが吹っ飛んだ、、、
と思ったが今日はダメなようだ。



北側は大持山と武甲山の二つの三角形が印象的な眺め。

さわらびの湯への下山は、白谷沢を下るか、河又への尾根道をとるかを
選べるが、白谷沢は先日、軽い沢歩きをして大凡の様子は知っている。
そこで今日は自分として未踏の河又への尾根道をとった。

ルートはずっと、右側が植林、左側が自然林といったあんばい。
どうしても視線は左にいってしまう。



ミズナラが目立つ樹林帯は、強い日差しを受けてきらめいている。
さわさわと風になびく様子をしばらく立ち止まって見ていたら、
「何かいるの?」とハイカーが怪訝そうに尋ねてきた。



四方から登山道が集まる岩茸石。この岩には北側から簡単に登れる。
イワタケは生えていなかった。まあ当然か。



下山途中の小ピークからは名栗湖が見えた。



逆サイドにはやぐらが組んであり、本格的なラジコン飛行機が何台も
置いてある。ここから飛ばすのだろうが、ここまで機材を担ぎ上げるのも
たいへんだな。

大名栗林道を3回横断しながら、最後はふたたび単調な植林の中を
黙々と下り続ける。村の方からBeginの「オジー自慢のオリオンビール」や
「涙そうそう」が流れてくる。何をやっているのかな?
まさかBeginが来ているわけではなさそうだ。
そんなことを思いながら下りていたら、さわらびの湯の直下に出た。



広場ではイベントが行われており、露店が並び、ステージでは
沖縄音楽に合わせたパフォーマンスが行われていた。
ただ、暑いのなんの。

時間は12:30。さわらびの湯で残しておいたもう一つのおにぎりを平らげ、
入浴。ビールを飲んで、ちょっと昼寝。いい気持だ。

帰りのバスは、なんとマンガ「ヤマノススメ」のラッピングバス。
アニオタが喜びそうな女の子キャラが登山に目覚めていく過程を
描いたマンガで、最近は5分のショートアニメがTVでも流れている。



バスは外観だけでなく、内装まで「ヤマノススメ」仕様になっていた。
こんなコたちが本当に山にいたら、どんなに嬉しいだろうな。
本来、この年齢の娘がいてもおかしくないオッサンは、こんな妄想を
描きながら再び爆睡モードに突入していった。

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