山岳部の3月例会の行き先は、鈴鹿の竜ヶ岳。
N尾クンをチーフリーダーとする、総勢15名パーティだ。
昨日、蓬莱峡でクライミングした5人は、そっくりそのまま連投だ。
この山は、以前、N尾クンを連れて行き、彼の苗字に
似た名前の長尾滝の前で記念写真を撮ったのを憶えている。
(参照)
http://blog.goo.ne.jp/dash111779/e/5736c3de22bdc71a60e9074e976a9972
http://blog.goo.ne.jp/dash111779/e/97d0e3291f527662d41811a95b62f2bb
宇賀渓キャンプ場に駐車、各自、ストレッチを済ませ出発。
どよんといた曇天の中、ホタガ谷ルートから登る。
登山口には、木製の立て札があり、この先の2ヵ所の丸太橋が崩壊し、
土石流の跡の登山道がわかりにくく「極めて危険」、「あえて登山を希望
される方は厳正な判断と体制」でと、警告されている。
ううむ。これぞ「山と警告」だ。
確かに道は荒れている。鈴鹿山系の谷筋はギタギタになっていると
聞いていたが、マシなホタガ谷でこれか?と思う。
渡渉箇所には倒木が折り重なり、トラロープが引きちぎられて
元の登山道もよく分からない状態。
まあ、この程度なら我ら山岳部は平気なので、強引に越えて行ったが、
確かに時間はかかってしまう。
やがて右に、数段に分かれながら落ちる”分レ滝”が見える。
ようやく植林帯が終わり、自然林とササの植生になる。
やがてササ薮の中を、残雪を踏み抜かないように登る。
雪渓のように融け残った雪に向かい、永遠の少年達がたわむれる。
振り返ると、伊勢湾が見える。いつの間にか空は快晴。
先頭を歩くN尾クンの”晴れ男”ぶりは、今日も健在だ。
ちょっと時間がかかったこともあり、竜ヶ岳山頂に着いたのは12:50。
360度の眺望が、この山の最大の魅力だ。
ここでも、永遠の少年達が遠くを眺めていた。なんか、BE-PALの
表紙みたい。
遥か彼方に白く輝く白山や御岳、乗鞍を望みながら、昼食。
ここから初めて歩くルート。
石榑(いしぐれ)峠へ下りる尾根道は、結構な急坂。
シロヤシオ群落が続く。咲いたらキレイだろうな。
途中、”重ね岩”でしばらく遊ぶ。まるでサル山のように、メンバーが
岩に群がった。
崩壊した国道421号線には、車が入れないよう道幅をコンクリートで
狭めたゲートが作られ、立て札には「崩落の為、絶対に通れません」と
強いメッセージが!
”絶対”って、そこまで強調せんでもええやん、と思って国道を下りたら、
果たして落石の山、ガードレールはひん曲がり、えらいことになっていた。
これは確かに”絶対”車の通行は無理だ。
小峠からは、水晶山の家へ向かう谷筋のルートをとる予定だったが、
N尾クンが偵察したところ、えらい荒れていたようで、予定変更。
再度、登り返すことになるが、砂山経由で宇賀渓キャンプ場に戻ることに
なった。体力的にはキツいコースとなったが、安善を選択したN尾クン
ファインプレーと思う。
しかし、おかげで、敢えて登ることはないだろう砂山(497m)に
登ることができ、しかもそこからの竜ヶ岳の眺めは、なかなか雄大な
もので、行って損はなかった。
久しぶりに参加のO原さんは、かなり疲労した様子だったが、
がんばりがヒシヒシと伝わってくる。O田さんが親切に彼女に手を
さしのべておられた。メンバー間の助け合いが自然にできるのが、
いつもながら、ウチの山岳部の良さだ。
16:50、もとの駐車場に無事下山。
宇宙人I村さんの万歩計によると24000歩。結構、歩いたなぁ。
N尾クンをチーフリーダーとする、総勢15名パーティだ。
昨日、蓬莱峡でクライミングした5人は、そっくりそのまま連投だ。
この山は、以前、N尾クンを連れて行き、彼の苗字に
似た名前の長尾滝の前で記念写真を撮ったのを憶えている。
(参照)
http://blog.goo.ne.jp/dash111779/e/5736c3de22bdc71a60e9074e976a9972
http://blog.goo.ne.jp/dash111779/e/97d0e3291f527662d41811a95b62f2bb
宇賀渓キャンプ場に駐車、各自、ストレッチを済ませ出発。
どよんといた曇天の中、ホタガ谷ルートから登る。
登山口には、木製の立て札があり、この先の2ヵ所の丸太橋が崩壊し、
土石流の跡の登山道がわかりにくく「極めて危険」、「あえて登山を希望
される方は厳正な判断と体制」でと、警告されている。
ううむ。これぞ「山と警告」だ。
確かに道は荒れている。鈴鹿山系の谷筋はギタギタになっていると
聞いていたが、マシなホタガ谷でこれか?と思う。
渡渉箇所には倒木が折り重なり、トラロープが引きちぎられて
元の登山道もよく分からない状態。
まあ、この程度なら我ら山岳部は平気なので、強引に越えて行ったが、
確かに時間はかかってしまう。
やがて右に、数段に分かれながら落ちる”分レ滝”が見える。
ようやく植林帯が終わり、自然林とササの植生になる。
やがてササ薮の中を、残雪を踏み抜かないように登る。
雪渓のように融け残った雪に向かい、永遠の少年達がたわむれる。
振り返ると、伊勢湾が見える。いつの間にか空は快晴。
先頭を歩くN尾クンの”晴れ男”ぶりは、今日も健在だ。
ちょっと時間がかかったこともあり、竜ヶ岳山頂に着いたのは12:50。
360度の眺望が、この山の最大の魅力だ。
ここでも、永遠の少年達が遠くを眺めていた。なんか、BE-PALの
表紙みたい。
遥か彼方に白く輝く白山や御岳、乗鞍を望みながら、昼食。
ここから初めて歩くルート。
石榑(いしぐれ)峠へ下りる尾根道は、結構な急坂。
シロヤシオ群落が続く。咲いたらキレイだろうな。
途中、”重ね岩”でしばらく遊ぶ。まるでサル山のように、メンバーが
岩に群がった。
崩壊した国道421号線には、車が入れないよう道幅をコンクリートで
狭めたゲートが作られ、立て札には「崩落の為、絶対に通れません」と
強いメッセージが!
”絶対”って、そこまで強調せんでもええやん、と思って国道を下りたら、
果たして落石の山、ガードレールはひん曲がり、えらいことになっていた。
これは確かに”絶対”車の通行は無理だ。
小峠からは、水晶山の家へ向かう谷筋のルートをとる予定だったが、
N尾クンが偵察したところ、えらい荒れていたようで、予定変更。
再度、登り返すことになるが、砂山経由で宇賀渓キャンプ場に戻ることに
なった。体力的にはキツいコースとなったが、安善を選択したN尾クン
ファインプレーと思う。
しかし、おかげで、敢えて登ることはないだろう砂山(497m)に
登ることができ、しかもそこからの竜ヶ岳の眺めは、なかなか雄大な
もので、行って損はなかった。
久しぶりに参加のO原さんは、かなり疲労した様子だったが、
がんばりがヒシヒシと伝わってくる。O田さんが親切に彼女に手を
さしのべておられた。メンバー間の助け合いが自然にできるのが、
いつもながら、ウチの山岳部の良さだ。
16:50、もとの駐車場に無事下山。
宇宙人I村さんの万歩計によると24000歩。結構、歩いたなぁ。