■メイン写真
文字通り、とんがっている「とんがり山」。標高わずか257m。
■今回のコース
石倉バス停→石倉稲荷神社→登山口→亀岩(神岩)→とんがり山→大黒岩→鶏足寺跡→
峰相山→伊勢山分岐の三叉路→ヤマサクラ公園→緑台バス停
姫路市街の北東、山陽自動車道の山陽姫路西ICのすぐ北にある里山、とんがり山から
古刹跡の峰相山へとプチ縦走を楽しんだきた。
播磨の山らしい、露岩やコシダの薮が多い低山なので、暑い時期は熱中症に加え、
ダニの懸念もあって避けたいエリアだが、この時期ならもう大丈夫だろう。
姫路駅から神姫バスで石倉へ。石倉稲荷神社には、神功皇后ゆかりの「石の鞍」がある。
神社の前を通り、峰相大池の脇を過ぎると、左手に峰相山登山口の標識をみる。
ここから山道に入る。
麓に見えるのは、「太陽公園」の白鳥城。ドイツのノイシュバンシュタイン城を、3分の2で再現
したもの。太陽公園は、世界の有名な建築物を模したテーマパークなのだ。
これは、、、アズキナシかな?
主稜線に乗っかってほどなく、亀岩(神岩)が現れる。
まずは岩の左側を巻き、回り込んで岩の上に上がる。太市方面の眺めがすばらしい。
この岩にある窪みには、年中必ず水がたまっていて、昔、そこから生えた4本の稲を
崇神天皇が命じて、諸国に耕作させたという。
ちなみに窪みは3つ見つけたが、うち2つに水がたまっていた。稲は、ない。
亀岩(神岩)にて、とんがり山をバックに。
少し手前にある案内板には「亀岩」と書かれているが、地元ではここは「神岩」で、
とんがり山の直下に亀岩が別にあるとする説もある。
とんがり山へは、ほんの少しの距離だが、この日いちばんの、ものすごい急登になる。
まだ体力がある序盤戦。気合で登りきる。
とんがり山の山頂からも絶景が楽しめる。
瀬戸内海も見えた。
播磨の低山らしく、コシダの薮が随所に現れる。
時折、マダニが付いていないか確認しながら進む。
すぐ下が岩盤なので、樹木き大きくなれない。荒れ地に生えやすいネズミサシやサルトリイバラ
など、トゲのある植物も多い。
ニセピークを二つ越え、大黒岩に着く。岩の先端に回り込むと、眼下に下伊勢の集落が広がる。
続いて、ほどなく鶏足寺跡に出る。尾根道の右側に、明らかな自然にできたものではない
平坦地があり、段々畑のように区切られている。
少し先には、歩い五輪塔が当時の趣を残していた。
鶏足寺跡については、姫路市のホームページに、下記の紹介がある。
『峰相記』には、神護景雲年間(767~770年)のころには金堂・講堂をはじめとする
伽藍に加え、僧房300程が軒を連ねて栄えたと記される。遺跡は東西約180m、
南北約250mの規模を擁し、斜面を雛壇状に造成し要所には石垣を積んでいる。
神功皇后が、三韓征伐の際に新羅の王子を連れ帰り、その人が建立したのが起源
とのことで、その後、羽柴秀吉の中国攻めの時に、全山焼き討ちされ廃寺となったらしい。
すぐ奥の雑木林の中が、峰相山の目立たないピークだ。
主尾根をさらに北へ1kmほどたどったところで、メインの登山道をほんの少し外れると、
露岩のすばらしい展望スポットがある。
尾根道に戻り、さらに北へ。少し下り、登り返す途中に、広い露岩が出てくる。
いかにも播磨の低山という雰囲気だ。
その後、腰ほどもあるコシダやウラジロの薮を分けながら、最後の急登をしのぐと、
伊勢山へ続く、よく踏まれた広い登山道の三叉路に出る。
あとはよく整備された登山道をヤマサクラ公園へ下るだけ。
目の前を雌シカが横切っていった。
谷筋に下りてきたら、秋の花が幾つか咲いていた。
シカ除けの柵の中に一輪だけのサラシナショウマ。
コバノタツナミソウは秋に花が咲く。
センブリ、ひさしぶり。
ヤマサクラ公園に到着。5分で緑台バス停。バスは1時間に1本ある。
文字通り、とんがっている「とんがり山」。標高わずか257m。
■今回のコース
石倉バス停→石倉稲荷神社→登山口→亀岩(神岩)→とんがり山→大黒岩→鶏足寺跡→
峰相山→伊勢山分岐の三叉路→ヤマサクラ公園→緑台バス停
姫路市街の北東、山陽自動車道の山陽姫路西ICのすぐ北にある里山、とんがり山から
古刹跡の峰相山へとプチ縦走を楽しんだきた。
播磨の山らしい、露岩やコシダの薮が多い低山なので、暑い時期は熱中症に加え、
ダニの懸念もあって避けたいエリアだが、この時期ならもう大丈夫だろう。
姫路駅から神姫バスで石倉へ。石倉稲荷神社には、神功皇后ゆかりの「石の鞍」がある。
神社の前を通り、峰相大池の脇を過ぎると、左手に峰相山登山口の標識をみる。
ここから山道に入る。
麓に見えるのは、「太陽公園」の白鳥城。ドイツのノイシュバンシュタイン城を、3分の2で再現
したもの。太陽公園は、世界の有名な建築物を模したテーマパークなのだ。
これは、、、アズキナシかな?
主稜線に乗っかってほどなく、亀岩(神岩)が現れる。
まずは岩の左側を巻き、回り込んで岩の上に上がる。太市方面の眺めがすばらしい。
この岩にある窪みには、年中必ず水がたまっていて、昔、そこから生えた4本の稲を
崇神天皇が命じて、諸国に耕作させたという。
ちなみに窪みは3つ見つけたが、うち2つに水がたまっていた。稲は、ない。
亀岩(神岩)にて、とんがり山をバックに。
少し手前にある案内板には「亀岩」と書かれているが、地元ではここは「神岩」で、
とんがり山の直下に亀岩が別にあるとする説もある。
とんがり山へは、ほんの少しの距離だが、この日いちばんの、ものすごい急登になる。
まだ体力がある序盤戦。気合で登りきる。
とんがり山の山頂からも絶景が楽しめる。
瀬戸内海も見えた。
播磨の低山らしく、コシダの薮が随所に現れる。
時折、マダニが付いていないか確認しながら進む。
すぐ下が岩盤なので、樹木き大きくなれない。荒れ地に生えやすいネズミサシやサルトリイバラ
など、トゲのある植物も多い。
ニセピークを二つ越え、大黒岩に着く。岩の先端に回り込むと、眼下に下伊勢の集落が広がる。
続いて、ほどなく鶏足寺跡に出る。尾根道の右側に、明らかな自然にできたものではない
平坦地があり、段々畑のように区切られている。
少し先には、歩い五輪塔が当時の趣を残していた。
鶏足寺跡については、姫路市のホームページに、下記の紹介がある。
『峰相記』には、神護景雲年間(767~770年)のころには金堂・講堂をはじめとする
伽藍に加え、僧房300程が軒を連ねて栄えたと記される。遺跡は東西約180m、
南北約250mの規模を擁し、斜面を雛壇状に造成し要所には石垣を積んでいる。
神功皇后が、三韓征伐の際に新羅の王子を連れ帰り、その人が建立したのが起源
とのことで、その後、羽柴秀吉の中国攻めの時に、全山焼き討ちされ廃寺となったらしい。
すぐ奥の雑木林の中が、峰相山の目立たないピークだ。
主尾根をさらに北へ1kmほどたどったところで、メインの登山道をほんの少し外れると、
露岩のすばらしい展望スポットがある。
尾根道に戻り、さらに北へ。少し下り、登り返す途中に、広い露岩が出てくる。
いかにも播磨の低山という雰囲気だ。
その後、腰ほどもあるコシダやウラジロの薮を分けながら、最後の急登をしのぐと、
伊勢山へ続く、よく踏まれた広い登山道の三叉路に出る。
あとはよく整備された登山道をヤマサクラ公園へ下るだけ。
目の前を雌シカが横切っていった。
谷筋に下りてきたら、秋の花が幾つか咲いていた。
シカ除けの柵の中に一輪だけのサラシナショウマ。
コバノタツナミソウは秋に花が咲く。
センブリ、ひさしぶり。
ヤマサクラ公園に到着。5分で緑台バス停。バスは1時間に1本ある。