Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年2月10日(土) 花背・山村都市交流の森で、台杉をみるスノーシュー山行!

2018年02月11日 | 山登りの記録
■メイン写真
金剛童子谷コースに君臨する、台杉の親玉


■今回のコース
山村都市交流の森センター→古道の森分岐→(八桝川沿いの林道)→金剛童子谷道分岐→
こもれびの森(あずま屋)→緑風の森→(ちしょろ尾根古道)→古道峠→古道の森分岐→
山村都市交流の森センター


今シーズンは寒い日が続き、雪もそこそこ多いので、スノーシューなどの
アクティビティにはうってつけだ。
しかし、この日は気温が上り、全国的に雨の予報。
ピンポイント予報で花背は15時以降、雪ということだったので、天候と時間とを
相談しながら行こうということで決行した。

結果、あまり気にならない程度の雨が降ったりやんだりする中、見どころである台杉を
楽しんで、本降りになる直前に下山できた。



山村都市交流の森センターを出発!



八桝川沿いの林道に出て、しばらくは川沿に進む。
沢はところどころ凍っている。



路肩の石清水も凍りつき、つららがミニ氷瀑になっていた。



対岸に、枝分かれした古いスギの巨木が出てくる。
寒さに強い芦生杉が、太い幹回りとなり、複数の幹を出して成長する「台杉」が、
この山域でよくみられるのだ。



橋を渡り、金剛童子谷歩道に入る。この歩道沿いに、台杉が多いのだ。



橋の上はひときわ雪が深い。

急登が始まる。スノーシューという「重り」をつけて歩くのだから、いつもより
負担は大きいが、ファイトを燃やしてがんばる。



おおー、いい感じのスギが出てきた。



台杉のすごいところは根回りで、いずれも迫力がある。



雪が深い山で長い年月をかけて育ったたくましさに感動する。



しんどい急坂を越えて、林道に出る。この林道は褶曲地層がみられて面白い。
こんな色鮮やかなサンドイッチ石も落ちていた。



スギの植林が主体だが、ところどころにモミ(写真)やツガが見られる。
もし植林されていなかったら、おそらくこのあたりは美しいモミ・ツガ林に
なっていたのだろう。



土壌が露出していたところにはイワカガミが懸命に生きていた。



斜面を転がってきた雪がロールケーキのよう。



誰だ? ロールケーキをカタツムリにしたのは!?



誰だ? ロールケーキをスマイルファイスにしたのは!?



こもれびの森のあずま屋に到着!
北側の展望は、薄いガスのためさすがにあまり良くなかったが、風はなく、
ここでランチ。ともちゃんが、おしるこを振る舞った。

この日は悪天を懸念し、2名の欠席者が出たのだが、参加したT氏は、
「『こんなすばらしいルートがあるなんて、泣いて喜んでいた』とブログに
書いといて」。



こもれびの森にある、複雑に絡み合った樹。



さあ、ちしょろ尾根古道で下山するぞ。
この尾根は、大きく生長したモミが多く、ちょっと神秘的なのだ。



尾根上、昨年秋の台風で倒れた樹も散見された。
ヒノキの大きな枝がまるごと、引きはがされるように倒れていたのは衝撃だった。



がんばった!
古道峠からの急坂をしのぎ、ほっと一息。

クルマに戻って後片付けをしていたら、雨が勢いを増してきた。
暖房をガンガンかけて、帰途についた。


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