![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/f7/e90043fbc60919f2fe268b6a5b572939.jpg)
■メイン写真
天狗岩の手前から見た藤原岳(左)
■今回のコース
西藤原駅→大貝戸道登山口(休憩所)→神武神社→聖宝寺道・大貝戸道分岐(8合目)→
藤原山荘→天狗岩→藤原山荘→藤原岳展望台→藤原山荘→聖宝寺道・大貝戸道分岐(8合目)
→(聖宝寺道)→大堰堤→聖宝寺→鳴谷ノ滝→鳴谷神社→大貝戸道登山口
ヒルが出てくる前に、どうしても藤原岳に登っておきたかった。
雨の翌日、一気に晴れわたるとの天気予報。これは行かねば。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/5d/5229db445f9a77533235b28db37f88fc.jpg)
三岐鉄道の西藤原駅は、駅舎がSL風。横には本物SLとディーゼル機関車が
展示されている、鉄道好きの人にとっては楽しいところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/63/1424f766b81f4e5aaece227cc2f3ed7f.jpg)
大貝戸道登山口の駐車場は、8時台というのに、ほぼ満車だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/1b/d1b8da35268dca8a1b5513d594b5cc45.jpg)
神武神社に手を合わせてから、右手の登山道を登っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/62/c52d6fea2055c8fc3f161185e393172b.jpg)
2合目にいらっしゃる不動明王。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/63/23f91ba6d8a752c4d2aef90b21aa925d.jpg)
最初は植林だが、すぐに自然林になる。ちょうどユズリハの若葉が美しい季節。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/25/13fb7ec5c0d48fabe4f1a1b034ecbe07.jpg)
一面シロモジの中を通り抜ける。秋は全部、黄色に色づいて綺麗だろうな。
地元の小学生たちが元気に登ってくる。
走るように追い抜いては、「何合目」の標識で休んで、また我々が追い抜く。
6合目で再び植林に変わるが、8合目あたりで自然林になる。
聖宝寺道・大貝戸道分岐の付近はバイケイソウ群落が印象的だった。
9合目からは急登が続く。
しかし、ルートは適切に整備され、雨の翌日なのに、以前のようにドロドロに
ぬかるむこともない。それでも石灰岩の上に不用意に足を乗せると、
つーっと滑るので、フラットフッティングは絶対である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/c8/be6b8bafd9ea6d12a9bb8869f1caa0c1.jpg)
藤原山荘に到着!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/b7/d72d8dd8c1cc25218a3d2c6b45ade90a.jpg)
新しいバイオトイレができている。整備に携わったボランティアの皆さんには
頭が下がる思いだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d4/afd81f1553ed5aab8a48b41b302f6550.jpg)
まずはカレンフェルト地形の中を、なだらかな稜線の踏み跡をたどって天狗岩へ。
天狗岩に着いた瞬間、強い獣臭がした。さっきまでシカがいたのか。
稜線は強い風が絶え間なく吹き過ぎていく。
いきなり真っ暗に曇って、細かい雨粒がパラパラっときたかと思えば、
サッと青空になったりする。その晴れ間を縫って、写真を撮る。
藤原山荘に戻る。1階は満員で、2階で靴を脱いで、昼食を摂る。
今日は、強風を避けられるだけでも、ありがたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/a1/9dccc1bf725dd582599b9187dfaa3a48.jpg)
藤原岳展望台に向かう。
その途中、天狗岩と藤原山荘を振り返る。
この5~6年で、腰くらいまであった笹原が、ほぼ完全に消えてしまったが、
霊仙山同様、シカの食害だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/15/f4222fc09bd0d95fe25eee50ec7615a1.jpg)
藤原岳展望台に到着。
いつまでも眺めていたい絶景だが、あまりの強風に、早々に退散。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ac/9670de7ed986f83120757f801d343bda.jpg)
下山は、聖宝寺道をとる。こっちはちょっとだけ難易度が高く、人が少ない。
荒れているとの評判だが、7合目付近で横を通る涸沢は崩壊が進んでいる。
また、3合目と2合目の間で涸れ沢の渡渉と、崩壊しかけの右岸を
微妙にへつる箇所があり、これらが「荒れている」ゆえん。
しかし、それ以外は歩きやすい道だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/b1/3286cbee0e68090ffb3761086eb84610.jpg)
かつて長命水があった沢は荒廃した。古い堰堤は、まるで自然の滝のように
全体に溶け込んでしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/19/9e7c3631c41328274bc6f84b0df184b2.jpg)
新しい巨大な堰堤ができている。
左岸を上り、堰堤を超えたら、またすぐ下に降りる。
久々に標高差1000mの山行だったが、相変わらず寄り道して楽しむ。
清らかな沢の水を惜しげもなく引き込んだ聖宝寺の庭園を一周。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/66/f4ff8f9fe2f9de1669606a121c901eb1.jpg)
2条の水流が印象的な鳴谷ノ滝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/10/dbb0f7eddb21f502092523eb55f4dc84.jpg)
鳴谷神社は、狛犬ならぬ「狛猿」がユニークだ。
満ち足りた気持ちで、家路についた。
天狗岩の手前から見た藤原岳(左)
■今回のコース
西藤原駅→大貝戸道登山口(休憩所)→神武神社→聖宝寺道・大貝戸道分岐(8合目)→
藤原山荘→天狗岩→藤原山荘→藤原岳展望台→藤原山荘→聖宝寺道・大貝戸道分岐(8合目)
→(聖宝寺道)→大堰堤→聖宝寺→鳴谷ノ滝→鳴谷神社→大貝戸道登山口
ヒルが出てくる前に、どうしても藤原岳に登っておきたかった。
雨の翌日、一気に晴れわたるとの天気予報。これは行かねば。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/5d/5229db445f9a77533235b28db37f88fc.jpg)
三岐鉄道の西藤原駅は、駅舎がSL風。横には本物SLとディーゼル機関車が
展示されている、鉄道好きの人にとっては楽しいところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/63/1424f766b81f4e5aaece227cc2f3ed7f.jpg)
大貝戸道登山口の駐車場は、8時台というのに、ほぼ満車だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/1b/d1b8da35268dca8a1b5513d594b5cc45.jpg)
神武神社に手を合わせてから、右手の登山道を登っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/62/c52d6fea2055c8fc3f161185e393172b.jpg)
2合目にいらっしゃる不動明王。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/63/23f91ba6d8a752c4d2aef90b21aa925d.jpg)
最初は植林だが、すぐに自然林になる。ちょうどユズリハの若葉が美しい季節。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/25/13fb7ec5c0d48fabe4f1a1b034ecbe07.jpg)
一面シロモジの中を通り抜ける。秋は全部、黄色に色づいて綺麗だろうな。
地元の小学生たちが元気に登ってくる。
走るように追い抜いては、「何合目」の標識で休んで、また我々が追い抜く。
6合目で再び植林に変わるが、8合目あたりで自然林になる。
聖宝寺道・大貝戸道分岐の付近はバイケイソウ群落が印象的だった。
9合目からは急登が続く。
しかし、ルートは適切に整備され、雨の翌日なのに、以前のようにドロドロに
ぬかるむこともない。それでも石灰岩の上に不用意に足を乗せると、
つーっと滑るので、フラットフッティングは絶対である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/c8/be6b8bafd9ea6d12a9bb8869f1caa0c1.jpg)
藤原山荘に到着!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/b7/d72d8dd8c1cc25218a3d2c6b45ade90a.jpg)
新しいバイオトイレができている。整備に携わったボランティアの皆さんには
頭が下がる思いだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d4/afd81f1553ed5aab8a48b41b302f6550.jpg)
まずはカレンフェルト地形の中を、なだらかな稜線の踏み跡をたどって天狗岩へ。
天狗岩に着いた瞬間、強い獣臭がした。さっきまでシカがいたのか。
稜線は強い風が絶え間なく吹き過ぎていく。
いきなり真っ暗に曇って、細かい雨粒がパラパラっときたかと思えば、
サッと青空になったりする。その晴れ間を縫って、写真を撮る。
藤原山荘に戻る。1階は満員で、2階で靴を脱いで、昼食を摂る。
今日は、強風を避けられるだけでも、ありがたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/a1/9dccc1bf725dd582599b9187dfaa3a48.jpg)
藤原岳展望台に向かう。
その途中、天狗岩と藤原山荘を振り返る。
この5~6年で、腰くらいまであった笹原が、ほぼ完全に消えてしまったが、
霊仙山同様、シカの食害だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/15/f4222fc09bd0d95fe25eee50ec7615a1.jpg)
藤原岳展望台に到着。
いつまでも眺めていたい絶景だが、あまりの強風に、早々に退散。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ac/9670de7ed986f83120757f801d343bda.jpg)
下山は、聖宝寺道をとる。こっちはちょっとだけ難易度が高く、人が少ない。
荒れているとの評判だが、7合目付近で横を通る涸沢は崩壊が進んでいる。
また、3合目と2合目の間で涸れ沢の渡渉と、崩壊しかけの右岸を
微妙にへつる箇所があり、これらが「荒れている」ゆえん。
しかし、それ以外は歩きやすい道だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/b1/3286cbee0e68090ffb3761086eb84610.jpg)
かつて長命水があった沢は荒廃した。古い堰堤は、まるで自然の滝のように
全体に溶け込んでしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/19/9e7c3631c41328274bc6f84b0df184b2.jpg)
新しい巨大な堰堤ができている。
左岸を上り、堰堤を超えたら、またすぐ下に降りる。
久々に標高差1000mの山行だったが、相変わらず寄り道して楽しむ。
清らかな沢の水を惜しげもなく引き込んだ聖宝寺の庭園を一周。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/66/f4ff8f9fe2f9de1669606a121c901eb1.jpg)
2条の水流が印象的な鳴谷ノ滝。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/10/dbb0f7eddb21f502092523eb55f4dc84.jpg)
鳴谷神社は、狛犬ならぬ「狛猿」がユニークだ。
満ち足りた気持ちで、家路についた。