Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年3月13日(火) 三重県中部を代表する好展望の山、経ヶ峰など4座をつなぐ!

2018年03月14日 | 山登りの記録
■メイン写真
抜けるような青空の経ヶ峰山頂


■今回のコース
笹子川沿いの林道⇒北笠岳登山口(駐車地)→北笠岳→嘉嶺ノ頭→笹子山→経ヶ峰→
笹子尾根分岐→林道終点→駐車地


6月の登山教室で登る予定の経ヶ峰を下見してきた。
今回、4つのピークをめぐったが、どれもすばらしい眺めで有頂天になった。
最初の急登さえ乗り切れば、すばらしい展望の稜線散歩が待っている好コースだ。



錫杖湖から、笹子川沿いの林道に入り、この林道分岐のすぐ奥に駐車。
ここから歩き始める。

しばらく林道を進み、右手に北笠岳への登山道を示す私製標識をみる。
ここからしばらく続く急登箇所が、この日も唯一の核心部といってよい。



この日は4月並の気温。少し登るだけで汗が噴き出す。
右上に巨岩が見えてきた。



一ヶ所だけだが、固定ロープが張られたところもある。


植林帯が終わると、右にカエデなどの広葉樹林が出てくる。
葉がまだないこの季節は、後ろの景色も楽しめてよい。



北笠岳の山頂に着いた!



北に錫杖湖や鋭峰・錫杖岳が見える。



南西には青山高原の風力発電用風車群が見える。

景色を楽しんでから、南へ続く尾根をたどる。
直下は急斜面。次の2つの小ピークは西側から巻くので、余計なアップダウンを
しなくて済む。



その間に現れた、アセビのトンネル。
右下斜面から、シカの警戒音と走り去る足音が聞こえた。



嘉嶺ノ頭に到着。ここも、東側の一部を除いてすばらしい眺めが広がっている。



青山高原方面の展望。ここでも雄大な景色を堪能。

ちなみに嘉嶺ノ頭は、「かれいのかしら」と呼ぶ人が多いようだが、
西に流れている嘉嶺川は、「よしみねがわ」ということのようである。
京都の嵐山(あらしやま)へ行く電車は京福電鉄嵐山線(らんざんせん)など
音読みと訓読みはしばしば混在するので、何が正解でどうのというわけではないか。



嘉嶺ノ頭の直下は、しばらく木段が一直線に延びている。
植林の中に入り、眺めはしばしお預け。またシカの声が聞こえた。



左側に獣除けのネット(網)が現れた。ネットの向こうは皆伐されており、
今度は伊勢湾など東側の眺めがすばらしい。



笹子山は、ネットが張り巡らされている尾根の途中の小コブで、
私製標識が一つあるだけの目立たないピークだ。
50m先に、笹子尾根への分岐がある。



遠くに、大きな工場も見えた。この工場は図体がやたら大きいので、あちこちの山から
よく目立つ。



稲子山分岐を経て、経ヶ峰休息施設に到着。
一般開放されている避難小屋だが、内部は非常に清潔だ。
トイレも水場(飲用禁止)もある。



経ヶ峰休息施設の5m東側まで、このように土砂が崩壊している。
今後がちょっと心配になった。



経ヶ峰の展望台が見えてきた。
ちょっとだけ、大台ヶ原の日出ヶ岳直下のような印象。



展望台に登り、数メートル西の同じくらいの高さの頂上を撮る。
さっき歩いてきた北笠岳、嘉嶺ノ頭が見える。
経ヶ峰は、昔は「安濃ヶ岳」と呼ばれていたそうだが、地元の領主だった
長野氏の家臣が山頂に大般若経百巻を埋めたことから、現在の名があるという。



またまた青山高原の風車。
360度の大眺望が得られる展望台の上で、持参した握り飯にかぶりつき、
空腹を満たした。



下山は、笹子尾根への分岐まで戻る。
獣除けゲートを開けて、伐採のあとの粘土質がまだ生々しい尾根を下る。



樹林帯の急坂をひたすら下る。



堰堤の下で渡渉する。ちょびっと面白かったトコロだ。



渡渉を終えたらすぐ、廃棄林道の終点に出る。
そこにあった簡易雨量観測器。



大きな林道に合流したが、なんと、橋が二重にかかってる。
上の橋のほうが立派なつくりだが、生きているのは下の橋のほうだ。

沢沿いの林道を下っていくと、朝通った、北笠岳への登山口に戻る。
駐車地まではもう10分もかからない。体力をかなり残して、ゴールを迎えた。



最後におまけ。
錫杖湖から見た錫杖岳。


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