![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/97/87b3f2dceb07fbc3615bea13b7d72b43.jpg)
■メイン写真
小赤壁公園から見た瀬戸内海、上島、鞍掛島、男鹿島、家島などが見える
■今回のコース
的形駅→坂の山東登山口→大鳥分岐→坂の山→大日山→鳥谷山→青の山→丸山→
青の山南登山口→高坪山→福圓寺の石仏群→福泊神社→小赤壁公園(木庭山、木庭神社)→
燈籠地山→福泊神社→的形駅
姫路市の東南端部に、標高100m台の「ご当地ミニアルプス」がある。
山陽電鉄の的形駅を起点に簡単に歩ける「的形アルプス」である。
この山域は、的形ふるさと里山会により、平成18年に里山の再生計画が始まり、
眺望の確保、登山道の整備などが進められてきた。
おかげで、播磨の低山に特有のコシダやサルトリイバラなどの薮漕ぎに困ることなく、
ルンルン気分で歩けるようになっている。
的形駅の改札前には、山域の詳しい地図が大きな立て看板で掲示されている。
今回は坂の山東登山口から入山してみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3c/1a8006c62776ae22d6d6b131c088c5cc.jpg)
サザンカが満開で出迎えてくれた。登山道沿いの樹木には、その名前のプレートが
かかっている。
さながら植物園にいるみたいで、勉強になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0e/8b1032b17ec9cc9d5e959280eb30d482.jpg)
四方竹の群落を通る。珍しい種類の竹で、稈(かん)の断面がなんと四角形で、触ると
チクチク(「竹々!?」)するイボ状の突起がある。
さらに、普通の竹は春にタケノコが生えるが、本種は秋から冬にかけて出てくるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a4/de222a46cf13412f51a7414a4b5d1e3f.jpg)
坂の山頂上の手前で、姫路城が頭の先のちょびっとだけ見えている。わかるだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/9d/94fa7ecdae2deec2ae6ecfef3d2ce013.jpg)
あっという間に坂の山の山頂に到着。山頂は切り開かれ、休憩ベンチが置かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/b9/db3330aea022e218494df4e641b35934.jpg)
眺めも上々、明石海峡大橋(写真)、淡路島、四国、家島諸島、小豆島まで見渡せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/12/1d3337318514b83e5d3186ce7ce38ae3.jpg)
15分もかからずに、次のピーク、大日山へ。休憩舎からの眺めもよい。
次に、メインの尾根を外れ、鳥谷山に寄ってみたが、登山道は最高点(山頂)をわずかに
巻いている。雑木林をかき分け、強引に最高点に立ってみたが、山名表示などはいっさい
なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/61/6ae171daa165834e1434a8c08909ed0d.jpg)
青の山に到着。送電線鉄塔の向こうに、姫路のLNG基地が眺められる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b8/b19aab0ac4957af79e4592d4dfc6f3f2.jpg)
ハゼノキの紅葉が美しい。ウルシの仲間なので、樹液に触れるとかぶれることがある
要注意なヤツだが、紅葉はじつに鮮やかで美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/44/6a775edc9a09639656361d2c2b1a7a2e.jpg)
またまたメインの登山道を外れ、丸山に足を延ばす。
こちらは展望はないが、広々とした山頂部にコナラの落ち葉がフカフカと積もり、
気持ちのいい場所だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/61/6020f5e89f2f9665bfa75190c96fd389.jpg)
元の縦走路に戻って、国道250号線を渡る。クルマがビュンビュン走り抜けるので、
道中で一番の難所かもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/82/ed9a5f0ce2dde753b1e2ae1a4ea62180.jpg)
渡ってすぐ、高坪山への登山口がある。少しの急登、そして20mほどの一枚岩(スラブ)。
スラブにはトラロープが張ってある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/52/f95438c1d1454cae99cd8dacc5b5d59a.jpg)
高坪山は、この日の行程で唯一、国土地理院の地形図に山名が載っている山だ。
三角点とベンチがある。仁寿山の電波塔が見えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/78/2e4d9e6afd24ef80e700c29515e8a3b6.jpg)
まるで嵯峨野のような美しい竹林を抜けていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/cf/ae6644d33745cd0ff879e56ba0249610.jpg)
福圓寺の三十三体仏群のちょうど真ん中あたりに下りてくる。
この日は石仏の番号が増える順序のルートで下山した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/2e/c2864ff586ecbe324847b00ee495ec6f.jpg)
福泊神社は、姫路市の重要文化財。昔はこの神社のすぐ前が海岸線だったようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/00/af02d66340ce7d590c43191f9d52a583.jpg)
袖もぎ地蔵。別名、延命地蔵。1364年の造立。
この地蔵の前でつまずいて転んだ者は、着物の片袖をちぎって供えなければ凶事が
起きると伝わる。いや、そもそも転んだ段階で凶事ではないか、などと言ってはいけない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/54/062fddeb9ecb72fea014118a954ee480.jpg)
舗装道の坂を上がり、小赤壁公園へ。
姫路市の市花でもあるノジギクが植えられ、ミツバチの大群がわんわんと羽音を立てて
花に群がっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/88/078f566a9193c97d1221f1099e369fca.jpg)
公園にはりっぱな展望台が設置されていて、すぐそこが瀬戸内海である。
雄大な風景に、しばし時間を忘れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/74/cda20f84c6a1dbdefba2f1866cf3f5ef.jpg)
公園の端っこに木庭神社がある。木庭山のピークでもある。
この小さな神社に、10柱の神様がおられるという。
小赤壁は、中国の「赤壁」に似た雰囲気の岩壁だということで命名された景勝で、
山好きには、クライミングのゲレンデで知られる。Mr.Dashも、かつてはここで遊んだ。
海外沿いの遊歩道は、落石・崩壊の危険性があるため通行止めとなって久しいが、
通り抜ける人はそこそこいるようだ。
クライミングは、遊歩道を使わずに、上から岩場に行ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/fe/357b75c556735b7d8ae5c33cd221fb71.jpg)
クライミングルートが5~6本ある、代表的な岩のひとつ「大岩」の上から、海風にあたる。
気持ちいい~!
このあと、「モアイ岩」(4~5ルートある)の上にも寄ってみた。
魅力的すぎて、登攀装備をいっさい持ってこなかったことを悔やんだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/34/5bce8dedd3400010bb9543e44c6f04e6.jpg)
本日の最後のピーク、燈籠地山。広い山頂部で、こちらは展望はない。
ここからは最短ルートで、先ほど通った福泊神社の前に下りられる。
あとはバス道をたどって的形駅に戻る。途中に、手焼きのせんべい屋さんがあったが、
開店しているのか閉まっているのか、よく分からなかった。
小赤壁公園から見た瀬戸内海、上島、鞍掛島、男鹿島、家島などが見える
■今回のコース
的形駅→坂の山東登山口→大鳥分岐→坂の山→大日山→鳥谷山→青の山→丸山→
青の山南登山口→高坪山→福圓寺の石仏群→福泊神社→小赤壁公園(木庭山、木庭神社)→
燈籠地山→福泊神社→的形駅
姫路市の東南端部に、標高100m台の「ご当地ミニアルプス」がある。
山陽電鉄の的形駅を起点に簡単に歩ける「的形アルプス」である。
この山域は、的形ふるさと里山会により、平成18年に里山の再生計画が始まり、
眺望の確保、登山道の整備などが進められてきた。
おかげで、播磨の低山に特有のコシダやサルトリイバラなどの薮漕ぎに困ることなく、
ルンルン気分で歩けるようになっている。
的形駅の改札前には、山域の詳しい地図が大きな立て看板で掲示されている。
今回は坂の山東登山口から入山してみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3c/1a8006c62776ae22d6d6b131c088c5cc.jpg)
サザンカが満開で出迎えてくれた。登山道沿いの樹木には、その名前のプレートが
かかっている。
さながら植物園にいるみたいで、勉強になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0e/8b1032b17ec9cc9d5e959280eb30d482.jpg)
四方竹の群落を通る。珍しい種類の竹で、稈(かん)の断面がなんと四角形で、触ると
チクチク(「竹々!?」)するイボ状の突起がある。
さらに、普通の竹は春にタケノコが生えるが、本種は秋から冬にかけて出てくるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a4/de222a46cf13412f51a7414a4b5d1e3f.jpg)
坂の山頂上の手前で、姫路城が頭の先のちょびっとだけ見えている。わかるだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/9d/94fa7ecdae2deec2ae6ecfef3d2ce013.jpg)
あっという間に坂の山の山頂に到着。山頂は切り開かれ、休憩ベンチが置かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/b9/db3330aea022e218494df4e641b35934.jpg)
眺めも上々、明石海峡大橋(写真)、淡路島、四国、家島諸島、小豆島まで見渡せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/12/1d3337318514b83e5d3186ce7ce38ae3.jpg)
15分もかからずに、次のピーク、大日山へ。休憩舎からの眺めもよい。
次に、メインの尾根を外れ、鳥谷山に寄ってみたが、登山道は最高点(山頂)をわずかに
巻いている。雑木林をかき分け、強引に最高点に立ってみたが、山名表示などはいっさい
なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/61/6ae171daa165834e1434a8c08909ed0d.jpg)
青の山に到着。送電線鉄塔の向こうに、姫路のLNG基地が眺められる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b8/b19aab0ac4957af79e4592d4dfc6f3f2.jpg)
ハゼノキの紅葉が美しい。ウルシの仲間なので、樹液に触れるとかぶれることがある
要注意なヤツだが、紅葉はじつに鮮やかで美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/44/6a775edc9a09639656361d2c2b1a7a2e.jpg)
またまたメインの登山道を外れ、丸山に足を延ばす。
こちらは展望はないが、広々とした山頂部にコナラの落ち葉がフカフカと積もり、
気持ちのいい場所だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/61/6020f5e89f2f9665bfa75190c96fd389.jpg)
元の縦走路に戻って、国道250号線を渡る。クルマがビュンビュン走り抜けるので、
道中で一番の難所かもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/82/ed9a5f0ce2dde753b1e2ae1a4ea62180.jpg)
渡ってすぐ、高坪山への登山口がある。少しの急登、そして20mほどの一枚岩(スラブ)。
スラブにはトラロープが張ってある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/52/f95438c1d1454cae99cd8dacc5b5d59a.jpg)
高坪山は、この日の行程で唯一、国土地理院の地形図に山名が載っている山だ。
三角点とベンチがある。仁寿山の電波塔が見えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/78/2e4d9e6afd24ef80e700c29515e8a3b6.jpg)
まるで嵯峨野のような美しい竹林を抜けていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/cf/ae6644d33745cd0ff879e56ba0249610.jpg)
福圓寺の三十三体仏群のちょうど真ん中あたりに下りてくる。
この日は石仏の番号が増える順序のルートで下山した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/2e/c2864ff586ecbe324847b00ee495ec6f.jpg)
福泊神社は、姫路市の重要文化財。昔はこの神社のすぐ前が海岸線だったようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/00/af02d66340ce7d590c43191f9d52a583.jpg)
袖もぎ地蔵。別名、延命地蔵。1364年の造立。
この地蔵の前でつまずいて転んだ者は、着物の片袖をちぎって供えなければ凶事が
起きると伝わる。いや、そもそも転んだ段階で凶事ではないか、などと言ってはいけない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/54/062fddeb9ecb72fea014118a954ee480.jpg)
舗装道の坂を上がり、小赤壁公園へ。
姫路市の市花でもあるノジギクが植えられ、ミツバチの大群がわんわんと羽音を立てて
花に群がっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/88/078f566a9193c97d1221f1099e369fca.jpg)
公園にはりっぱな展望台が設置されていて、すぐそこが瀬戸内海である。
雄大な風景に、しばし時間を忘れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/74/cda20f84c6a1dbdefba2f1866cf3f5ef.jpg)
公園の端っこに木庭神社がある。木庭山のピークでもある。
この小さな神社に、10柱の神様がおられるという。
小赤壁は、中国の「赤壁」に似た雰囲気の岩壁だということで命名された景勝で、
山好きには、クライミングのゲレンデで知られる。Mr.Dashも、かつてはここで遊んだ。
海外沿いの遊歩道は、落石・崩壊の危険性があるため通行止めとなって久しいが、
通り抜ける人はそこそこいるようだ。
クライミングは、遊歩道を使わずに、上から岩場に行ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/fe/357b75c556735b7d8ae5c33cd221fb71.jpg)
クライミングルートが5~6本ある、代表的な岩のひとつ「大岩」の上から、海風にあたる。
気持ちいい~!
このあと、「モアイ岩」(4~5ルートある)の上にも寄ってみた。
魅力的すぎて、登攀装備をいっさい持ってこなかったことを悔やんだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/34/5bce8dedd3400010bb9543e44c6f04e6.jpg)
本日の最後のピーク、燈籠地山。広い山頂部で、こちらは展望はない。
ここからは最短ルートで、先ほど通った福泊神社の前に下りられる。
あとはバス道をたどって的形駅に戻る。途中に、手焼きのせんべい屋さんがあったが、
開店しているのか閉まっているのか、よく分からなかった。