![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/92/7d695920e577a1be84381bf5751d31d9.jpg)
■メイン写真
ツルツルの「平等岩」。右の凹角ルートをよじ登る
■今回のコース
金胎寺→(行場ルート)→迎え行者→行場の辻→東覗→西覗→胎内潜→千手の滝→
五光の滝→護摩壇→鐘掛→平等岩→蟻の戸渡→行場の辻→迎え行者→金胎寺
定番の岩場ルート、和束町・鷲峰山金胎寺の行場を、1年半ぶりに訪問してきた。
スリル抜群の岩場が連続し、練習にちょっどよい周回ルートである。
のどかな春もいいのだが、紅葉が楽しめる秋は格別だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/40/5ab78bac3c76639e62457aafa619634d.jpg)
山門をくぐる。金胎寺は普段は無住。この日も奥の寺務所は閉まっていた。
修験の行場に入るには、300円の入山料を料金箱に支払うことになっている。
事故も多い、急峻な行場なので、ヘルメット、ハーネスを装着して臨む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/30/6df1c89355c361eb45fd100248d0cf8e.jpg)
「迎え行者」の役行者像は、柔和な顔つきだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/99/a7fe7d14fae885ba6646e3d2a80390da.jpg)
「行場の辻」。アカガシの巨木が目印。順路は左の道だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/60/3922d5d609d1bceccc5f81c3b1c1b2b0.jpg)
慎重に急坂を下り、「東覗」へ。
足元が切れ落ちた岩上からは、向こうの尾根が迫るのが見える。
狭いので、一人ずつ入れ替わって岩の先に進み、展望を楽しむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/e4/16ecec596b9f29d1c38d666c2b29f2e6.jpg)
「西覗」を過ぎると、30mほどの急な岩場を下降する。
安全のためフィックスロープを張り、プルージックで確保しながら下りてもらう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/1f/d3ad696b1b540de2120b24bdf4c75eb4.jpg)
潜ることで生まれ変わろうという「胎内潜」。
岩のトンネルをすり抜けるのだが、狭いうえに潜り抜けたすぐ先が2mほどの崖になっている。
いよいよ谷筋に下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/04/ce76d7c804f63dc454ec1e20e1e2d2fe.jpg)
沢に沿って少し下ると、「千手の滝」がある。
流れが幾筋にも分かれ、あたかも千の手のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/c6/0368537148609a6e131c107cc42faf20.jpg)
さらに下ると、「五光の滝」に出る。
滝の直下を渡渉した先に平坦地があるのだ、落ち着いて昼食を摂れる。
いちもは正午をかなり過ぎてしまうのだが、今回のメンバーは岩場に強い人が多く、
ちょうどいい時間に到着できた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/2d/5cb3ef6d076d2bedcfc5569c68fdc404.jpg)
「五光の滝」には虹が出ていた。
木橋の手前で再び渡渉すると、沢沿いはここまで。
後半戦は、険しい岩場登りが連続する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/12/f9e2947553395b4bf5631d11650690e8.jpg)
そのスタートが「護摩壇」。ここの役行者像は痩せていて、やや厳しい表情だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/7b/3442b6d04e848d496e8df315d81d8682.jpg)
「鐘掛」垂壁にかかる一本鎖を頼りに登る。
ロープで確保しながら2人、登って頂いたところで、しばらく周囲を旋回していた
スズメバチが至近距離から離れなくなったので、後続は巻き道から上がってもらった。
こちらのシャツの色が黄色と黒だったので、仲間と間違えたのか(笑)!?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/3e/59df7fd9e3c22ec10ef4717d8becd6a7.jpg)
微妙なムーブが要求される尖った岩のヤセ尾根「小鐘掛」をしのぎ、「平等岩」へ。
ツルツルの正面壁は諦め、すぐ右の凹角ルートを登る。なお、さらに右に巻き道もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ac/cdae7f45f7d1ec3ba3189aa4191112cf.jpg)
平等岩の上は、絶景ポイント。ここまで登り切った充実感が表情に現れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/fb/eeec7839e3e6be195e1bffed9826b31b.jpg)
その後も、しばらくは岩場の急登が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/cd/cde9920d772ea3207adfdcc53cfe1990.jpg)
「蟻の戸渡」では切り立った岩の左を登り、展望台でふたたび眺めを堪能。
遠く曽爾や宇陀の山々が見通せた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e8/f326538c550bb4179059ffbb98b57bc5.jpg)
朝通った「行場の辻」に合流し、往路を戻って寺務所へ。
楽しくも、いい緊張感をキープできた山行だった。
ちなみにこの日は結局、和尚さんは来なかったようで、今回は挨拶できず。
ツルツルの「平等岩」。右の凹角ルートをよじ登る
■今回のコース
金胎寺→(行場ルート)→迎え行者→行場の辻→東覗→西覗→胎内潜→千手の滝→
五光の滝→護摩壇→鐘掛→平等岩→蟻の戸渡→行場の辻→迎え行者→金胎寺
定番の岩場ルート、和束町・鷲峰山金胎寺の行場を、1年半ぶりに訪問してきた。
スリル抜群の岩場が連続し、練習にちょっどよい周回ルートである。
のどかな春もいいのだが、紅葉が楽しめる秋は格別だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/40/5ab78bac3c76639e62457aafa619634d.jpg)
山門をくぐる。金胎寺は普段は無住。この日も奥の寺務所は閉まっていた。
修験の行場に入るには、300円の入山料を料金箱に支払うことになっている。
事故も多い、急峻な行場なので、ヘルメット、ハーネスを装着して臨む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/30/6df1c89355c361eb45fd100248d0cf8e.jpg)
「迎え行者」の役行者像は、柔和な顔つきだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/99/a7fe7d14fae885ba6646e3d2a80390da.jpg)
「行場の辻」。アカガシの巨木が目印。順路は左の道だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/60/3922d5d609d1bceccc5f81c3b1c1b2b0.jpg)
慎重に急坂を下り、「東覗」へ。
足元が切れ落ちた岩上からは、向こうの尾根が迫るのが見える。
狭いので、一人ずつ入れ替わって岩の先に進み、展望を楽しむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/e4/16ecec596b9f29d1c38d666c2b29f2e6.jpg)
「西覗」を過ぎると、30mほどの急な岩場を下降する。
安全のためフィックスロープを張り、プルージックで確保しながら下りてもらう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/1f/d3ad696b1b540de2120b24bdf4c75eb4.jpg)
潜ることで生まれ変わろうという「胎内潜」。
岩のトンネルをすり抜けるのだが、狭いうえに潜り抜けたすぐ先が2mほどの崖になっている。
いよいよ谷筋に下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/04/ce76d7c804f63dc454ec1e20e1e2d2fe.jpg)
沢に沿って少し下ると、「千手の滝」がある。
流れが幾筋にも分かれ、あたかも千の手のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/c6/0368537148609a6e131c107cc42faf20.jpg)
さらに下ると、「五光の滝」に出る。
滝の直下を渡渉した先に平坦地があるのだ、落ち着いて昼食を摂れる。
いちもは正午をかなり過ぎてしまうのだが、今回のメンバーは岩場に強い人が多く、
ちょうどいい時間に到着できた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/2d/5cb3ef6d076d2bedcfc5569c68fdc404.jpg)
「五光の滝」には虹が出ていた。
木橋の手前で再び渡渉すると、沢沿いはここまで。
後半戦は、険しい岩場登りが連続する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/12/f9e2947553395b4bf5631d11650690e8.jpg)
そのスタートが「護摩壇」。ここの役行者像は痩せていて、やや厳しい表情だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/7b/3442b6d04e848d496e8df315d81d8682.jpg)
「鐘掛」垂壁にかかる一本鎖を頼りに登る。
ロープで確保しながら2人、登って頂いたところで、しばらく周囲を旋回していた
スズメバチが至近距離から離れなくなったので、後続は巻き道から上がってもらった。
こちらのシャツの色が黄色と黒だったので、仲間と間違えたのか(笑)!?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/3e/59df7fd9e3c22ec10ef4717d8becd6a7.jpg)
微妙なムーブが要求される尖った岩のヤセ尾根「小鐘掛」をしのぎ、「平等岩」へ。
ツルツルの正面壁は諦め、すぐ右の凹角ルートを登る。なお、さらに右に巻き道もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ac/cdae7f45f7d1ec3ba3189aa4191112cf.jpg)
平等岩の上は、絶景ポイント。ここまで登り切った充実感が表情に現れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/fb/eeec7839e3e6be195e1bffed9826b31b.jpg)
その後も、しばらくは岩場の急登が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/cd/cde9920d772ea3207adfdcc53cfe1990.jpg)
「蟻の戸渡」では切り立った岩の左を登り、展望台でふたたび眺めを堪能。
遠く曽爾や宇陀の山々が見通せた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e8/f326538c550bb4179059ffbb98b57bc5.jpg)
朝通った「行場の辻」に合流し、往路を戻って寺務所へ。
楽しくも、いい緊張感をキープできた山行だった。
ちなみにこの日は結局、和尚さんは来なかったようで、今回は挨拶できず。