![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ae/1d90f9c2969e8ea37b2238c0a0bea0af.jpg)
■メイン写真
白い風化花崗岩の広場となっている十二坊の山頂から、鈴鹿山系を遠望する
■今回のコース
十二坊温泉ゆらら駐車場→十二坊(岩根山)→シャクナゲ群生地→笠岩→十二坊(岩根山)→
十二坊温泉ゆらら駐車場⇒善水寺の磨崖仏
標高差300m未満のコースを、通常の2倍近い時間をかけて歩く「らくらく山歩の会」。
体力に自信のない方や、翌日に疲れを残したくないが、軽い運動をしたい方に
向けて開催している。短いルートなのに「見どころ」がないといけないので、
いつも企画するのに一番気を遣う。今回の十二坊は、いわば「とっておき」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/61/aea96c341300d3e1bbad184a263c2974.jpg)
十二坊温泉ゆらら駐車場を起点にすることで、歩行標高差を短縮する。
朝から、雲一つない晴天だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/c3/2253978b17b54e1b27d6dfa77de1d247.jpg)
道路を横断して登山口から南西尾根ルートに入る。
最初は急坂。ほどなく、岩があちこちに見られるようになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0b/afb1123a768cce7bc88ea587c6a43a0f.jpg)
来月開催されるトレラン大会のために、邪魔な木が切り払われ、ナンバーポイントの
標識も付けられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/cf/a3544e5db0ca1afc4ec94e8288b1f396.jpg)
ヒサカキの花の生臭いニオイの中、標高を稼いでいくと、アセビの白い花も発見。
ツツジはまだ蕾堅しといった具合だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/06/17857c946d6ee227e00a8275d22bbdb9.jpg)
十二坊のピークに到着!
標高わずか405mの三角点から、鈴鹿山系がなんと北から南まですべて見渡せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/ad/94b32ec5123c333bc4c92b6140fec980.jpg)
少し樹々に隠れがちの伊吹山、霊仙山から、鈴北岳・御池岳、竜ヶ岳、雨乞岳、綿向山、
仙ヶ岳、鈴鹿峠、布引山脈北部の山並みがズラリ。圧巻である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/f6/067cc6c7bd7352c46602cc32b6c9dee6.jpg)
記念写真も忘れずに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/39/798e6bf60de9f4487dd1c2912d6d1068.jpg)
リニューアルされた公衆トイレの横からNHKの鉄塔を回り込み、
いったん、シャクナゲ群生地に下ってみる。
その途中、菩提寺山、三上山などが眼下に臨める。彼方に比良山系の、わずかに白い雪を
残した頂が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/7a/de85fc9f7ce1b8dbf212f90664f99d07.jpg)
途中にある展望岩で、ぽかぽか陽気の下でランチタイム。
ここからは、今度は西側の眺めが楽しめるのだ。飯道山、阿星山が正面に見え、
右奥に金勝アルプス、音羽山系、愛宕山、比叡山なども確認できる。
まったく、先ほどの山頂といい、すごい「展望の山」なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/25/829d6faf3d5eb356cf6041e43ec71af3.jpg)
稜線を下ると、小さな橋に出る。これを道なりに行けば、かつて公園として
整備されたときに植えられたシャクナゲの群生地がある。
この日は直進して小沢を渡り、薄い踏み跡をたどって正福寺林道へ上がる。
林業用の作業路が入り組んでややこしいが、ここのヒノキ林は台風被害で
倒木が多く、痛々しかった。作業路上の倒木は処理されて、歩くのには問題ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/c1/08cf09cf37982cd8d3535cec3c1abd25.jpg)
正福寺林道に出て、赤テープで示してある急な小尾根に攀じ登り、
笠岩に寄り道する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/a8/88efc35b829552fe6d4e9de48ac642b3.jpg)
ここからも鈴鹿山系が端から端まで眺められるが、ここは展望もさることながら、
絶妙なバランスで、重力に逆らうがごとく散在する巨岩群のフォルムに
目を奪われる。どういう地殻変動や侵食があって、こんなカタチになったのか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/dd/5707abc56f821bb20ea57ad0553179b8.jpg)
舗装林道(クルマは通行止め)を歩いて、十二坊ピーク直下の公衆トイレに戻り、
ふるさと林道ルートで下山する。
トレランコースと言いながら、木段がところどころ抜け落ちて、丸太を留める
鉄製の番線だけが残ってつまづきやすい。風化花崗岩もよく滑るので要注意。
この日の温は20度近くまで上昇し、慣れない暑さにへばりそうになったが、
無事、十二坊温泉ゆららの駐車場に戻った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/6e/2440aca842a42d52ccbf47c7e3392d72.jpg)
解散する前に、麓の善水寺へ、磨崖仏を見物しに行く。
善水寺には、かつて十二坊どころか、最盛期には26坊もあったという。
観音堂の奥の巨岩には、不動明王が刻まれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/2e/77b7f05ab31f4acd83b8314acd4bb977.jpg)
地蔵堂の右横には、地蔵菩薩がある。
このほかにも、この付近にはもっと大きな磨崖仏が幾つかあり、その気になれば
さらに充実した日帰りハイキングができそうだ。
次はそのあたりも含めてジックリ歩いてみたい。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
白い風化花崗岩の広場となっている十二坊の山頂から、鈴鹿山系を遠望する
■今回のコース
十二坊温泉ゆらら駐車場→十二坊(岩根山)→シャクナゲ群生地→笠岩→十二坊(岩根山)→
十二坊温泉ゆらら駐車場⇒善水寺の磨崖仏
標高差300m未満のコースを、通常の2倍近い時間をかけて歩く「らくらく山歩の会」。
体力に自信のない方や、翌日に疲れを残したくないが、軽い運動をしたい方に
向けて開催している。短いルートなのに「見どころ」がないといけないので、
いつも企画するのに一番気を遣う。今回の十二坊は、いわば「とっておき」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/61/aea96c341300d3e1bbad184a263c2974.jpg)
十二坊温泉ゆらら駐車場を起点にすることで、歩行標高差を短縮する。
朝から、雲一つない晴天だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/c3/2253978b17b54e1b27d6dfa77de1d247.jpg)
道路を横断して登山口から南西尾根ルートに入る。
最初は急坂。ほどなく、岩があちこちに見られるようになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0b/afb1123a768cce7bc88ea587c6a43a0f.jpg)
来月開催されるトレラン大会のために、邪魔な木が切り払われ、ナンバーポイントの
標識も付けられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/cf/a3544e5db0ca1afc4ec94e8288b1f396.jpg)
ヒサカキの花の生臭いニオイの中、標高を稼いでいくと、アセビの白い花も発見。
ツツジはまだ蕾堅しといった具合だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/06/17857c946d6ee227e00a8275d22bbdb9.jpg)
十二坊のピークに到着!
標高わずか405mの三角点から、鈴鹿山系がなんと北から南まですべて見渡せる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/ad/94b32ec5123c333bc4c92b6140fec980.jpg)
少し樹々に隠れがちの伊吹山、霊仙山から、鈴北岳・御池岳、竜ヶ岳、雨乞岳、綿向山、
仙ヶ岳、鈴鹿峠、布引山脈北部の山並みがズラリ。圧巻である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/f6/067cc6c7bd7352c46602cc32b6c9dee6.jpg)
記念写真も忘れずに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/39/798e6bf60de9f4487dd1c2912d6d1068.jpg)
リニューアルされた公衆トイレの横からNHKの鉄塔を回り込み、
いったん、シャクナゲ群生地に下ってみる。
その途中、菩提寺山、三上山などが眼下に臨める。彼方に比良山系の、わずかに白い雪を
残した頂が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/7a/de85fc9f7ce1b8dbf212f90664f99d07.jpg)
途中にある展望岩で、ぽかぽか陽気の下でランチタイム。
ここからは、今度は西側の眺めが楽しめるのだ。飯道山、阿星山が正面に見え、
右奥に金勝アルプス、音羽山系、愛宕山、比叡山なども確認できる。
まったく、先ほどの山頂といい、すごい「展望の山」なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/25/829d6faf3d5eb356cf6041e43ec71af3.jpg)
稜線を下ると、小さな橋に出る。これを道なりに行けば、かつて公園として
整備されたときに植えられたシャクナゲの群生地がある。
この日は直進して小沢を渡り、薄い踏み跡をたどって正福寺林道へ上がる。
林業用の作業路が入り組んでややこしいが、ここのヒノキ林は台風被害で
倒木が多く、痛々しかった。作業路上の倒木は処理されて、歩くのには問題ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/c1/08cf09cf37982cd8d3535cec3c1abd25.jpg)
正福寺林道に出て、赤テープで示してある急な小尾根に攀じ登り、
笠岩に寄り道する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/a8/88efc35b829552fe6d4e9de48ac642b3.jpg)
ここからも鈴鹿山系が端から端まで眺められるが、ここは展望もさることながら、
絶妙なバランスで、重力に逆らうがごとく散在する巨岩群のフォルムに
目を奪われる。どういう地殻変動や侵食があって、こんなカタチになったのか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/dd/5707abc56f821bb20ea57ad0553179b8.jpg)
舗装林道(クルマは通行止め)を歩いて、十二坊ピーク直下の公衆トイレに戻り、
ふるさと林道ルートで下山する。
トレランコースと言いながら、木段がところどころ抜け落ちて、丸太を留める
鉄製の番線だけが残ってつまづきやすい。風化花崗岩もよく滑るので要注意。
この日の温は20度近くまで上昇し、慣れない暑さにへばりそうになったが、
無事、十二坊温泉ゆららの駐車場に戻った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/6e/2440aca842a42d52ccbf47c7e3392d72.jpg)
解散する前に、麓の善水寺へ、磨崖仏を見物しに行く。
善水寺には、かつて十二坊どころか、最盛期には26坊もあったという。
観音堂の奥の巨岩には、不動明王が刻まれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/2e/77b7f05ab31f4acd83b8314acd4bb977.jpg)
地蔵堂の右横には、地蔵菩薩がある。
このほかにも、この付近にはもっと大きな磨崖仏が幾つかあり、その気になれば
さらに充実した日帰りハイキングができそうだ。
次はそのあたりも含めてジックリ歩いてみたい。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!