![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/f5/2c7a62b69a809a0e4bb667ab3b41f42d.jpg)
■メイン写真
高尾山の東展望台からの絶景
■今回のコース
奇絶峡バス停→不動の滝(不動明王堂)→磨崖三尊大石仏→330.3m三角点→反射板→
高尾山(経塚塔)→東展望台→秋津川分岐→サダヤマ→トンネル口分岐→
トンネル前登山口→奇絶峡バス停
予定が空いた2日間を利用し、1泊2日で和歌山の低山をめぐってきた。
初日は紀伊田辺の高尾山。
風光明媚な奇絶峡からの急登ルートが、ずっと前から気になっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/a7/471b41ecb6d1ceff5e3645e2574ecbb2.jpg)
右会津川の渓谷美が楽しめる奇絶峡。バス停のすぐ横の赤い橋を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/c1/be5ef14ee0de4572b2731e53ae1078ba.jpg)
すぐに枝谷である赤城谷から流れ落ちる不動の滝を見る。
滝の上部は巨岩が覆いかぶさり、そこに埋め込むように不動明王堂が
建てられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/51/f9043b96df09d64f4f926b91082821c2.jpg)
不動明王堂の壁は、巨岩の形に沿って器用に切ってある。天井は岩そのもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/fb/7144e536b2cd0ba4ace92bdf4ef54f2d.jpg)
滝の右下から延びる登山道に入り、急坂を登ると、15分ほどで磨崖三尊大石仏の
直下に出る。奇絶峡の車道からは、はるか上に見えたが、いざ近寄ってみると
その大きさに圧倒される。
高さ16m、幅22mの一枚岩に、3体の仏さまが彫ってある。
中央の阿弥陀仏は高さ7.3m、両脇に控える観世音菩薩と勢至菩薩の高さは4.9m。
意外に新しく、昭和41年に開眼。堂本印象画伯の原画をもとに彫られたものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/44/7480fdecbc6439ce3b8ad67d4eace2ae.jpg)
しばし見とれていたが、そうそう、ピークを目指すんだった。
田辺層群の堆積岩質の岩場は、歩きやすいように足場がチッピング
されているところもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/9c/8b551ad2c6a72fc0c51323f6b91f3343.jpg)
急峻な箇所にはロープがつけられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/31/9f174381888531dbf1ea3cd5d21530a0.jpg)
支尾根に出ると、それまでの薄暗い雰囲気から一転、日当たりのいい、背の低い
樹林帯になる。330.3m三角点あたりにはミツバツツジが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/d5/9c2204667cd8e1a3f805538baff01ca0.jpg)
330.3m三角点付近から田辺、白浜方面を見下ろす。
急登はなくなり、稜線を緩やかに上っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/2e/e60c0d64447f694769433ef1489eb093.jpg)
アセビも満開だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/28/b857d9ffb06b7ce3533d8d3f3b682368.jpg)
足下にはツチグリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/dc/173276ed5fd995e261518a0146a6f58a.jpg)
やがてアカマツがチラホラ現れる。マツタケ山の入山禁止を知らせる看板がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/6f/89ec1f8b3b23d6d4935c46655f90c1df.jpg)
電波反射版の背後を通り抜け、しばらく進むと、高尾山の山頂に着く。
展望台を兼ねた白い経塚塔。インパクト抜群だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/be/75daff148fc8724c4fc3aa3d1b870ec1.jpg)
経塚塔に上がると、白浜の円月島が見える。パンダまでは見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/45/ec83a0823ad251a7d8a82edddb8a76ca.jpg)
北東には笠塔山、牛廻山、鉾尖岳あたりが見えているはずなのだが、
特徴あるピークに乏しく、なかなか同定しづらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/71/85253de40fa1a60382a60e0d17017406.jpg)
小鳥の鳴き声がやたら響いてくる。見ると2羽のシジュウカラが、
楽しそうに遊んでいた。
一眼カメラのズームをMAXにして撮る当方は、右肩がゴジュウガタ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/06/a82a40de949520567bb885a74397fef9.jpg)
山頂から東に180m行くと、突然、砂礫地が広がっていた。
あまりのすばらしい眺めに酔いしれた。
この付近にはヒカゲツツジの木も多く見かけた。4月中旬あたりが楽しみだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/8b/f1186828278ebca565251a3727533d52.jpg)
北へ続くだらっとした尾根を下る。
三星山が見える。「岳人」4月号に載せた山だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/3a/37fd568ec3a390579e000fd2956d260e.jpg)
秋津川方面へどんどん下っていくと、やがて集落方面へ下りる道と
奇絶峡トンネルの南側出口近くに下りる道に分かれる。
少し急峻ではあるが、近道のトンネルルートを選ぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/67/236f1366a07a281a73cf9da0ca5e95c5.jpg)
急峻と言ってもルートはジグザグに切ってあり、要所にはロープが張ってある
ので問題はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/de/2b670dfffe45de7b4139460e42c27227.jpg)
トンネル出口のすぐ手前に下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/13/c1f0303f66c22cba2c0e61acd31bf2c2.jpg)
道路沿いの桜を愛でながら、奇絶峡に置いてきたマイカーをめざす。
お手軽に登れる低山だが、なかなか見どころたっぷりで、いい山だ。
ちなみに南側の林道からクルマでアプローチすると、山頂直下まで行け、
パラグライダーの発進基地もある山なのだ。
予想以上にサクッと一周できたので、近くにある短いルートをもう一つ
歩いてみることにした。(続く)
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
高尾山の東展望台からの絶景
■今回のコース
奇絶峡バス停→不動の滝(不動明王堂)→磨崖三尊大石仏→330.3m三角点→反射板→
高尾山(経塚塔)→東展望台→秋津川分岐→サダヤマ→トンネル口分岐→
トンネル前登山口→奇絶峡バス停
予定が空いた2日間を利用し、1泊2日で和歌山の低山をめぐってきた。
初日は紀伊田辺の高尾山。
風光明媚な奇絶峡からの急登ルートが、ずっと前から気になっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/a7/471b41ecb6d1ceff5e3645e2574ecbb2.jpg)
右会津川の渓谷美が楽しめる奇絶峡。バス停のすぐ横の赤い橋を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/c1/be5ef14ee0de4572b2731e53ae1078ba.jpg)
すぐに枝谷である赤城谷から流れ落ちる不動の滝を見る。
滝の上部は巨岩が覆いかぶさり、そこに埋め込むように不動明王堂が
建てられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/51/f9043b96df09d64f4f926b91082821c2.jpg)
不動明王堂の壁は、巨岩の形に沿って器用に切ってある。天井は岩そのもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/fb/7144e536b2cd0ba4ace92bdf4ef54f2d.jpg)
滝の右下から延びる登山道に入り、急坂を登ると、15分ほどで磨崖三尊大石仏の
直下に出る。奇絶峡の車道からは、はるか上に見えたが、いざ近寄ってみると
その大きさに圧倒される。
高さ16m、幅22mの一枚岩に、3体の仏さまが彫ってある。
中央の阿弥陀仏は高さ7.3m、両脇に控える観世音菩薩と勢至菩薩の高さは4.9m。
意外に新しく、昭和41年に開眼。堂本印象画伯の原画をもとに彫られたものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/44/7480fdecbc6439ce3b8ad67d4eace2ae.jpg)
しばし見とれていたが、そうそう、ピークを目指すんだった。
田辺層群の堆積岩質の岩場は、歩きやすいように足場がチッピング
されているところもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/9c/8b551ad2c6a72fc0c51323f6b91f3343.jpg)
急峻な箇所にはロープがつけられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/31/9f174381888531dbf1ea3cd5d21530a0.jpg)
支尾根に出ると、それまでの薄暗い雰囲気から一転、日当たりのいい、背の低い
樹林帯になる。330.3m三角点あたりにはミツバツツジが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/d5/9c2204667cd8e1a3f805538baff01ca0.jpg)
330.3m三角点付近から田辺、白浜方面を見下ろす。
急登はなくなり、稜線を緩やかに上っていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/2e/e60c0d64447f694769433ef1489eb093.jpg)
アセビも満開だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/28/b857d9ffb06b7ce3533d8d3f3b682368.jpg)
足下にはツチグリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/dc/173276ed5fd995e261518a0146a6f58a.jpg)
やがてアカマツがチラホラ現れる。マツタケ山の入山禁止を知らせる看板がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/6f/89ec1f8b3b23d6d4935c46655f90c1df.jpg)
電波反射版の背後を通り抜け、しばらく進むと、高尾山の山頂に着く。
展望台を兼ねた白い経塚塔。インパクト抜群だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/be/75daff148fc8724c4fc3aa3d1b870ec1.jpg)
経塚塔に上がると、白浜の円月島が見える。パンダまでは見えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/45/ec83a0823ad251a7d8a82edddb8a76ca.jpg)
北東には笠塔山、牛廻山、鉾尖岳あたりが見えているはずなのだが、
特徴あるピークに乏しく、なかなか同定しづらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/71/85253de40fa1a60382a60e0d17017406.jpg)
小鳥の鳴き声がやたら響いてくる。見ると2羽のシジュウカラが、
楽しそうに遊んでいた。
一眼カメラのズームをMAXにして撮る当方は、右肩がゴジュウガタ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/06/a82a40de949520567bb885a74397fef9.jpg)
山頂から東に180m行くと、突然、砂礫地が広がっていた。
あまりのすばらしい眺めに酔いしれた。
この付近にはヒカゲツツジの木も多く見かけた。4月中旬あたりが楽しみだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/8b/f1186828278ebca565251a3727533d52.jpg)
北へ続くだらっとした尾根を下る。
三星山が見える。「岳人」4月号に載せた山だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/3a/37fd568ec3a390579e000fd2956d260e.jpg)
秋津川方面へどんどん下っていくと、やがて集落方面へ下りる道と
奇絶峡トンネルの南側出口近くに下りる道に分かれる。
少し急峻ではあるが、近道のトンネルルートを選ぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/67/236f1366a07a281a73cf9da0ca5e95c5.jpg)
急峻と言ってもルートはジグザグに切ってあり、要所にはロープが張ってある
ので問題はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/de/2b670dfffe45de7b4139460e42c27227.jpg)
トンネル出口のすぐ手前に下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/13/c1f0303f66c22cba2c0e61acd31bf2c2.jpg)
道路沿いの桜を愛でながら、奇絶峡に置いてきたマイカーをめざす。
お手軽に登れる低山だが、なかなか見どころたっぷりで、いい山だ。
ちなみに南側の林道からクルマでアプローチすると、山頂直下まで行け、
パラグライダーの発進基地もある山なのだ。
予想以上にサクッと一周できたので、近くにある短いルートをもう一つ
歩いてみることにした。(続く)
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