![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/4d/4ac9dae0499817ee2b2e62cbf2825456.jpg)
この3連休は、土曜日に出社を食らったせいで遠出できずじまい。
身体は少々疲れ気味であるが、少し歩いておかないと筋力が落ちる。
ということで、ともちゃんと二人で、大阪府最南端に位置する
高森山、四国山、甲山を巡ることにした。
南海本線みさき公園駅で多奈川線に乗り換え、終点の多奈川駅まで。
そこから岬町営「ミニループバスみさき」で、これまた終点の小島住吉へ。
ずいぶん遠くまで来た感じを受ける。まさにここは、和歌山県との県境だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/b3/1541710ec6faf0876aee550edf93b315.jpg)
柚ノ浜の海岸に沿って、大川の集落から報恩講寺への標識に従い、左の石柱の間を通る。
報恩講寺は、全体のバランスを考えると、山門がかなり古くて立派。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/13/965e2ca5955b1ffabdd0783066b0987d.jpg)
左右、表と裏に、極彩色の四天王像が安置されている。
ともちゃんが、「カッコいい!今でいう戦隊モノのヒーロー!」とはしゃぐ。
この四天王、傷みが激しいのが残念。きっちり修復されることを望む。
右に廃屋を見送ると山道になる。間もなく鉄製の橋を渡ると、左の急斜面が
伐採されているのに気づく。
道幅は、谷筋を追うごとに狭まり、ウバメガシ林の中をだらだらと登って行く。
明治の昔、軍隊の施設があったようで、当時のものなのか、ところどころ石畳が残る。
また、「陸 何番」などと書かれた標石も散在する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c8/cae47e628c720103ddcc04f21e56c8bc.jpg)
稜線に上がると、ほぼ真東にルートを変える。笹薮を分けるようにして三叉路に
着く。左にすぐで、海が広がって見渡せる高森山の山頂だ。
正面に淡路島が見える。今日は空気が澄んでいて、明石海峡大橋もハッキリ見える。
外海へ出て行こうとする貨物船、そして関空へ向かう飛行機。最高の展望台である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f3/7bd5751de88153696c28dc168506739a.jpg)
高森山を辞し、府県境でもある稜線沿いを南へ。
右側は、和歌山市立森林公園の敷地である。シダが美しい道が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/1d/b0857518d34fb16041a6d7dba46260a7.jpg)
地形図の233m地点には、展望台があるが、潮風にさらされて芯の鉄材が
腐食しており立入禁止になっている。まだそう古くない展望台なのに惜しい限り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/7c/27e69935948719c87a184cfd543e50f0.jpg)
続いて、すぐに四国山の展望台に着く。360度の展望はさすが。
ここの展望台は、木製なので、まだまだ大丈夫。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/7d/9086309d7747f2f048c2a599eb5da86c.jpg)
ちなみに地形図に「四国山」が記載されている241m地点は、山道も消えた、
雑木の中で表示板も何もない。
ここからはもう5分もかからず、大駐車場に下りられる。ここで昼食とした。
ここからは、しばらく舗装道となる。はじめ東へ向くが、大きく右にカーブし、
南を向く。頭上に送電線が横切ると、すぐに左にハシゴかある。
ちょっと掟破りだが、これをとり、関電巡視の踏み跡をとる。送電線下から
続く急な荒れ道を下りれば、佐瀬川バス停へ続く林道に最短距離で出られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/09/6ed65a93a0948ffe7645f3ab5619b98e.jpg)
猿坂峠へ向かう車道をとるが、途中の分岐を左折。
このあたり、廃家電や粗大ゴミが不法投棄され、誠に見苦しい。
「来なきゃよかった」と後悔しつつ、甲山への分岐に入る。
甲山は、純粋に大阪府の領域にある、三角点峰としては、おそらく大阪府の
最南端の山である。特に和歌山県方面の眺めがよい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a4/296b05c5125aa0afaf52558642baf7eb.jpg)
元の舗装林道に戻り、ひたすら横手集落へ向かう。
横手バス停横を右にとり、ようやく未舗装の道に戻れる。
石倉谷沿いの荒れた道も、地形図の堰堤と池の手前で、左に大きくカーブする。
右手前方に、風力発電の風車が見える。結構、風が強い日なのに回転していない。
久しぶりに山の標識が現れる。八王子社跡の分岐である。
少しの登りで、八王子峠、藤原峠と続く。シダが鬱蒼としている。
ともちゃんは、ウラジロを幾つか摘んでいる。
ずっと晴れていたのに、いつの間にか灰色の雲があたりを覆ってきた。
山道は北向きの尾根をたどっている。
急に冷たくなり始めた西風に、風花が舞い始めた。
何本も、右に下りる道はあるが、第五展望台まで足をのばす。
ともちゃんが、大事に運んできたウラジロを飛行機にして
投げている。「うーん、あんまり飛ばない」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/a9/91c763fc13dde07bf2ffd826bf029a1e.jpg)
本来は眺めがいいはずだが、雪が激しくなって、今日は残念。
そそくさと孝子ノ森を抜け、そのまま南海孝子駅に下りた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/bd/ab21699e9d5131333e09b089822f8602.jpg)
今日は結構な距離を歩いたなあ。
身体は少々疲れ気味であるが、少し歩いておかないと筋力が落ちる。
ということで、ともちゃんと二人で、大阪府最南端に位置する
高森山、四国山、甲山を巡ることにした。
南海本線みさき公園駅で多奈川線に乗り換え、終点の多奈川駅まで。
そこから岬町営「ミニループバスみさき」で、これまた終点の小島住吉へ。
ずいぶん遠くまで来た感じを受ける。まさにここは、和歌山県との県境だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/b3/1541710ec6faf0876aee550edf93b315.jpg)
柚ノ浜の海岸に沿って、大川の集落から報恩講寺への標識に従い、左の石柱の間を通る。
報恩講寺は、全体のバランスを考えると、山門がかなり古くて立派。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/13/965e2ca5955b1ffabdd0783066b0987d.jpg)
左右、表と裏に、極彩色の四天王像が安置されている。
ともちゃんが、「カッコいい!今でいう戦隊モノのヒーロー!」とはしゃぐ。
この四天王、傷みが激しいのが残念。きっちり修復されることを望む。
右に廃屋を見送ると山道になる。間もなく鉄製の橋を渡ると、左の急斜面が
伐採されているのに気づく。
道幅は、谷筋を追うごとに狭まり、ウバメガシ林の中をだらだらと登って行く。
明治の昔、軍隊の施設があったようで、当時のものなのか、ところどころ石畳が残る。
また、「陸 何番」などと書かれた標石も散在する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c8/cae47e628c720103ddcc04f21e56c8bc.jpg)
稜線に上がると、ほぼ真東にルートを変える。笹薮を分けるようにして三叉路に
着く。左にすぐで、海が広がって見渡せる高森山の山頂だ。
正面に淡路島が見える。今日は空気が澄んでいて、明石海峡大橋もハッキリ見える。
外海へ出て行こうとする貨物船、そして関空へ向かう飛行機。最高の展望台である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f3/7bd5751de88153696c28dc168506739a.jpg)
高森山を辞し、府県境でもある稜線沿いを南へ。
右側は、和歌山市立森林公園の敷地である。シダが美しい道が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/1d/b0857518d34fb16041a6d7dba46260a7.jpg)
地形図の233m地点には、展望台があるが、潮風にさらされて芯の鉄材が
腐食しており立入禁止になっている。まだそう古くない展望台なのに惜しい限り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/7c/27e69935948719c87a184cfd543e50f0.jpg)
続いて、すぐに四国山の展望台に着く。360度の展望はさすが。
ここの展望台は、木製なので、まだまだ大丈夫。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/7d/9086309d7747f2f048c2a599eb5da86c.jpg)
ちなみに地形図に「四国山」が記載されている241m地点は、山道も消えた、
雑木の中で表示板も何もない。
ここからはもう5分もかからず、大駐車場に下りられる。ここで昼食とした。
ここからは、しばらく舗装道となる。はじめ東へ向くが、大きく右にカーブし、
南を向く。頭上に送電線が横切ると、すぐに左にハシゴかある。
ちょっと掟破りだが、これをとり、関電巡視の踏み跡をとる。送電線下から
続く急な荒れ道を下りれば、佐瀬川バス停へ続く林道に最短距離で出られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/09/6ed65a93a0948ffe7645f3ab5619b98e.jpg)
猿坂峠へ向かう車道をとるが、途中の分岐を左折。
このあたり、廃家電や粗大ゴミが不法投棄され、誠に見苦しい。
「来なきゃよかった」と後悔しつつ、甲山への分岐に入る。
甲山は、純粋に大阪府の領域にある、三角点峰としては、おそらく大阪府の
最南端の山である。特に和歌山県方面の眺めがよい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a4/296b05c5125aa0afaf52558642baf7eb.jpg)
元の舗装林道に戻り、ひたすら横手集落へ向かう。
横手バス停横を右にとり、ようやく未舗装の道に戻れる。
石倉谷沿いの荒れた道も、地形図の堰堤と池の手前で、左に大きくカーブする。
右手前方に、風力発電の風車が見える。結構、風が強い日なのに回転していない。
久しぶりに山の標識が現れる。八王子社跡の分岐である。
少しの登りで、八王子峠、藤原峠と続く。シダが鬱蒼としている。
ともちゃんは、ウラジロを幾つか摘んでいる。
ずっと晴れていたのに、いつの間にか灰色の雲があたりを覆ってきた。
山道は北向きの尾根をたどっている。
急に冷たくなり始めた西風に、風花が舞い始めた。
何本も、右に下りる道はあるが、第五展望台まで足をのばす。
ともちゃんが、大事に運んできたウラジロを飛行機にして
投げている。「うーん、あんまり飛ばない」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/a9/91c763fc13dde07bf2ffd826bf029a1e.jpg)
本来は眺めがいいはずだが、雪が激しくなって、今日は残念。
そそくさと孝子ノ森を抜け、そのまま南海孝子駅に下りた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/bd/ab21699e9d5131333e09b089822f8602.jpg)
今日は結構な距離を歩いたなあ。