![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/6a/72c459b6c83b645ea6194ca3f8a03f2a.jpg)
■メイン写真
全方位の絶景が広がる真妻山の山頂。一等三角点がある。
■今回のコース
大滝川森林公園→展望台分岐→涼みの滝→徳本上人所行洞窟→(上人道)→真妻山→
高石大明神→観音祠→役行者祠→岩屋不動→25m滝→炭焼き小屋→御瀧神社(大滝)→
大滝川森林公園
田辺市内のホテルに泊まり、この日はご当地富士「日高富士」として知られる真妻山へ。
この山も、京阪神から日帰りで登れ、かつ絶景と滝めぐりができる、「おいしい」山だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/a9/1811d86198ca5264d395514fdd5b3fc0.jpg)
大滝川森林公園に駐車、もうサクラも咲き始めていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/88/7e3832c1d002043182254a54e23c0e27.jpg)
この赤い橋を渡ったところが登山口だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/ea/ca789066cf94a216766ba5270e36b205.jpg)
すぐに現れるのが涼みの滝。水量は多くないが、ハングした岩から飛沫が降り注ぐ、
なかなか趣のある滝だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/28/f483b1fbb42089e040bd2803d0e378fa.jpg)
そのすぐ上にあるのが、徳本上人所行洞窟。
大滝川森林公園近くにある月照寺で30日間の念仏修業を行ったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/a4/84989522f5d0a5d7de4873c9dad25b8e.jpg)
洞窟の前には展望デッキがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/19/4122e24a2f2110ecc132de05591f0657.jpg)
鎖やロープの急坂が続く。登っていて楽しいところだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/05/905f70ad6f755e7230104afebb1d5c17.jpg)
尾根に出ると備長炭の材料であるウバメガシが多くなり、傾斜は緩む。
最後に短い急登をエイヤッと登ると、明るく開けた真妻山の山頂に出る。
児嶋弘幸兄の名著「和歌山県の山」では、真妻山は、伊都の丹生に天降った
丹生都姫神が遷座の地を探し求めて再び降り立った地とされているそうだ。
そういえば丹生都姫神といえば、高野山に向かう途中、かつらぎ町に有名な
「丹生都比売神社」があったなぁ。
開放感にひたりながら、海を眺めたり、矢筈岳方面に連なる山並みを見たり。
んー、気持ちいい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/66/e46ccb85f073f3f5b155c51541fa569c.jpg)
山頂にはまだ新しい祠がある。千手観音が祀られている。
この祠、今回歩いたルート中に同じ設計のものがあちこちにあった。
地元の手厚い信仰心をうかがい知ることができる。
なお、山頂は山野道、松原道とのジャンクションピークとなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/66/6cd3710b0519390b8082a435ea18845b.jpg)
この日は東へ稜線をたどる。
しばらく行くと、岩肌にへばりつくように高石大明神が祀られていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/57/0a8af340959a331867a8e07a4d308dd8.jpg)
P496直下には、観音祠がある。
ここに到着したとき、東尾根から人の声がすると思ったら、自衛隊の皆さんが
演習でぞろぞろと姿を現した。迷彩服に一瞬たじろいだが、りりしい笑顔の
さわやかな兄ちゃん達だった。皆さん、首にコンパスをかけて、どうやら読図
しながら山を歩いているようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/e1/5b111e6f546e3d3fa285292ff9d71070.jpg)
P496は木が伐られていて、図根点が設置してある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/7c/3f4135a67dcd12864b4e44ed1ca5891a.jpg)
遠く風力発電施設が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/56/8b9a9151da26001615a0d83c26718a24.jpg)
観音祠から北へ下る。道は明瞭、歩きやすい。
標高差で150mほど下ったところに役行者祠がある。
東へ水平道が分岐しているが、おそらく大日如来祠に通じているものだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/0d/6b9f22f5d1fbf7fc21d3834766542dd6.jpg)
さらに下り、谷筋に出ると、そこは古い石垣群。棚田や、人が住んでいたと
おぼしき平坦地があったり、なかなか味のある一角だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/7c/49b8f32d6951a43fc371aa985fa3c06f.jpg)
その石垣エリアの下部に、岩屋不動へ向かう分岐を見つけたので寄り道してみた。
ちょっとトラバースしたら着くのかなとタカをくくっていたら、標高差50mほど
一気に登らされたが、北側が開けた岩壁に造られたテラス状の場所に
不動明王を持つ祠を見つけた。一連の祠と同一デザインだ。
中にいらっしゃる石仏も、いずれもまだ新しいものと思われた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/62/76e1d8e33da2fae40b851e3135be2565.jpg)
もとの道に戻り、ほんの少し下ると、無名の25m滝が見えてくる。
登山道をちょっとだけ外れ、滝の直下に行ってみる。この滝も水量は少ないが、
風情がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/0c/9a71687f57498004dfcb811578fd2019.jpg)
大滝川の出合に下りてきた。林道沿いには、まだ現役の炭焼き小屋がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/4b/0bf52f150ce278d9d297fed8dd753de7.jpg)
林道を東へ少し行くと、御瀧神社がある。
ご神殿の上にあるオーバーハングした巨岩もすごかったが、
手前にかかる10m弱の大滝は、エメラルド色の釜がたいへん美しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/0c/eb2022ca40570132943f659abf397636.jpg)
ちょうど滝の下側に虹がかかった。なんとラッキーな!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/dd/e3c254724a345a66dc5c660ab8b9bad3.jpg)
あとは林道を下り、大滝川森林公園まで気ままに戻るだけ。
サクラを愛でながら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/0f/4db90b4147d2a9b984f897be42ade67c.jpg)
シロバナタンポポも一株だけ見つけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/20/af4db2832176e3b71735476c953cd034.jpg)
キンポウゲもみっけ!
最後に春を感じつつ、短かくも、まったく退屈しない山行を終えた。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
全方位の絶景が広がる真妻山の山頂。一等三角点がある。
■今回のコース
大滝川森林公園→展望台分岐→涼みの滝→徳本上人所行洞窟→(上人道)→真妻山→
高石大明神→観音祠→役行者祠→岩屋不動→25m滝→炭焼き小屋→御瀧神社(大滝)→
大滝川森林公園
田辺市内のホテルに泊まり、この日はご当地富士「日高富士」として知られる真妻山へ。
この山も、京阪神から日帰りで登れ、かつ絶景と滝めぐりができる、「おいしい」山だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/a9/1811d86198ca5264d395514fdd5b3fc0.jpg)
大滝川森林公園に駐車、もうサクラも咲き始めていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/88/7e3832c1d002043182254a54e23c0e27.jpg)
この赤い橋を渡ったところが登山口だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/ea/ca789066cf94a216766ba5270e36b205.jpg)
すぐに現れるのが涼みの滝。水量は多くないが、ハングした岩から飛沫が降り注ぐ、
なかなか趣のある滝だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/28/f483b1fbb42089e040bd2803d0e378fa.jpg)
そのすぐ上にあるのが、徳本上人所行洞窟。
大滝川森林公園近くにある月照寺で30日間の念仏修業を行ったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/a4/84989522f5d0a5d7de4873c9dad25b8e.jpg)
洞窟の前には展望デッキがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/19/4122e24a2f2110ecc132de05591f0657.jpg)
鎖やロープの急坂が続く。登っていて楽しいところだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/05/905f70ad6f755e7230104afebb1d5c17.jpg)
尾根に出ると備長炭の材料であるウバメガシが多くなり、傾斜は緩む。
最後に短い急登をエイヤッと登ると、明るく開けた真妻山の山頂に出る。
児嶋弘幸兄の名著「和歌山県の山」では、真妻山は、伊都の丹生に天降った
丹生都姫神が遷座の地を探し求めて再び降り立った地とされているそうだ。
そういえば丹生都姫神といえば、高野山に向かう途中、かつらぎ町に有名な
「丹生都比売神社」があったなぁ。
開放感にひたりながら、海を眺めたり、矢筈岳方面に連なる山並みを見たり。
んー、気持ちいい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/66/e46ccb85f073f3f5b155c51541fa569c.jpg)
山頂にはまだ新しい祠がある。千手観音が祀られている。
この祠、今回歩いたルート中に同じ設計のものがあちこちにあった。
地元の手厚い信仰心をうかがい知ることができる。
なお、山頂は山野道、松原道とのジャンクションピークとなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/66/6cd3710b0519390b8082a435ea18845b.jpg)
この日は東へ稜線をたどる。
しばらく行くと、岩肌にへばりつくように高石大明神が祀られていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/57/0a8af340959a331867a8e07a4d308dd8.jpg)
P496直下には、観音祠がある。
ここに到着したとき、東尾根から人の声がすると思ったら、自衛隊の皆さんが
演習でぞろぞろと姿を現した。迷彩服に一瞬たじろいだが、りりしい笑顔の
さわやかな兄ちゃん達だった。皆さん、首にコンパスをかけて、どうやら読図
しながら山を歩いているようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/e1/5b111e6f546e3d3fa285292ff9d71070.jpg)
P496は木が伐られていて、図根点が設置してある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/7c/3f4135a67dcd12864b4e44ed1ca5891a.jpg)
遠く風力発電施設が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/56/8b9a9151da26001615a0d83c26718a24.jpg)
観音祠から北へ下る。道は明瞭、歩きやすい。
標高差で150mほど下ったところに役行者祠がある。
東へ水平道が分岐しているが、おそらく大日如来祠に通じているものだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/0d/6b9f22f5d1fbf7fc21d3834766542dd6.jpg)
さらに下り、谷筋に出ると、そこは古い石垣群。棚田や、人が住んでいたと
おぼしき平坦地があったり、なかなか味のある一角だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/7c/49b8f32d6951a43fc371aa985fa3c06f.jpg)
その石垣エリアの下部に、岩屋不動へ向かう分岐を見つけたので寄り道してみた。
ちょっとトラバースしたら着くのかなとタカをくくっていたら、標高差50mほど
一気に登らされたが、北側が開けた岩壁に造られたテラス状の場所に
不動明王を持つ祠を見つけた。一連の祠と同一デザインだ。
中にいらっしゃる石仏も、いずれもまだ新しいものと思われた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/62/76e1d8e33da2fae40b851e3135be2565.jpg)
もとの道に戻り、ほんの少し下ると、無名の25m滝が見えてくる。
登山道をちょっとだけ外れ、滝の直下に行ってみる。この滝も水量は少ないが、
風情がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/0c/9a71687f57498004dfcb811578fd2019.jpg)
大滝川の出合に下りてきた。林道沿いには、まだ現役の炭焼き小屋がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/4b/0bf52f150ce278d9d297fed8dd753de7.jpg)
林道を東へ少し行くと、御瀧神社がある。
ご神殿の上にあるオーバーハングした巨岩もすごかったが、
手前にかかる10m弱の大滝は、エメラルド色の釜がたいへん美しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/0c/eb2022ca40570132943f659abf397636.jpg)
ちょうど滝の下側に虹がかかった。なんとラッキーな!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/dd/e3c254724a345a66dc5c660ab8b9bad3.jpg)
あとは林道を下り、大滝川森林公園まで気ままに戻るだけ。
サクラを愛でながら。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/0f/4db90b4147d2a9b984f897be42ade67c.jpg)
シロバナタンポポも一株だけ見つけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/20/af4db2832176e3b71735476c953cd034.jpg)
キンポウゲもみっけ!
最後に春を感じつつ、短かくも、まったく退屈しない山行を終えた。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!