こんにゃく閻魔のほおずき市

2015年07月18日 | 東京のお散歩


小石川にある浄土宗寺院、常光山源覺寺(源覚寺)は、こんにゃく閻魔で知られています。



源覚寺は寛永元(1624)年に、のちに増上寺十八世となる
定誉随浪(波)上人によって創建され、時の将軍秀忠・家光から深い信仰を受けました。

江戸時代宝暦年間には、目を患った老婆が日々この閻魔像に治癒祈願をしたところ
閻魔大王が自らの右目を老婆に与え、眼病が治癒し、老婆はそのお礼に
自分の好物であったこんにゃくを断ち、閻魔像に供え続けたことから
こんにゃくゑんまと呼ばれるようになったとされています。

このため、こんにゃく閻魔の右目は黄色く濁っています。

ほおずき市は、今年で30回目を迎える、寺の歴史からみると歴史の浅いイベントですが
境内だけでなく伝通院朝顔市など、小石川地区総出で多くのイベントが行われ
すでに東京の夏の風物詩となっています。
今年は、今日と明日が開催日です。

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