第一雲雀ヶ谷踏切

2017年07月05日 | 東京のお散歩
都内に数ある踏切の中でも、有数の「開かずの踏切」が
JR埼京線と東武東上線の並走する区間にあります。

赤羽線第一雲雀ヶ谷踏切(東上線3号踏切)がその踏切。
2つの高頻度運行路線を跨ぐため、ラッシュ時間帯は、殆ど閉まったままの踏切です。

かつては貨物線の引き上げ線もこの踏切にかかっていたり、東上線も地下鉄乗り入れがなく
池袋発着の本数が今以上に多かったため、さらに閉まっている時間が長かった記憶があります。
その頃は踏切警守が常駐する、手動の踏切だったため、事故もあまり起きませんでした。

貨物がなくなり、東上線の池袋地上口が減便になってからは、自動踏切になり
多少踏切が開く時間も増えたせいか、逆に直前横断などによる事故や遅延が増えたようです。

都内には1000以上の踏切が存在していて、その内、京王線の踏切を中心に、
200基ほどの開かずの踏切が存在しています。

いくつかの踏切は、立体交差化などで解消する計画もあるようですが
ここは一方通行道路であることと、2つの鉄道会社にまたがっていること
駅や車庫があること、歩行者用地下道がある事などから、立体交差の計画もないようです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする